
株式会社WOW WORLD(本社:東京都品川区、代表取締役社長:美濃和男)は、生活者を対象とした「企業に求める情報発信方法」に関するインターネット調査を実施し、3,204名から回答を得ました。その調査結果から、「企業からどのように情報を受け取りたいか」という質問に対して3割以上が選択した「メールマガジン」について、生活者が企業に求めている情報や購読理由、解約理由などをまとめたレポートが公開されています。本レポートでは、「プライベートで企業(サービス・ブランドを含む)からのメールマガジンを受信している」と回答した1,711名のデータが活用されています。
調査実施の背景
同社が2026年2月15日から2月18日にかけて実施したインターネット調査の中で、「普段どのような手段(方法)で、企業(サービス・ブランドを含む)の情報を受け取りたいか」という質問に対して、「企業からのメールマガジン」を選択した人が「公式Webサイト」に次いで多い結果となりました。
また、「プライベートで企業(サービス・ブランドを含む)からのメールマガジンを受信していますか」という質問では、53%の人が「受信している」と回答しました。

このような背景から、半数近くの生活者が身近に感じている「メールマガジン」を活用した最適なコミュニケーション方法を把握するために、プライベートでのメールマガジンの受信数やメールマガジンに求めるもの、メールマガジンの解約理由などが調査され、レポートが作成されました。なお、本調査レポートで使用されている調査データは、2026年3月に発表された「企業に求めるコミュニケーション・情報発信の方法」で使用したものと同様のものが活用されています。
調査結果のサマリー
企業からの情報の受け取り方に関する結果
メールマガジンを登録するきっかけは「会員登録するタイミングで(48%)」「商品を購入したタイミングで(45%)」が上位となりました。また、「割引クーポンがもらえるから(42%)」を選択した人も多く、特典やキャンペーン施策がメールマガジン登録の後押しになっていることが示されています。
1日に受信するメールマガジンの平均数は、「3から5通程度」が25%と最も多く、次いで「1から2通程度」「6から10通程度」が続きました。多くのメールの中で読まれるためには、件名や内容の工夫が重要になると考えられます。
プライベートで受信するメールマガジンに期待することに関する結果
メールマガジンに求めるものは、「キャンペーンやセール、クーポン等のお買い得情報(64%)」が最多で、価格メリットや特典につながる情報への関心の高さが見られました。年代を問わず支持されており、メールマガジンにおいて"お得感"のある情報が重視されていることがうかがえます。
メールマガジンを読みたくなるポイントは、「件名(タイトル)が興味深い(49%)」「テーマがわかりやすい(43%)」が上位となり、件名・テーマ設計が開封に大きく影響していることが示されました。
直近1年でメールマガジン経由で商品・サービスを購入、申し込みしたことがある人は41%となり、メールマガジンが購買行動に一定の影響を与えていることがうかがえます。購入理由としては「ちょうど気になっていた商品の案内があったから(65%)」が最多となり、利用者の興味関心に合わせた情報提供の重要性が示されました。
プライベートでメールマガジンを読む時間帯は、「平日の帰宅後(42%)」「休日の余暇(37%)」が多い結果となりました。比較的時間に余裕のあるタイミングで閲覧される傾向があり、配信時間を工夫することで接触機会の向上につながる可能性があります。
メールマガジンの課題に関する結果
メールマガジンを読まない理由は、「件名に興味がない(73%)」「忙しい(36%)」が上位となりました。多くのメールを受信している状況を踏まえると、内容が伝わりやすい件名設計や、読まれやすい時間帯を意識した配信が、開封につながる可能性があると考えられます。
直近1年でメールマガジンを解約したことがある人は47%となりました。解約理由では「配信頻度が多い(65%)」「内容が面白くない(52%)」が多く、頻度だけでなく、読者の関心に合ったコンテンツ設計も求められています。
登録しているメールマガジンが迷惑メールフォルダに振り分けられた経験がある人は57%となりました。読者へ安定的に情報を届けるためには、適切な配信設定や認証対応など、到達率を意識した運用が重要といえます。
なりすましメールが届いたことがある人は約6割となり、多くの人が「差出人のメールアドレス(70%)」や「メッセージの内容(47%)」を見て判断していることがわかりました。また、受信時の対応としては「開封せず削除した(75%)」が最多となりました。受信者が安心してメールを確認できるよう、信頼性の高い配信環境づくりが引き続き重要だと考えられます。
調査の概要
調査内容はメールマガジンに求めるもので、株式会社WOW WORLDが主体となって実施されました。調査手法は同社開発のアンケートシステム「WEBCAS formulator」を活用し、グループ会社の株式会社マーケティングアプリケーションズの「Mapps Panel」によるインターネット調査が実施されています。
調査期間は2026年2月15日から2月18日の4日間で、エリアは全国47都道府県、年齢は13歳から80歳代の男女が対象となっています。有効回答数は1,711人で、これは「プライベートで企業(サービス・ブランドを含む)からのメールマガジンを受信していますか」という質問に対し、「はい」を選択した人の数です。

