
出版業界8社が出資する株式会社Catalyst・Data・Partners(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:田中康正、以下CDP)が運営する本の総合情報アプリ「本コレ」は、新たに丸善ジュンク堂書店との在庫連携をスタートしたことを発表しました。
「オープンデータで世の中を変える」というビジョンのもと、CDPは2026年中に全国約700店舗との在庫連携を目指しており、全国規模での書店ネットワークの拡充を推進しているとのことです。
在庫連携の拡大によるサービス向上
すでに2026年4月にはくまざわ書店との在庫連携が開始されており、2026年中には全国約700店舗との連携を予定しているとのことです。この取り組みにより、読者の利便性を高めるとともに、実店舗への送客を強化していく方針です。
さらに、2026年末までにはNICリテールズ株式会社参加書店との連携も計画されており、全国各地の書店との提携を段階的に拡大していく予定となっています。
サービス開始から約1年で書店共通プラットフォームへ成長
「本コレ」は2025年10月にサービスを開始した、書籍・コミック・雑誌の検索から書店在庫確認、取り置き、新刊予約までをワンストップで提供する総合的な本の情報アプリです。
サービス開始からわずか約1年で、以下のような実績を達成しているとのことです。
- ダウンロード数は約1,200万件
- ユーザー数は約250万人
- 月間インプレッション数は約4,100万回
これらの数字が示すように、読者とリアル書店を結ぶ新しいプラットフォームとして大きく成長を遂げています。
また、2026年7月3日時点で、全国1,465店舗の書店がアプリに参加しているとのことです。
全国の書店との在庫連携で「欲しい本が近くで見つかる」体験を拡充
今回の在庫連携の拡大によって、「本コレ」上で検索可能な書店在庫が大幅に増加します。
利用者は外出する前に近くの書店の在庫状況を確認できるだけでなく、対象店舗においては商品の取り置きや新刊の予約をアプリから直接申し込むことが可能になります。なお、TSUTAYA・蔦屋書店などの一部書店は除外されるとのことです。
このシステムは、「探しても見つからない」という読者側の悩みと、「来店機会を増やしたい」という書店側のニーズを同時に解決する仕組みとして、全国の書店への導入が広がっています。

くまざわ書店では取り置き件数が1.2倍に増加
2026年4月より在庫連携をスタートしたくまざわ書店においては、「本コレ」を経由した商品の取り置き件数が約1.2倍に増加するという成果が出ているとのことです。
この結果は、読者の利便性向上だけでなく、書店側にとっても販売機会の拡大につながる効果を示しており、双方にメリットのある取り組みとなっています。
今後の展望について
CDPは今後も全国の書店との在庫連携を拡大するとともに、「書店在庫情報プロジェクト」との連携を通じて書店在庫情報のオープン化を推進していくとのことです。読者・書店・出版社をつなぐ出版流通インフラの構築に向けて、引き続き取り組んでいく方針です。
株式会社Catalyst・Data・Partnersについて
株式会社Catalyst・Data・Partners(読み:カタリスト・データ・パートナーズ)は、神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目3番3号横浜コネクトスクエア14階に本社を構え、代表取締役社長の田中康正氏が率いています。
主な事業内容は以下の通りです。
- AIを活用したデータベースSaaSの提供
- 書店のBOOK購買DATABASE「CANTERA」の販売
- TSUTAYA/蔦屋書店の購買DATABASE「DB WATCH」の販売
- 書店へのVポイントサービス提供
- 「本コレ」アプリの運営
出典元:株式会社Catalyst・Data・Partners



















