ECサイトと実店舗の連携をどうする?OMOの今とこれから

オンとオフの顧客行動を一元管理することで消費者の行動が把握できる

”オンライン下見後、ご来店いただき、さまざまなご提案で信頼関係を築くことができたお客様。気に入ったものが見つかったものの、荷物にならないようにとオンラインでの購入になる”このような「オンライン→リアル店舗→オンライン」という消費者行動がここ2、3年程で非常に増えてきました。

飲食店のモバイルオーダーのように、買う場所や受け取る場所の自由度がまだ少ない小売市場でもお客様はオンラインとリアル店舗を自由に出入りし、境目を自身でつなぎ合わせてそれぞれのメリットを活用したショッピングを日々行っています。

そしてサービス同様、データも未だオンラインとリアル店舗では別々に存在しており、どちらか一方のデータ=消費者行動の一部しか活用できていないのが現状です。

この2つを一元管理することは、本来の正しい消費者行動が把握できると共に、どちらの領域でも活用しあえる価値のあるデータ取得につながります。

オンとオフで行動データが分断され、把握・分析が難しい

オンライン上では来店から購買までの行動と共に、購買しなかった場合のデータまで個人単位で詳細に把握しています。そのため、パーソナルで効果的な広告や施策から購買へつなぐ戦略立てに活用することができます。

一方でリアル店舗では、購買したというデータはあるものの、購買前の行動や、購買しなかった場合のデータは可視化できるものがありません。現状オフラインの店舗では感覚値での定性的な分析をもとに店内の戦略や運営判断をしていることが多いのではないでしょうか。

しかし「リアル店舗で商品を見て触って、後でゆっくり購入を検討したい」という需要が高まり1人のお客様がどちらも行き来している現在では、オンオフデータを活用しサービスをつなぐことで、企業側に与えるメリットは大きいです。さらにお客様に対してもシームレスなショッピング体験の向上や購買促進へ貢献できるようになります。オンラインとオフラインのショッピングの垣根をなくし、新しいショッピングスタイルへの対応は小売事業者にとって必要不可欠になりつつあります。

さいごに:Store360UXの紹介

弊社が提供するStore360UXの最大の特徴は、今まで感覚値で収集していたリアル店舗での情報を、施策によって収集し定量化できることです。その施策はアプリとビーコンを活用したオフラインでしか体験できないものとなり、店舗とアプリの価値を向上させることにも繋がっています。得たデータとつないだオンラインデータによりまさにOMO文脈の定量化が実現できます。

【Store360UXの主な機能】

  • 来店通知:店舗に来店している人に向けたプッシュ通知
  • カルテ図挿入:Store360UXで得たデータでより深い接客が可能に
  • スタッフビーコン:スタッフの実績を店舗購入とオンライン購入の両軸で可視化

上記のように、Store360UXにてオフラインの定量化を実現することで現在の消費者行動にあわせた企業成長と、顧客満足度向上に繋がり、選ばれる企業になるためのサポートができます。

▼Store360UXの詳細はこちら
https://corporate.tangerine.io/Store360UX

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