最先端ECプラットフォームを展開するW２株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役：山田大樹）が提供する海外進出ソリューション「W2 Asia」が、コーセー台湾（台湾高絲股份有限公司）の現地ECサイトのプラットフォームとして採用されたことが発表されています。
今回のリニューアルは、日本と同等水準の"心地よいユーザー体験（UX）"と"ユニファイドな世界"を台湾市場でも再現し、若年層を中心とした新規顧客獲得と既存顧客のロイヤルティ向上によるEC売上拡大を目指すものとなっています。
この記事の目次
コーセー台湾 ECプラットフォーム刷新の背景・目的
台湾市場においても、若年層の購買行動は急速にオンラインへとシフトしています。
コーセー台湾では、次の点を満たすECプラットフォームの整備を最重要テーマとしていました。
・日本と同等のデザイン性・UXを再現すること
・柔軟なマーケティング機能と高精度な顧客分析を備えること
・オンラインとオフラインの購買データを統合することで精緻な顧客分析やパーソナライズ施策を実現すること
W2 Asiaは、多言語・多通貨対応、現地決済や税制への配慮に加え、日本で磨かれたEC運営ノウハウを海外でも迅速に再現できる点が高く評価され、採用に至ったとのことです。
今回の刷新で解決した3つの課題
今回のECプラットフォーム刷新では、以下の3つの主要課題の解決が図られています。
1.日本同等のUX再現と現地最適
「日本と同じ水準のデザイン性とUXを台湾でも」という要件に対し、W2 Asiaはデザインと機能の両面で高い拡張性を提供しています。ブランドイメージを損なうことなく、台湾の商習慣・決済・物流に最適化された顧客体験を設計することが可能となりました。
2.若年層顧客の獲得
オンラインを主戦場とする若年層との接点拡大を目的として、セグメント配信、A/Bテスト、かご落ち対策などの実務機能を標準搭載しています。また、オンラインとオフラインの購買データを統合することにより、精緻な顧客分析やパーソナライズ施策を実施し、顧客獲得効率の最大化を実現しています。
3.運用効率化と意思決定の高速化
視認性の高い管理画面によって商品登録・在庫管理のオペレーションが効率化されています。売上・購買傾向をリアルタイムに把握できる分析機能が、現場での迅速な判断と実行をサポートし、運用負荷の軽減と成果の両立を実現しています。
コーセー台湾について
コーセー台湾は、1984年に設立され、日本を代表する化粧品メーカー・コーセーの海外拠点として、台湾の消費者に幅広いビューティープロダクトを提供してきました。
敏感肌に配慮した処方やトレンドを取り入れたラインナップで、台湾の多様なニーズに応えるとともに、百貨店やドラッグストア、オンラインを通じたきめ細やかなサービスで美の体験を届けています。また、持続可能な社会を目指し、環境や社会に寄り添う取り組みにも注力しています。
設立から40年以上にわたり、コーセー台湾は革新と品質を大切にしながら、台湾市場に新しい美の価値を提案し続けています。
コーセー台湾からのコメント
コーセー台湾では、W２のECプラットフォームを活用することで、若年層を中心とした新たな顧客層の開拓と既存顧客のロイヤルティ向上を同時に実現する環境を整えたとのことです。
今後は、オンライン・オフラインの購買履歴や閲覧行動をもとにしたレコメンドの高度化、在庫管理の最適化、カスタマーサポートの自動化など、AIとの融合による次世代型ECを目指し、W２社とともにブランド価値をさらに高めていく方針だと伝えられています。
「W2 Asia」について
W2 Asiaは、現地ECの"スピード立ち上げ"から、戦略設計に基づく段階的な海外展開まで柔軟に伴走する海外進出ソリューションです。企業の事業フェーズや投資判断に応じて最適な進め方を提案し、特に成長余地の大きいアジア市場で成果を上げやすい支援環境を整備しています。
海外EC構築、現地ポップアップ出店、OMO/オムニチャネル戦略まで一気通貫で支援し、日本で培った運用ノウハウを現地の状況に合わせて最適化して再現することが可能となっています。
W２株式会社について
W２株式会社は、顧客のEC事業の「成功」にこだわるシステム会社です。社員の70%を超えるエンジニア比率と100%自社開発体制に加え、「営業→導入→カスタマーサクセス」もすべての工程を内製化しています。
グループ企業には「コンサルティング（IT・DX・マーケティング）」「デザイン制作」「EC運用代行」が揃っており、EC事業をトータルにサポートする体制を整えています。主なサービスとして、総合ECプラットフォーム「W2 Unified」とサブスク/定期通販特化型ECプラットフォーム「W2 Repeat」を展開しています。
「コマースを前へ、生活を前へ、世界を前へ」をステートメントとして掲げ、成長市場であるEC業界において、時代を切り拓く製品・サービス開発に取り組んでいます。社名の「W２」は「Win-Win」を意味し、2005年の創業から2025年9月に創業20周年を迎えるとのことです。
会社概要
会社名：W２株式会社
代表者：代表取締役 山田 大樹
所在地：東京都中央区築地1丁目13-1 銀座松竹スクエア5階
出典元： W２株式会社 プレスリリース
