
データとクリエイティブの力でマーケティングコミュニケーションを設計し、企業のマーケティングAXを支援するアライドアーキテクツ株式会社(本社:東京都渋谷区、取締役社長:村岡弥真人、証券コード:6081)が提供するCVR最適化プラットフォーム「Letro(レトロ)」において、スワイプ型LP(ランディングページ)の制作を可能にする新機能の提供が開始されたことが発表されました。
サービス詳細ページ:https://service.aainc.co.jp/product/letro/sitecontent-edit
この記事の目次
新機能提供開始の背景
スマートフォンを起点とした検索・購買活動が一般化する中で、企業はモバイルファーストを前提としたマーケティングの設計が求められています。特にInstagramやTikTokといったSNSから流入するユーザーは、テンポよく情報を"スライド式"に受け取る体験に慣れ親しんでいます。このような閲覧習慣はLPやプロモーションサイトの設計にも影響を与え始めており、スワイプ型LPは高い効果を発揮するUI(ユーザーインターフェース)として現在注目を集めています。
このスワイプ型LPは日本国内にとどまらず、グローバルでも定着し始めており、特に米国や中国などのECやD2Cブランドにおいては、SNS広告からの流入を高い転換率につなげる手法としてスワイプ型LPを活用する企業が増加しています。ファッション、コスメ、健康食品など様々な分野で売上への貢献が実証されています。
Letroでは、こうした市場環境やユーザートレンドをいち早く捉え、モバイル環境に最適化されたスワイプ型LPの制作・運用を支援する新機能の提供に至ったとのことです。
スワイプ型LP制作機能とは
Letroが提供する「スワイプ型LP制作機能」は、スワイプ型LPを画像と動画の組み合わせだけで簡単に制作・運用できる機能です。コーディングなどの専門知識がない方でもLPにタグを埋め込むだけで、Letroの管理画面からコンテンツの設定・差し替えを行うことができるため、即時公開・運用を開始できます。

特徴1. 画像と動画を組み合わせて、ノーコードでLP制作が可能
Letroが提供する管理画面上で、画像や動画を設定・並べるだけでスワイプ型LPが完成します。シンプルなUIを提供しているため、誰でも直感的にスワイプ型LPを制作できます。
特徴2. コンテンツの変更・差し替えも即対応
一度Letroが発行するタグをLPに埋め込めば、管理画面上でコンテンツやリンクなどの差し替えが可能になります。一部のデザイン変更やキャンペーンごとの更新にも柔軟に対応できます。
特徴3. ABテスト・データ分析に対応、運用負荷を最小化
コンテンツ単位での読了率やCVデータを取得できるため、ピンポイントに効果測定からコンテンツの運用が可能となります。そのため、LP全体を作り直す必要がなく、部分的な修正で成果を高める運用を行うことができます。
スワイプ型LP事例:株式会社生活総合サービス様「ていねい通販」
株式会社生活総合サービス様が運営する「ていねい通販」では、年代ごとのニーズに応じた広告クリエイティブを展開することで獲得効率の向上を目指しています。さらに、広告クリエイティブをLPコンテンツと連動させることで、更なる成果向上を目指していましたが、年代ごとのニーズに応じたLPを制作・改修するためにかかるスケジュールや工数、コストが課題となっていました。

そこで、Letroの支援を通じて、広告で使用している年代特化のクリエイティブにあわせたスワイプ型LPを構築しました。広告クリエイティブや訴求に応じたLPの作成や改修を低コストで実施することが可能となり、スピーディーにLPO(ランディングページ最適化)を実施できる体制を構築することができました。
「Letro」では、今後もあらゆるマーケティング施策において"ユーザーファースト"なクリエイティブを実現するべく機能の開発・拡充に努め、企業のマーケティング成果向上に貢献していくとのことです。
CVR最適化プラットフォーム「Letro」とは
