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「楽天スーパーSALE」は売上を大きく伸ばすチャンス
楽天市場における目玉イベントの 1 つ「楽天スーパーSALE」。半額商品・割引商品がたくさん掲載されると同時に、ショップ買いまわり企画が開催されるほか、テレビ CM なども放映されるため、売上が大きく伸びるイベントのひとつです。
3 ヶ月に 1 回ほどのペースで開催されるこちらのイベントですが、みなさん、どのように事前の対策をしているでしょうか?
「何も手をつけられていない」「何をしたらいいかわからない」という方は、この記事で売れる店舗がやっている施策を総点検しましょう!
売れる店舗がやっている 7 大施策
1.セール専用の商品を用意しよう
楽天市場全体の売上が伸びるため、通常販売品だけでも売上が伸びる可能性はありますが、できればセール専用の商品を用意しておきたいところ。
特に「入口商品」と呼ばれる、自店舗を継続して利用していただけるキッカケとなる商品を、割引価格やポイント変倍率をアップして販売数を伸ばしておくことで、セール後の持続的な売上につながります。
3 ヶ月に 1 度しかないチャンスなので、しっかり準備しておきたいですね。
2.スーパーSALEサーチに登録しよう
「楽天スーパーSALE」で売上アップに欠かせないのが「スーパーSALEサーチ(※)」への商品登録です。このセール限定サーチでは、条件を満たした登録商品だけが検索結果に表示されるので、自店舗の商品をお客様に見つけてもらいやすくなります。
(※)スーパーSALEサーチの詳細はこちら
スーパーSALEサーチに掲載するためには、以下の商品情報を設定のうえ、事前に申請が必要となります。
- 販売期間(販売開始日時 / 販売終了日時)を「楽天スーパーSALE」期間中にする
- 販売価格を10%以上下げる
- 表示価格を「当店通常価格」、「メーカー希望小売価格」、「商品価格ナビのデータ参照」に変更
このとき販売期間を設定してしまうと、セール開始までの期間は商品の販売ができなくなってしまいます。あらかじめスーパーSALEサーチに登録する商品のコピーページを用意しておくことで、セール前の売り逃しを防ぐことができるため、オススメです。
3.販売価格を変えて売上を伸ばそう
セール専用商品やスーパーSALEサーチに登録していない商品でも、販売価格を変更することで売上を伸ばすことができます。
例えば、ショップ買いまわりの終了間際では、もう 1 店舗買い回るために、1,000 円ちょうどの商品を探す方が増えます。終了間際の数時間だけ価格を少し下げて、1,000 円ちょうどにするだけでも、売上が伸びる可能性があるので、ぜひ、試してみて下さい。
4.ポイント変倍率を変えて売上を伸ばそう
販売価格と同様に、ポイント変倍率も売上を伸ばす大きな要因の 1 つです。特にセール開始の翌日・終了の前日は「0 と 5 のつく日」と重なることが多く、お客様にとってはお得に買い物ができるタイミングになります。
このタイミングでポイント変倍率を変えることで、競合他社との差別化ができ、売上が上がる可能性があります。商品のジャンルや競合の動きによっては、「0 と 5 のつく日」以外でポイント変倍率を変える逆張りの方が費用対効果が良い場合もあります。過去の傾向と見比べて、対策を考えてみましょう。
5.商品名を変更して SEO 対策をしよう
セール専用の商品の用意や、販売価格やポイント変倍率の変更と合わせて、商品名の SEO 対策をして商品を見つけてもらいやすくしましょう。
- 【期間限定ポイント 5 倍】
- 【買いまわり対象 1000 円ポッキリ】
- 【セール半額対象商品】
などの文言を入れておくことで、お客様が商品を検索した際に見つけてもらいやすくなります。
6.商品画像をセール専用にしよう
SEO 対策と合わせて対応しておきたいのが、商品画像の変更です。画像に記載されている情報は、お客様が検索の一覧画面で商品を選ぶ際の重要な要素です。
画像レギュレーションの範囲内で、「ポイント 5 倍」や「セール半額対象商品」などアピールポイントを画像に入れ込んでおくことで、商品ページへの訪問数増加が見込めます。
7.セールのバナーを掲載しておこう
最後に、商品ページにセール関連のバナーを掲載しておくことも忘れないようにしましょう。商品ページにはセールを知らずに訪問するお客様もいらっしゃいます。スーパーSALEならではのお得なキャンペーン情報などをバナーでしっかり訴求することで、自社商品の売上アップにもつながります。
深夜に作業が必要なこれらの作業を自動化しよう
ここまでご紹介した 7 つの対策ですが、中にはセールの開始・終了時間や、セール期間中の細やかな対応が必要なものがあります。特に「0 と 5 のつく日」に合わせて商品情報を更新したり、セール用に変更した商品情報をセール終了後にもとに戻す作業は、深夜に発生するため事業者のみなさんの負担となってはいませんか?
これらの作業は EC 特化ノーコードツール「TēPs(テープス)」を活用することで、自動化することができます。例えば、商品情報の更新であれば、更新したい項目と更新時間の一覧を Google スプレッドシートに用意しておくだけで、指定した時間に TēPs が自動で更新をしてくれます。
商品情報の更新の他にも、受注情報や在庫情報を Google スプレッドシートに書き出すこともできます。また、楽天市場以外にも、Amazon や ネクストエンジン、LINE、Slack、Chatwork など、EC 運営に必要なさまざまなツールと連携しています。
気になった方はぜひ、サイトから問い合わせをしてみてください。
TēPs サービスサイト:https://teps.io/
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