詳細な調査結果
メールマガジンを登録するきっかけ

「企業(サービス・ブランドを含む)のメールマガジンに登録するきっかけはなんですか」という質問に対して、最も多かった回答は「会員登録するタイミングで」(48%)、次いで「商品を購入したタイミングで」(45%)でした。これらの結果から、会員登録や購入時にメールマガジンの案内をする企業が多いことがうかがえます。続いて「割引クーポンがもらえるから」(42%)が上位に入り、割引やキャンペーンといった訴求がメールマガジンを登録する動機になっていることも明らかになりました。

この回答を年齢別で見ると、どの年代も、「商品を購入したタイミングで」「会員登録するタイミングで」「割引クーポンがもらえるから」を多く選択していることがわかりました。
1日に受信するメールマガジンの平均数

「プライベートで1日に受信するメールマガジンの平均数を教えてください」という質問では、「3から5通程度」(25%)、「1から2通程度」(23%)、「6から10通程度」(19%)となりました。多くの人が日常的に複数のメールマガジンを受信していることがわかり、企業からの情報接触が日常化している様子がうかがえます。一方で、受信数が増えるほど他のメールに埋もれる可能性も高まるため、件名の工夫や配信タイミングの最適化、読者の興味関心に合わせた内容設計など、開封につなげるための工夫がより重要になっていると考えられます。
メールマガジンに求めるもの

「プライベートで受信するメールマガジンに求めるもの(メールマガジンを受信する理由)はなんですか」という質問に対して、64%の人が「キャンペーンやセール、クーポン等のお買い得情報」と回答しました。

この回答を年齢別で見ると、全ての年代で「キャンペーンやセール、クーポン等のお買い得情報」が支持されていることがわかります。また、年齢層が高くなるにつれて「新商品情報」や「生活に役立つ情報」を選ぶ人が増える傾向が見られました。一方で、20代から30代では「企業の取り組みの紹介」を選択する人も20%以上おり、商品やサービスそのものだけでなく、企業姿勢や活動内容への関心もうかがえる結果となりました。
メールマガジンを読みたくなるポイント

「メールマガジンを読みたくなるポイントはなんですか」という質問に対し、最も多かった回答は「件名(タイトル)や内容が興味深い」で49%でした。次いで、「テーマがわかりやすい」で43%となりました。メールマガジンでは、件名やテーマから内容が把握しやすいことも重視されていると考えられます。
メールマガジン経由での購入経験

「直近1年でメールマガジン経由で商品・サービスを購入、申し込みをしたことはありますか」という質問に対して、41%の人が「はい」を選択しました。一定数の人がメールマガジンをきっかけに行動していることから、メールマガジンは商品・サービスとの接点のひとつとして活用されている様子がうかがえます。

購入経験がある人に対して、「直近1年でメールマガジン経由で商品・サービスを購入、申し込みした理由はなんですか」という質問をしたところ、「ちょうど気になっていた商品の案内があったから」が65%で最も多い結果となりました。利用者の興味や検討タイミングに合った情報が、購入や申し込みにつながりやすい傾向が見られます。
また、「セール・キャンペーンでお得に購入できたから」も52%となっており、価格面でのメリットも行動を後押しする要素となっていることがわかります。こうした結果から、閲覧履歴や興味関心に応じた商品提案に加え、関連するキャンペーン情報を組み合わせて届けることが、反応向上につながる可能性があると考えられます。

この回答を年齢別で見ると、全世代で、「ちょうど気になっていた商品の案内があったから」「セール・キャンペーンでお得に購入できたから」を選択する人の割合が多い一方、10代から30代で「探していたわけではないが、紹介された商品に魅力を感じたから」を選ぶ割合が高くなりました。若年層は「企業・ブランドからのおすすめ商品」を率直に受け入れる傾向が高く、また企業側のレコメンド精度が向上しているとも考えられます。
メールマガジンを読む時間帯

