RECOREが「m department」への出品に対応、リユース事業者の販売チャネル拡大を支援

株式会社RECOREが展開する小売・リユース業界向けのクラウド基幹システム「RECORE(リコア)」が、株式会社メルカリが2026年7月14日から提供を開始したリユース向けサービス「m department(エムデパートメント)」への出品に対応を開始したことが明らかになりました。

エムデパートメントは、メルカリShopsへ出店している事業者の中でも、メルカリによる厳格な事前審査をクリアし、出店許可を受けた事業者のみが出品できるサービスとなっています。出品される商品はメルカリShopsと共通の在庫として扱われる仕組みになっており、RECOREのメルカリShops連携を既に利用している事業者は、出店許可の取得後、RECORE上で扱っている商品情報や在庫情報をそのまま活用してエムデパートメントでの販売をスタートすることができます。

RECOREはこれまでにも、メルカリShopsをはじめ、Yahoo!オークション、Yahoo!ショッピング、Amazon、楽天市場、Shopifyといった代表的なECモール・カートとの連携を実現してきました。今回のエムデパートメント対応により、新規の販売チャネル構築と日常的な運用負担の軽減を両立することが可能になります。

サービス対応の背景

日本国内におけるリユース市場は15年連続で成長を続けており、2024年には市場規模が3兆2,628億円に到達しました。中でも「携帯・スマートフォン」や「ブランド品」などの高額商材が市場の拡大を後押ししており、物価上昇を背景としてリユース品に対する需要は一層高まっている状況です。

しかしながら、メルカリの調査結果によると、高額なリユース品を購入する際には約7割の消費者が「品質への不安」を抱いており、「偽物・コピー品への懸念」や「動作不良・故障のリスク」が大きな購入障壁になっていることが判明しています。こうした消費者の課題に対応するため、検査・修理・クリーニング・真贋鑑定を経た商品のみを扱う「エムデパートメント」が、新品・中古に続く"第3の市場"として立ち上げられました。

販売チャネルが多様化している現状において、リユース事業者の現場では次のような課題が顕在化しています。

  • 販売チャネルごとに出品作業や在庫管理が分断されており、二重登録や在庫のズレが起きやすい
  • チャネルを追加するたびに運用フローやオペレーションを再構築する必要がある
  • 店舗・EC・モールをまたいだ販売実績を統合的に把握することが難しい

RECOREはこれらの課題に対して、店舗・EC・モールを横断した在庫と業務の一元管理という解決策を提供してきました。その取り組みの中で、利用企業からは「販売チャネルをより拡大したい」「新しく立ち上がったモールにも迅速に対応してほしい」といった要望が数多く寄せられており、対応するモール・カートを段階的に拡充してきました。今回のエムデパートメント対応も、こうした顧客の声に応えるものとなっています。

RECORE連携の詳細

RECOREでは従来から、メルカリShops、Yahoo!オークション、Yahoo!ショッピング、Amazon、楽天市場、Shopifyとの連携機能を提供しています。今回、メルカリShops連携の対象範囲を拡張し、エムデパートメントへの出品にも対応しました。主な特徴は以下の通りです。

RECOREの商品・在庫データを活用したスムーズな出品

RECOREで管理中の商品情報・画像・価格・在庫情報をベースに出品作業が行えます。RECORE上でメルカリShopsに出品する際、メルカリによる事前審査を通過した企業は、自動的にエムデパートメントへの出品が可能になり、出店別システムへの再入力が不要になります。これにより、出品にかかる工数と入力ミスを大幅に削減することができます。

店舗・EC・モールをまたいだ在庫の一元管理

受注情報をRECOREに取り込むことで、実店舗・自社EC・各モールの在庫を一元的に管理します。既存で連携しているメルカリShops、Yahoo!オークション、Yahoo!ショッピング、Amazon、楽天市場、Shopifyと合わせて在庫を横断的に管理できるため、1点物の取り扱いが中心となるリユース事業においても売り違い(在庫の二重販売)を防止し、機会損失とキャンセル対応の負担を抑制します。

受注から出荷・売上までを一気通貫で管理

受注データの取り込みから出荷指示、売上計上までをRECORE上で完結できます。チャネル別の販売実績や粗利をRECOREの分析機能で横断的に可視化し、仕入戦略や価格戦略の意思決定に活用することが可能です。

※エムデパートメントへの出品には、メルカリShopsへの出店に加えて、メルカリによる事前審査を通過し出店の許可を得ている必要があります。

今後の展望

販売チャネルの多様化は、事業者にとって売上拡大の成長機会である一方で、オペレーション負荷の増大にもつながります。RECOREは、事業者が販売活動そのものに集中できる環境を整備することを目的として、店舗・EC・モールを横断した業務基盤の提供を進めてきました。

今回の対応は、こうした取り組みの中で寄せられた顧客の要望に応えるもので、対応チャネルを拡大するものです。同社は今後も、利用企業の声を起点に連携先の拡大と機能拡充を進め、事業者の販売機会の拡大と、リユース業界の健全な発展に貢献していく方針です。

「m department(エムデパートメント)」について

「m department(エムデパートメント)」は、株式会社メルカリが2026年7月14日から提供を開始した、プロが品質を保証するリユースサービスです。メルカリアプリとは独立したECサイトとして運営されています。

出品が許可されるのは、メルカリShopsに出店している事業者の中でも、真贋鑑定体制・商品管理体制・トラブル対応力などについてメルカリの事前審査を通過し、出店許可を得た専門事業者に限定されます(サービス開始時点では88社が参画)。

取り扱う商品はすべて検査・修理・クリーニング・真贋鑑定などを経た「整備済み製品(リファービッシュ品)」および「真贋鑑定済みブランド品」で、整備済み製品には発送後180日間の動作保証が付帯するなど、充実した保証・返品体制を特長としています。

RECOREについて

RECORE(リコア)は、小売・リユース業界に特化したクラウド基幹システムです。POS、在庫、顧客管理、EC連携、免税販売、BOPIS、会員ランクなど、オムニチャネルを前提とした統合機能を標準搭載しています。リリースから6年で、500社1,700店舗を超える小売・リユース事業者が利用しています。

小売・リユース向けクラウド基幹システムRECORE機能一覧

小売・リユース向けクラウド基幹システムRECORE機能一覧

株式会社RECORE 会社概要

所在地:大阪府吹田市豊津町9-22 大同門ビル7F
東京支社:東京都港区赤坂2-11-1 DeLCCS溜池山王8F
代表取締役:佐藤秀平
設立:2016年10月

出典元:株式会社RECORE

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