
株式会社クロス・マーケティンググループのグループ会社で、ソーシャル&セールスプロモーションサービスを提供する株式会社エクスクリエ(東京都新宿区、代表取締役社長:小笠原 亨)は、2025年7月31日に全国の15歳~69歳の男女2,400人を対象として「SNSにおける購買行動~Instagram編~」に関するWebアンケート調査を実施したことが発表されました。
この記事の目次
調査サマリ
- 女性中年層はハッシュタグ検索、10代は発見タブを活用
- 商品情報収集に男女で異なる傾向:男性は公式アカウント、女性はインフルエンサー
- タイアップ投稿へのアクションは「いいね」が最多、男性はリンクタップ傾向
- 保存した投稿からの購買経験は半数超、男性の購買行動が活発
調査結果
女性中年層はハッシュタグ検索、10代は発見タブを活用
調査によると、女性はInstagramで情報収集や商品比較をする際にハッシュタグ検索を積極的に利用する傾向があり、特に中年層での利用率が高いことが明らかになりました。一方、男性ユーザーはInstagramの広告を通じて商品を認知するケースが多いという結果が出ています。また、10代の若年層は男女を問わず「発見タブ」の利用率が高く、アルゴリズムによって表示されるおすすめ情報を参考にする傾向が強いことがわかりました。
商品情報収集に男女で異なる傾向:男性は公式アカウント、女性はインフルエンサー
調査結果によれば、男性ユーザーは商品認知、情報収集、比較検討のすべての段階において、企業やブランドの公式アカウントを参考にする割合が4割を超えています。これに対して女性ユーザーは、購買プロセスの各段階で参考にする情報源が異なる特徴が見られました。具体的には、新しい商品を知る段階ではフォローしているインフルエンサーの投稿を参考にし、情報収集の段階では一般ユーザーの投稿を、そして比較検討の段階ではフォローしていないインフルエンサーの投稿を参考にする傾向があります。
この結果から、男性は信頼性の高い公式情報を重視する一方、女性は実際に商品を使用している人の体験談やリアルな口コミ情報を重視し、より実用的な情報を求める傾向があると考えられます。


タイアップ投稿へのアクションは「いいね」が最多、男性はリンクタップ傾向
Instagramのタイアップ投稿に対するユーザーの反応としては、男女ともに「いいね」を押す行動が最も多く、特に若年層でその割合が高いことが調査で明らかになりました。注目すべき点として、男性ユーザーは投稿内の商品リンクをタップする割合が女性よりも高く、購買意欲の高さがうかがえる結果となっています。
一方、女性ユーザーの約4人に1人は投稿を「保存」する傾向があり、これは特に若年層で顕著です。投稿を保存する理由としては、商品やサービスの詳細確認や購入検討が主な目的となっていますが、男性ユーザーは特に日常生活に役立つ情報やキャンペーン・割引情報を重視して保存する傾向が見られました。

保存した投稿からの購買経験は半数超、男性の購買行動が活発
調査によれば、Instagramで保存したタイアップ投稿の商品を実際に購入した経験があるユーザーは全体の55.2%と半数を超える結果となりました。特筆すべき点として、男性ユーザーの購買経験者の割合は68.6%と女性よりも高く、男性ユーザーの購買行動の活発さが浮き彫りとなっています。

また、タイアップ投稿に対するユーザーのアクションと、保存した投稿へのその後の行動をまとめると、以下のような傾向が見られました。

本調査では、上記以外にも「信頼できるハッシュタグ投稿件数」や「信頼できる投稿日」などについても回答が収集されています。
調査項目
- 商品を購入するまでに参考にする媒体(複数回答)
- 【商品認知】新しい商品を知るために利用するInstagramの機能(複数回答)
- 【商品認知】新しい商品を知るために参考にする発信者(複数回答)
- 【情報収集】情報収集のために利用するInstagramの機能(複数回答)
- 【情報収集】情報収集のために参考にする発信者(複数回答)
- 【比較検討】比較検討のために利用するInstagramの機能(複数回答)
- 【比較検討】比較検討のために参考にする発信者(複数回答)
- 興味を持つ投稿内容(複数回答)
- 信頼できるハッシュタグ投稿件数(単一回答)
- 信頼できる投稿日(単一回答)
- タイアップ投稿に対するアクション(複数回答)
- タイアップ投稿を保存した理由(複数回答)
- 保存したタイアップ投稿を見返す頻度(単一回答)
- タイアップ投稿を保存した後、実際に購入した経験(単一回答)
調査概要
調査タイトル:SNSにおける購買行動~Instagram編~に関するアンケート(2025年)
調査期間 :2025年7月31日(木)
調査手法 :クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
調査対象 :全国に住む15歳~69歳男女(2,400人)均等回収
会社概要
会社名 :株式会社エクスクリエ
代表者 :代表取締役社長 小笠原 亨
所在地 :東京都新宿区西新宿3丁目20番2号
設立 :1972年3月
主な事業:オンライン・オフラインを統合したソーシャル&セールスプロモーションの策定、実行支援
URL :https://www.excrie.co.jp/
出典元:株式会社クロス・マーケティンググループ プレスリリース