
- コンテンツ企画の役割と、大事な2つの要素
- コンテンツ企画が思いつかない原因
- イイ企画を量産する思考法
- イイ企画を発信するときに気をつけるコト
こんにちは。X(旧Twitter)にて、インスタ兄弟という名前で、活動してます櫻井と申します。
普段は、ブランドさんや企業さんのSNS支援や暮らし系の自社アカウントを10個ほど運用をしています。
今回、コンテンツ企画が思いつかないはヤバい。
ということについてお話していきます。
この記事の目次
コンテンツ企画の役割と、大事な2つの要素
まず、コンテンツって何のために作っているのか。
そこをしっかり理解する必要があると思います。
一言で言うと、「マインドシェアをあげて、購買に繋げること」だと思います。
ただ、言うは易し、実際やるとなると相当難しいのが、このコンテンツ制作。
では、この「マインドシェアをあげて、購買に繋げること」という目的を分解してみます。
まずマインドシェアをあげる上で、この2つの要素は踏まえたほうがいいと思います。
① 誰に?
② どんな認知をされたいか?
① 誰に?
商品特性から、どのような層にアプローチしたいのか、どんなときに悩みを持つ人が解決してほしいか、を考えます。
例えば、機能性に特化した便利雑貨を売ってるとします。
「ビールの冷蔵庫の置き場所に悩み、結局そのまま置かなきゃいけないから、冷蔵庫がうまく使えない」という悩みを持つ30代女性がいるとしましょう。
この際、悩みは一言で言わなくても良いです。情景が浮かべば浮かぶほど、具体性が高まりコンテンツの質は高まります。
またニーズの明確度を、このくらいの解像度にしておくと、コンテンツは作りやすいですし、明確なニーズに対して作られた商品であれば、なおさらやりやすいです。
② この人にどんな認知をされたいか
これは商品特性によってかなり異なります。
機能性であれば、機能性を押し出し、強みやソリューションをしっかり理解される知られ方が重要になります。情緒性であれば、世界観やデザインなどその人がどんなときにその世界観で商品を使うと満足感を得られるか、を体感できるコンテンツとなります。
今回は缶収納アイテムなので、情緒というより機能性の商品です。
なので機能性に特化したコンテンツが必要となります。
この缶収納アイテムの強みが、缶を横向きにして、2段で置けて、冷蔵庫のスペースをうまく使えるという強みだとします。
そのときこれらをしっかり理解できるコンテンツにしていくべきです。
そうなると自ずとコンテンツの押し出し方がわかってきますね。
コンテンツ企画が思いつかない原因
役割とその落とし込み方が見えてきました。
次に何でコンテンツ企画が思いつかないのか、について考えていきたいと思います。
コンテンツの役割は、マインドシェアをあげ、購買に繋げると定義しました。
このとき、必要なのは、コンテンツの質と量です。
質の高いコンテンツで上質な認知を取り、その回数を増やしていくことが、理想です。
この上質なコンテンツを届けるためには、商品への理解とお客様への理解が必要だと思っています。
商品への理解として、先程もあったこの商品の強みを「説明」すべきなのか、それとも画像コミュニケーションのような間接的コミュニケーションが大事なのかによって変わってきます。
ここが違うと、ブランドとしての一貫性がなくなり、お客様にとって上質な認知は取りづらくなります。
次にお客様の理解です。
お客様の声や発信から、お客様がどんなところに商品の良さを感じているのか、がわかります。
ここをコンテンツに反映させることは、必ずやったほうが良いです。
先程一貫性という言葉が出てきましたが、一貫性がないと、お客様は語りづらくなります。
語りづらいということは、つまり発信しづらいということになります。
そうなると事業者さんも同様に、コンテンツを生むことが難しくなってきます。
この状態を抜け出すために何をすべきか、次にお話します。
イイ企画を量産する思考法
コンテンツを生むことがなぜ難しくなるのか、のメカニズムをご理解いただけたかと思います。
では、イイ企画を量産する思考法として、すごく抽象的ですが、一言で言うと、ブランドに一貫性を持たせましょうということです。
こういうコンセプトで、こういうビジョンだから、こういう背景で商品ができ上がっているんだ。そしてそれらの信念が、結果として姿勢やコアコンピタンス、商品の質、価格に繋がっているんだ。
そしてここに感動が生まれ、感動が生まれると発信が生まれます。
まずは、自分自身が自社商品に感動しなければいい企画なんて作れません。
もし今コンテンツ企画を生み出すことに悩んでいる場合、イイコンテンツ企画を量産するには、ブランド視点で見直すか、商品の理解とお客様の理解から見つけ出す必要があります。
イイ企画を発信するときに気をつけるコト
最後に、コンテンツを作るのはめちゃくちゃ疲れるよということについてお話します。
コンテンツって意外と軽視されることが多いです。
コンテンツを作るのは、ものすごくエネルギーを使います。
なのでまずは、自社の中でなぜコンテンツが重要なのか、しっかり言語化することをおすすめします。
裏側の重要性をしっかり言語化し、理解することでコンテンツに対する熱量も変わってきます。
もし、自社の中で、コンテンツの重要性がわかったけど、それをどう表現したらいいかわからない...
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