
AnyReach株式会社(東京都港区、代表取締役:中島 功之祐)が、40~50代の男女を対象に実施した「40〜50代におけるeギフト利用実態と意識」に関する調査結果を発表しました。同社はeギフト機能の組み込みサービス「AnyGift」を提供しており、ミドル世代におけるeギフトの浸透状況や利用ニーズを明らかにすることを目的として本調査を実施しています。
eギフトは、相手の住所が分からない場合でも、LINEやメールでURLを送信するだけでギフトを届けられるサービスです。若年層向けの気軽な贈り物という印象を持たれることもありますが、ライフスタイルやコミュニケーション手段の変化により、幅広い年齢層において身近な選択肢として認知されつつあります。
この記事の目次
調査概要
本調査は、2026年1月8日(木)から2026年1月9日(金)にかけて、インターネット調査として実施されました。調査対象者は40〜50代のモニター1,003人です。
調査結果のポイント
今回の調査では、以下の主要な知見が得られました。
- 40〜50代の36.2%がeギフトを「贈ったことがある」もしくは「贈ってみたい」と回答しています
- eギフトを選択する理由としては「スマートフォンやPCの操作だけで完結するから」が55.1%で最も多く、「相手の好みに合わせやすいから」が41.1%、「相手の住所を知らなくても贈れるから」が39.1%と続いています
- eギフトを贈りたい場面については「誕生日」が62.8%で最多となり、「お礼・日々の感謝の気持ち」も44.1%と、日常的な贈り物としての利用意向が見られます
- 仕事関係でのeギフト利用に関しては、63.6%が「利用したい」もしくは「条件次第では利用したい」と答えています
約3人に1人がeギフト利用に意欲的、選ばれる理由は手軽さと配慮
「これまでにeギフトを贈った経験があるか」という質問に対して、「贈ったことがある」と回答した人は21.3%、「贈ったことはないが、贈ってみたいと思う」と答えた人は14.9%となり、合わせて36.2%が利用経験または利用意向を持っていることが判明しました。
「eギフトを知らない」という回答は40.8%でしたが、約3人に1人が利用経験または利用意向を持っており、ミドル世代においてもeギフトの認知と利用意向が着実に広がっていることが確認されています。
eギフトを選ぶ理由については、「スマートフォンやPCの操作だけで完結するから」という回答が55.1%で最も多く、「相手の好みに合わせやすいから」が41.1%、「相手の住所を知らなくても贈れるから」が39.1%という結果になっています。
店舗へ足を運ぶ手間や配送先住所を確認する負担を軽減できるだけでなく、相手の好みや都合に配慮しやすいという点も、eギフトが選ばれる要因となっているようです。サービスによっては、受け取り側が好きな商品を選択できるカタログ形式の機能も提供されており、贈る側が相手の好みを詳細に把握していない場合でも贈りやすい点が評価されていると考えられます。
eギフト利用シーンは誕生日が最多、日常的なお礼や身近な相手への贈り物にも
「eギフトを贈る際、どのような場面で利用したいか」という質問では、「誕生日」が62.8%で最も多い結果となりました。続いて、「お礼・日々の感謝の気持ち」が44.1%、「記念日・サプライズ」が31.4%という順になっています。
特別な記念日の贈り物だけでなく、日常的な感謝を伝える手段としてもeギフトを利用したいというニーズが存在することが分かります。
また、贈りたい相手については、「友人・知人」が69.4%で最多となり、「家族」が58.1%、「職場の同僚」が22.3%と続きました。友人や家族といった身近な相手を中心に、日頃のコミュニケーションや感謝を伝える手段としてeギフトが想定されていることが明らかになっています。
贈り手は食品・スイーツ、受け取り手は金券・ギフトカードを重視
「eギフトで贈りたいと思うジャンル」を尋ねたところ、「食品・スイーツ」が62.3%で最も多く、「金券・ギフトカード」が48.5%、「コーヒー・ドリンク類」が46.8%という結果になりました。
一方、「eギフトでもらったら嬉しいジャンル」については、「金券・ギフトカード」が68.0%で最も多く、「食品・スイーツ」が60.6%、「コーヒー・ドリンク類」が48.8%と続いています。
贈る側は「しっかり選んだ感」や気持ちが伝わりやすさから食品・スイーツを選ぶ傾向がある一方、受け取る側は自由に使える実用性をより重視していることが読み取れます。この結果から、eギフトでは「気持ちが伝わること」と「受け取り側が自由に選べること」の両立が重要になっていると考えられます。
家族・配偶者向けでは3,000円以上も、少額にとどまらない利用意向
「eギフトを贈る場合、相手別に贈りやすい価格帯」を尋ねた結果、友人や仕事関係者に対しては「1,000円〜3,000円未満」や「1,000円未満」といった手頃な価格帯が中心となりました。
一方、家族や配偶者に対しては、3,000円以上の価格帯が約半数を占めています。eギフトは「少額のちょっとした贈り物」というイメージを持たれることもありますが、親しい相手への誕生日祝いや記念日、日頃の感謝を伝える場面では、比較的高い価格帯のギフトにも利用意向があることが分かりました。
この結果から、食品・コスメ・雑貨・ライフスタイル商品などを扱うEC事業者にとっても、eギフトは新たなギフト需要を獲得する販売チャネルになり得ると考えられます。
仕事関係での利用意向は6割超、季節の挨拶や社内イベントにも活用の余地
「仕事関係(取引先・顧客・社内)でeギフトを利用したいと思うか」という質問に対して、「利用したい」が15.4%、「条件次第では利用したい」が48.2%となり、合計63.6%が仕事関係でのeギフト利用に意欲的であることが明らかになりました。
具体的な利用場面については、「お歳暮・お中元」と「忘年会などの景品」がいずれも35.5%で最も多く、「年末年始・決算期の挨拶」が27.3%、「トラブル対応後のお詫び」が22.1%という結果になりました。
従来は配送や手渡しが中心だった季節の挨拶に加えて、社内イベントや迅速な対応が求められる場面でも、eギフトの即時性や手軽さが活用される可能性があると考えられます。
複数人で贈れる機能やメッセージ機能にもニーズ
eギフトを贈った経験がある、または興味があると回答した人に「eギフトにあったら便利だと思う機能」を尋ねたところ、「複数人で共同して贈れる機能」が43.5%で最も多い結果となりました。次いで、「メッセージカードや動画を添付できる機能」が39.4%、「相手の予定に合わせて贈る日時を設定できる機能」が33.6%と続いています。
友人同士や職場のメンバーなど、複数人で費用を分担しながら連名で贈りたいというニーズが存在することが分かります。また、メッセージカードや日時指定といった機能への関心も高く、eギフトには単なる利便性だけでなく、相手への気遣いやコミュニケーションを補う役割も求められていると考えられます。
まとめ
今回の調査結果から、40〜50代においてもeギフトが新しいギフト手段として広がりつつあることが明らかになりました。
その背景には、スマートフォンやPCで手軽に贈れる利便性に加えて、相手の住所が分からなくても贈れることや、サービスによっては受け取り側が商品を選べることなど、相手に配慮しやすい点が評価されていることがうかがえます。
また、eギフトは日常的なお礼や誕生日・記念日といった個人間の贈り物に加え、仕事関係での利用意向も見られました。家族や配偶者向けでは3,000円以上の価格帯も選ばれており、少額のカジュアルな贈り物にとどまらない活用の可能性も示されています。
今後、複数人での共同利用やメッセージ機能などが充実することで、eギフトはより多様な場面で活用される贈り物の手段として浸透していくことが期待されます。
出典元: AnyReach株式会社











