レベニュー・ベースド・ファイナンスプラットフォーム「Yoii Fuel(ヨイフューエル)」を運営する株式会社Yoii(ヨイ、本社:東京都渋谷区、 https://yoii.jp/)は、株式会社SUPER STUDIO(本社:東京都目黒区)が提供するECプラットフォーム「ecforce」とのシステム提携を開始しましたので、お知らせいたします。
- 提携の背景について
「Yoii Fuel」はデットでもエクイティでもない新たな資金調達手段として、D2C企業やEC事業を運営する多くのスタートアップに利用されています。

これまで「ecforce」ユーザーは、「Yoii fuel」の利用に際して取引データを「ecforce」から抽出し、手作業で処理してから提出する必要がありました。また、弊社でも受領したデータの加工・処理に負担がかかっていました。
今回のAPI連携により、「ecforce」から取引データが自動取得できるようになり、「ecforce」ユーザーの利便性が大幅に向上します。また、「Yoii fuel」はより精度高く、効率的に審査業務が可能となります。これにより、EC事業を営むスタートアップはより手軽かつスピーディーに資金調達できるようになります。
「Yoii fuel」はすでにfreeeやStripeなど、複数の会計ソフトや決済サービスとも連携しており、今後も提携先を増やしていくことで、更なるユーザーの利便性向上を目指します。
- D2C / EC事業者向けの新たな資金調達「レベニュー・ベースド・ファイナンス」
D2C/EC事業者における資金調達は、デットファイナンス(金融機関からの借入による調達)またはエクイティファイナンス(株式による調達)によるものが主流です。
しかし、デットファイナンスは、一般的に担保にできる土地や設備などがあり、かつキャッシュフローが黒字である企業が受けやすいため、先行的にコスト(システム開発や顧客獲得に向けたマーケティング費用等)が掛かり、創業初期は赤字が続く傾向にあるD2C/EC事業者にとって敷居が高いのが実態です。
そのため、特に創業初期はエクイティファイナンスに頼らざるを得ないのが実態ですが、希薄化が生じるため慎重になる起業家も少なくありません。
そんなD2C/EC事業者が抱える課題を解決するために、まだ評価されていない企業価値を評価し柔軟な資金提供を行う方法として、レベニュー・ベースド・ファイナンス(以下、RBF)が国内外で注目を集めています。RBFは将来発生する債権を譲渡することで、「いま必要な成長資金」を確保できます。希薄化が生じず、個人保証や担保も不要なため、より気軽かつスピーディーに資金調達できます。
- D2C/ EC事業者向けRBFプラットフォーム「Yoii Fuel」

弊社が運営するRBFプラットフォーム「Yoii Fuel」は、多くのD2CやEC企業などへ提供しています。22年4月に正式版をリリースし、これまで数十社のスタートアップに活用されています。
freeeをはじめとする財務データと連携するだけで、売上実績から将来発生する売上を予測。将来の売上を買い取る形で、いま必要な資金を提供しています。主に広告宣伝費やブリッジファイナンスを目的とした資金調達に活用されています。
支払い方法は「固定型」です。売上の増減に関わらず毎月一定額の支払いが発生します。売上高が減少した月は、売上に対する支払いのインパクトが大きくなります。一方、売上高が増加した場合はその逆となります。
そのため、毎月売上高が増加していくサブスクリプションビジネスを運営する企業や急成長中のスタートアップ等によりフィットしたサービスを目指しています。
詳細はこちら:https://yoii.jp/
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