「カラーミーショップ大賞 2023」受賞店舗の傾向と主催者GMOペパボの想い【参加レポート】
ニュースの概要

2023年9月13日に『カラーミーショップ大賞 2023』の授賞式が開催されました。ネットショップ作成サービス「カラーミーショップbyGMOペパボ(以下、カラーミーショップ)」を利用する5万以上の店舗の中から優れた店舗を表彰する、GMOペパボ株式会社(以下、GMOペパボ)主催のコンテストになります。本記事では、主催者であるGMOペパボの想いと受賞店舗の傾向について触れていきます。

カラーミーショップ大賞にかけるGMOペパボの想い

オープニングの挨拶では、GMOペパボの代表取締役である佐藤健太郎さんからカラーミーショップ大賞に対する想いを「日ごろの運営努力や創意工夫、店舗の成長を皆で分かち合いたい、たたえ合いたい。そして店舗同士での情報交換や、GMOペパボのスタッフとの交流を楽しんでほしい」と語られていました。

今年で創業20周年を迎えるGMOペパボ。当初、カラーミーショップは、個人の方やこれからネットショップを始める方を中心に利用されていたそうです。

しかし、利用されている店舗が活躍し、EC市場が伸びるにつれ、カラーミーショップも進化してきたと佐藤さんは言います。今では個人だけでなく多くの法人にも利用され、初心者から上級者まで幅広い方に支持されているとのこと。

そのような背景から、より店舗の成長を応援したいということで、今年の1月からプレミアムプランの提供を開始されたそうです。今後もカラーミーショップをより良くしていくために、要望は積極的に伝えてほしいと話されていました。

2023年1月から始まった「プレミアムプラン」(プレスリリース)

各賞の紹介と受賞店舗の共通点

賞は「大賞」「優秀賞」「地域賞」「ジャンル賞」「にっぽん文化奨励賞」「Amazon Pay賞」「特別賞」の7つあります。

特別賞は、昨年の「新人賞」「SDGs賞」「デザイン賞」「セレクト賞」「商品賞」に加え、今年から新たに「DX賞」「コミュニケーション賞」「コンテンツ賞」が追加されました。

「大賞」「優秀賞」「地域賞」「ジャンル賞」は、デザイン・PR・成長率という3つの審査基準から決定されています。デザインとPRの項目について、EC事業部部長の寺井秀明さんに詳しく伺いました。

「ECを事業の柱として捉えたときに、その時々に応じてどのように表現されているかを見ています。例えば、コロナ禍で初めてECで買い物をされる方が増えた中で、そういった方でも安心して購入できるような設計になっているか。専門的な商材であれば、その部分がわかりやすく伝えられているかなど、さまざまな観点から判断しています」(寺井さん)

「大賞」「優秀賞」を受賞された店舗

授賞式の総括では、常務取締役の星隼人さんから受賞された店舗の共通点として、コンテンツ力が素晴らしいことを挙げられていました。商品紹介ページや動画の作成、SNSの発信など、大変ではあるが、そういう地道なコンテンツ作りが大事だと話されます。

受賞した店舗や審査委員からのコメントは下記サイトからご覧いただけます。ECサイトはもちろん、SNSも参考になると思いますので、ぜひチェックしてみてください。

▼『カラーミーショップ大賞 2023』特設サイト
https://award.shop-pro.jp/2023

WordPress連携・Amazon Pay利用の月額費用を無料に

カラーミーショップではオプションでWordPressと連携することができます。利用にあたっては月額5,500円(税込)がかかっていたのですが、ネットショップにおけるコンテンツ作成の重要性から、来月から無料で提供するとのことです。

また、Amazon Payを利用するにあたっての月額費用も来月から無料にすることを発表されました。Amazon Payを導入した店舗のほとんどが、CVRが向上しているというデータが出ているそうです。これまで月額2,200円(税込)がかかっていましたが、より多くの店舗に利用いただきたいと思って無料化に踏み切ったと言います。

「カラーミーショップ大賞 2023」授賞式に参加して

寺井さんとお話しする機会を頂いたのですが、受賞された店舗がこれからネットショップを始める方のモデルや憧れの対象になればという想いで、カラーミーショップ大賞を開催しているとおっしゃいます。

GMOペパボとしてのミッションや、カラーミーショップ大賞にかける想いが、佐藤さん、星さん、寺井さんから伝わってきました。受賞された店舗さんには後日改めてインタビューさせていただきますので、公開を楽しみにしてください。

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