
日々の業務でニュースをキャッチアップする時間がなかなか取れない方もいらっしゃると思います。そこで、2026年7月のEC・ネット通販関連の主要ニュースをまとめました。今回取り上げるテーマは、「配送料の値上げ」と「クレカ決済のルール変更」です。
本記事とは別に、運営堂の森野誠之さんとニュースの詳細解説をポッドキャストにて配信しております。お時間がある方は、あわせてチェックしていただけますと幸いです。
日本郵便とヤマト運輸、2026年10月から配送料を値上げ
2026年7月、日本郵便とヤマト運輸の配送料改定が発表されました。ヤマト運輸に関しては、Amazonが出品者向けに提供する「マーケットプレイス配送サービス」の料金変更として発表したものです。
日本郵便、ゆうパックやクリックポストなどを値上げ
日本郵便は10月1日から、ゆうパックの基本運賃を平均約10%引き上げます。関東から関東への配送では、同一都県内を除き、60サイズは税込880円から970円、100サイズは1,500円から1,650円、140サイズは2,170円から2,600円、170サイズは3,070円から3,680円となります。
ゆうパケットは厚さ別の料金区分を廃止し、厚さ3cm以内で一律360円に変更。クリックポストも185円から240円に値上げする一方、重量上限を1kgから2kgに拡大します。
ヤマト運輸、Amazon出品者向け配送で大型サイズを値上げ
Amazonの「マーケットプレイス配送サービス」で利用できるヤマト運輸の配送料金は、10月21日に一部改定されます。
ネコポス、宅急便コンパクト、宅急便の60~120サイズは据え置き。一方、140~200サイズは配送区間に応じて引き上げられ、関東発・関西着では約11~17%の値上げとなります。




クレカ決済のルール変更、仮売上の期限短縮などEC事業者に影響
2026年7月、Visa・Mastercardなどのブランドルール変更を受け、国内の決済代行会社がクレジットカード決済の仕様変更を進めています。主な変更点は、仮売上から実売上へ切り替えられる期間の短縮です。仮売上とは、注文時にカードの利用枠を確保し、商品発送時などに売上を確定する仕組みです。
仮売上から実売上までの期限を最長25日に短縮
GMOペイメントゲートウェイは7月23日から、実売上可能期間を60日から25日に短縮しました。ゼウスも9月頃から、90日以内から25日以内へ変更する予定です。
予約販売や受注生産、取り寄せ商品など、注文から売上確定まで25日を超える場合は、再オーソリや再決済を前提とした運用の見直しが必要です。
海外発行カードや金額変更、有効性確認の仕様も変更
PAY.JPは8月中に予定している仕様変更後、海外発行カードのオーソリ期間を最長7日に制限します。7日を超える期間を指定した場合も、オーソリ期間は7日となります。国内発行カードの挙動に変更はありません。
ゼウスでは、仮売上時と異なる金額で売上を確定できなくなり、金額を変更する場合は、変更後の金額で改めて仮売上を取得する必要があります。
また、fincode byGMOは9月30日から、カードの有効性確認を目的とした、売上確定を伴わない仮売上を禁止します。1円などの少額で仮売上を行うのではなく、専用の有効性チェックを利用するよう案内していくとのことです。




7月のおすすめ記事
お時間がありましたら、下記の記事もご覧いただければです。事業者さんや支援事業者さんによる、事例を踏まえた内容となっていますので、日々の業務に何かしらお役に立つかと思います。ポッドキャストでは、配信者のお気に入りの記事について、コメントや取材の裏話をお伝えしています。ここではその一部を紹介しますが、気になる方はぜひお聞きください。



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