Letroは、企業のダイレクトマーケティングに特化したCVR最適化プラットフォームです。成果向上を実現するために、UGCや動画などのコンテンツの量産から運用、その結果をもとにしたマーケティング施策の設計から訴求作りまでワンストップで実施します。食品、化粧品、ジム、通信教育など600を超える企業の累計15万超のWEBサイト・LPに導入されており、CVR改善率は平均1.2倍を誇ります。
アライドアーキテクツ株式会社 会社概要
・代表者 : 代表取締役会長 田中 裕志、取締役社長 村岡弥真人
・所在地 : 東京都渋谷区恵比寿一丁目19-15 ウノサワ東急ビル4階
・URL : https://www.aainc.co.jp
・設立 : 2005年8月30日
・事業内容 :マーケティングAX支援事業
アライドアーキテクツ・グループとは
アライドアーキテクツ株式会社は、データとクリエイティブの力でマーケティングコミュニケーションを設計することで事業成果の向上に貢献するマーケティングAX(※1)支援企業です。2005年の創業以来培った6,000社以上のマーケティング支援実績とUGCを始めとする顧客の声データ資産を活かし、独自開発のSaaS・SNS・AI技術とデジタル・AI人材(※2)を組み合わせた統合ソリューションで、企業のマーケティングAX実現を加速しています。
※1 マーケティング領域におけるAIトランスフォーメーションのこと。AI技術やデジタル・AI人材(※2)によって業務プロセスや手法を変革し、データとAIの活用によって人と企業の新しい関係性を創出すること、と同社では定義しています。
※2 主にAI技術、SaaS、SNSなどのデジタルマーケティングに関連する技術・手法に精通し、それらを活かした施策やサービスを実行できる人材(AIマーケティング戦略立案者、生成AIプロンプトエンジニア、SNS広告運用者、SNSアカウント運用者、エンジニア、Webデザイナー、クリエイティブ・ディレクター等)を指します。
まとめ
今回のスワイプ型LP制作機能の提供開始は、現代のモバイルファーストなマーケティング環境において重要な進化と言えるでしょう。特にSNSからの流入が多いビジネスにとって、ユーザーの閲覧習慣に合わせたLPを簡単に制作・運用できる点は大きなメリットとなります。
近年、消費者のデジタル体験はますます重要になっており、企業はユーザー体験の向上に注力しています。スワイプ型LPは、スマートフォンの操作感に近い直感的なインターフェースを提供することで、ユーザーのエンゲージメントを高める効果が期待できます。特に若年層をターゲットとしたブランドにとっては、彼らの日常的なアプリ使用感に近いUIを提供することで、共感を得やすくなるメリットがあります。
また、従来のLP制作では専門的な知識やコーディングスキルが必要とされることが多く、マーケターにとって大きなハードルとなっていました。Letroのスワイプ型LP制作機能は、そうした技術的な障壁を取り除き、マーケティング担当者が自らの創造性を直接形にできる環境を提供している点で革新的です。
さらに、コンテンツ単位での効果測定が可能になることで、どの部分が特に効果的で、どの部分に改善の余地があるのかを詳細に分析できるようになります。これにより、データドリブンな意思決定が促進され、継続的な改善サイクルを実現することが可能になります。
「ていねい通販」の事例からも分かるように、ターゲット層に合わせたきめ細かいアプローチが可能になることで、コンバージョン率の向上に直接貢献する可能性があります。これは特に競争の激しいEC市場において大きなアドバンテージとなるでしょう。
アライドアーキテクツ社は、このような先進的なマーケティングツールの開発を通じて、企業のデジタルマーケティング活動を支援し、より効果的な顧客獲得と関係構築を可能にする環境づくりに貢献しています。今後も、AI技術の進化やユーザー行動の変化に合わせた新機能の追加が期待されます。
デジタルマーケティングの領域では、テクノロジーの進化とともに常に新しい手法やアプローチが生まれています。スワイプ型LPのような革新的なUIの活用は、その一例に過ぎません。企業がこうした最新のツールを積極的に取り入れ、顧客との接点を最適化していくことが、今後のマーケティング成功の鍵となるでしょう。
出典元: アライドアーキテクツ株式会社プレスリリース