
台湾越境ECサービスマップは、「モール」「カート」「マーケティング」「運営代行」「CS(カスタマーサポート)」「決済」「代理購入」「フルフィルメント」「配送」の9つの項目に分けて、サービスを紹介しています。台湾越境ECを行うにあたってのパートナー選びの参考にしていただけますと幸いです。
モール
ECで販売する方法の1つとして、モールが挙げられます。日本で例えるなら、楽天市場やYahoo!ショッピングが代表的です。台湾では、次の4つのモールをおさえると良いでしょう。
- Shopee
- Qoo10
- pinkoi
- DOKODEMO
カート
モール以外にECで販売する方法として、自社サイトがあります。カートシステムを活用するのですが、越境EC対応しているかがポイントになってきます。代表的なカートシステムは次の通りです。
- LaunchCart(ランチカート)
- Shopify(ショッピファイ)
- Live Commerce(ライブコマース)
- Multilingualcart(マルチリンガルカート)
- Magento(マジェント)
- Cafe24(カフェ24)
- SKY FASTENER(スカイファスナー)
マーケティング
台湾は日本から近く、親日家が多いですが、文化・慣習・国民性・法律などが異なります。そのため、台湾越境ECのマーケティングについて知見・経験があるパートナー選びが大切です。
また、日本と同じようにマーケティングのトレンドも時代とともに変わってきていますので、それに合わせて施策を行う必要があるでしょう。台湾越境ECのマーケティング施策に関するトレンドについては、下記の記事をご覧いただければと思います。
▶台湾越境ECの変遷:台湾のデジタル市場と日本企業の進出トレンド
- レントラックス
- ペンシル
- マイクロアド台湾
- フォーイット
- アジアンブリッジ
- GHold
- SKY FASTENER(スカイファスナー)
- BeeCruise(ビークルーズ)
- アライドアーキテクツ
- SIパートナーズ
- トランスコスモス
運営代行
台湾越境ECを行うにあたって、言語・通貨(決済)・物流・法律などに対応する必要があります。台湾越境ECの運営代行を依頼する際は、実績を踏まえて選ぶとよいでしょう。
- SIパートナーズ
- フォーイット
- スターフィールド
- SKY FASTENER(スカイファスナー)
- トランスコスモス
- アジアンブリッジ
CS(カスタマーサポート)
越境ECの顧客対応において、言語はもちろん、文化・慣習・国民性・法律の理解が重要になってきます。
- レントラックス
- SIパートナーズ
- トランスコスモス
- ベルシステム24
決済
台湾は日本と同様ににクレジットカードが主流ですが、コンビニで商品を受け取る際に決済を行うのが一般的です。決済代行サービスとしてはPayoneerが挙げられます。また、後払い決済サービスのAFTEEもおさえておくといいでしょう。
- AFTEE(アフティー)
- Payoneer(ペイオニア)
代理購入
海外の顧客が日本国内のECサイトでほしい商品を代理で購入してくれるサービスです。海外代理購入サービスを利用する事業者は商品を納品するだけで、海外の顧客への発送はサービス提供会社が行ってくれます。代表的なサービスとしては、次の2つが挙げられます。
- Buyee(バイイー)
- WorldShopping BIZ(ワールドショッピングビズ)
フルフィルメント
ECで注文された商品を、消費者に届けるまでに必要な業務全般を指します。商品の在庫をどこに保管するかで業務フローや戦略が大きく異なります。発送する上で避けては通れない通関手続きなど、台湾現地の商習慣を熟知した物流のスペシャリストに相談しながら進めましょう。
配送
ラストワンマイルは、近年、物流業界の課題として挙げられています。越境ECにおいて、配送は「品質」が特に問われるところでしょう。
- ECMSジャパン
- 4PX EXPRESS JAPAN
- SF International(SFジャパン)
- 日本郵便
- 佐川急便
※こちらの台湾越境ECサービスマップは、スターフィールド株式会社の協賛によって作成しております。また、マップの作成にあたって、その他掲載企業にご協力いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。台湾越境ECを行うにあたって、皆様のお役に立てば幸いです。
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