「プライベートでメールマガジンを読む時間帯を教えてください」という質問に対して、「平日の帰宅後」にメールマガジンを読む人が42%と最多となり、次いで「休日の余暇」にメールを読む人が37%という結果となりました。その後、「平日のお昼休憩中」、「休日の夜」が続くことから、比較的時間に余裕のあるタイミングで閲覧される傾向があり、配信時間を工夫することで接触機会の向上につながる可能性があることがわかりました。

この回答を年齢別で見ると、多くの世代が平日の帰宅後や、休日の余暇・夜の時間帯、平日のお昼休憩中にメールを読むことがわかりました。また、30代以上では、休日の午前中もメールを読む人が他の年代より多い傾向です。
メールマガジンを読まない理由

「送られてくるメールマガジンを読まない(開封しない)ことはありますか」という質問に対して、72%の人が「はい」を選択しました。

読まない経験がある人に対して、「メールマガジンを読まない(開封しない)ときの理由はなんですか」という質問をしたところ、「件名に興味がない」が73%と最も多く、次いで「忙しい」が36%となりました。受信するメールの数が多い中で、件名の段階で関心を持てない場合は開封に至りにくい可能性があり、限られた時間の中でも目に留まりやすい件名や、内容が伝わりやすい表現が重要になっていると考えられます。

さらに、「そのときのあなたの行動に近いものを選んでください」という質問をすると、「未読のまま、削除する」を61%の人が選択しました。一方で、「開封するが、中身を読まない」(11%)、「中身を読まず、メールソフトの機能で開封済みにする」(4%)という回答も見られました。
メールマガジンの解約経験

「直近1年でプライベートで購読しているメールマガジンを解約(またはフィルター等で設定して読まない、迷惑メールフォルダに入れる)したことがありますか」という質問に対し、47%の人が「はい」を選択しました。

解約経験がある人に対して、「メールマガジンを解約する(またはフィルター等で設定して読まない)理由はなんですか」と質問したところ、「配信頻度が多い」(65%)、「内容が面白くない(興味深くない)」(52%)が上位となりました。継続的に読んでもらうためには、過度な配信を避けるだけでなく、読者が興味を持ちやすいテーマや内容を届ける工夫が重要であることがうかがえます。

この回答を年代別に見ると、どの世代でも「配信頻度が多い」「内容が面白くない(興味深くない)」が上位を占めており、読者の関心に合った内容を、負担になりにくい頻度で配信することの重要性がうかがえます。また、「文章が長い」を理由に挙げる人も一定数見られ、短時間でも読みやすい構成や情報量への配慮も求められていると考えられます。
迷惑メールフォルダへの振り分け経験

「登録しているメールマガジンが勝手に迷惑メールフォルダに入っていた経験がありますか」という質問に対し、57%の人が「はい」を選択しました。登録済みのメールマガジンであっても、迷惑メールとして振り分けられ、読者に気づかれないまま埋もれてしまうケースが一定数あることがうかがえます。安定してメールを届けるためには、SPFやDKIM、DMARCなどの認証設定を適切に行うことに加え、配信頻度の調整や不要アドレスの整理、読者にとって有益な内容を継続的に届けるなど、配信品質とコンテンツの両面での取り組みが重要と考えられます。
なりすましメールへの対応

「なりすましメール(実在する企業や団体に第三者がなりすまして送信するEメール)が届いたことはありますか」という質問に対し、59%の人が「はい」を選択しました。実在する企業や団体を装ったメールは、現在も多くの受信者に届いている実態が見られます。こうした状況を踏まえ、送信企業側においても、ドメイン認証の整備やブランドロゴ表示(BIMI)への対応など、安心して受信できる環境づくりが重要になっていると考えられます。

なりすましメール経験がある人に対して、「なりすましメールかどうかをどのように判断しますか」と質問したところ、「差出人のメールアドレス」(70%)、「差出人名」(49%)、「メッセージの内容」(47%)が上位となりました。この結果から、受信者は送信元情報や文面の違和感をもとに判断していることがわかります。

なりすましメール経験がある人に対して、「なりすましメールに対してどのような対応をしましたか」と質問したところ、最も多かったのは「開封せず削除した」(75%)、次いで「記載のURLをクリックしなかった」(36%)となりました。不審なメールだと気づいた場合には、多くの人がすぐに削除していることがわかりました。一方で、なりすましメールの手口は日々巧妙化しており、一見しただけでは本物と区別がつかないケースも増えています。送信元企業においては、受信者が安心してメールを確認できるよう、信頼性の高い配信環境づくりが引き続き重要だと考えられます。
出典元:株式会社WOW WORLD











