ジグザグ台湾が「WorldShopping BIZ OMO」を提供開始、ポップアップストアと越境ECを連携した新サービス

株式会社ジグザグ(東京都渋谷区、代表取締役CEO:仲里一義、代表取締役COO:鈴木賢)の台湾子会社である吉克查克股份有限公司(ジグザグ台湾)は、台湾市場への進出を検討するブランドや、越境ECを活用して台湾市場でのさらなる売上拡大・ファン獲得を目指すブランドに向けて、台湾でのポップアップストア出店から越境EC・データ活用・再購入設計までをワンストップで支援する新サービス「WorldShopping BIZ OMO」の提供を開始しました。

同サービスの先行導入事例として、株式会社Dollsが運営するアパレルブランド「MAYLA(マイラ)」の台湾ポップアップストアにおいて、台湾向け越境EC売上が通常月商比約10倍(※1)を記録するという成果を上げたとのことです。リアル店舗でのブランド体験を越境ECへと接続し、得られたデータを次回施策へ活用することで、台湾市場におけるブランドの継続的な成長を実現する新たなモデルが提供されます。


サービス提供の背景

台湾は、越境ECにおいて日本ブランドへの親和性が世界でも特に高い市場として知られています。同社のデータによると、訪日した台湾の消費者の8割以上が、帰国後も越境ECを通じて日本ブランドの購入を継続しており(※2)、同社サービスを利用した商品購入の流通額においても台湾は国別で上位に位置しています。訪日経験者が多く、日本ブランドへの関心が継続的に維持されることが、この市場の大きな特徴となっています。

近年、AIによる購買体験の自動化が進展し、消費者が「欲しいもの」を効率的に手に入れられる環境が広がりつつある中で、その場の熱量や偶発的な出会いといった、データだけでは再現できない「リアルな体験」の価値が、あらためて見直されています。ブランドが顧客と深い関係を築くうえで、オンラインとオフラインをいかに融合させるかが、これまで以上に重要になっています。

こうした背景から、越境ECを通じて台湾市場で販売実績を積み重ねたブランドが、さらなるブランド認知の向上やファンとの接点づくりを目的に、台湾でのポップアップストア出店を検討するケースも増えていますが、多くのブランドは以下のような課題を抱えています。

  • ポップアップストア終了後に購入導線が途切れてしまう
  • 来場者との接点が継続しない
  • オフライン施策と越境ECが連携していない
  • 来場・購買データが次回施策へ活かされない

「WorldShopping BIZ OMO」は、オフラインとオンラインを分断せず、台湾市場におけるブランド体験・購買・データ活用を一体化することで、ブランドの継続的な成長を支援します。

なお、「OMO(Online Merges with Offline)」とは、消費者の目線でECサイト(オンライン)と実店舗(オフライン)を融合した顧客体験の向上を目的とするマーケティング手法です。

ケーススタディ:株式会社Dolls

台湾ポップアップストアで、台湾向け越境EC売上が通常月商比約10倍を記録

アパレルブランド「MAYLA(マイラ)」を運営する株式会社Dollsは2026年5月、台湾・台北市内にて7日間のポップアップストアを開催しました。ジグザグ台湾は、ポップアップストアと越境ECを連携した購入導線を設計し、台湾市場でのブランド体験から継続購入までを一気通貫で支援しました。

MAYLA POP UP STORE in 台北
「MAYLA POP UP STORE in 台北」
オープニング初日から最終日まで7日間、途切れること無く多くのファンが来場
オープニング初日から最終日まで7日間、途切れること無く多くのファンが来場



本事例では、以下の成果が得られました。

  • 7日間で1,000人以上が来場
  • 台湾向け越境EC売上が通常月商比約10倍(※1)を記録
  • イベント期間中の平均注文単価が、通常期比 約1.6倍(※3)
  • 購入者の約9割が越境EC購入での新規顧客(※4)
  • 台湾北部だけでなく、中南部からも幅広く来場者を集客
  • 訪日インバウンド時の実店舗来店にもつながるなど、オンライン・オフライン双方で継続的なブランド接点を創出

※本成果は一例であり、業種・商品・実施内容により結果は異なります。

台湾ポップアップストア当日の様子(動画)

株式会社Dolls ゼネラルマネージャー 池上なつ美様のコメント

台北のポップアップストアでは、初日から予想を大きく上回る多くのお客様にご来場いただきました。実際に現地に立って最も驚いたのは、台湾にこれほど多くのMAYLAファンの皆様がいらっしゃり、MAYLAの出店を心待ちにしてくださっていたことです。これまでポップアップストアは、その場限りの接点になりがちでした。しかし、越境ECと連携することで、POPUP終了後も継続して商品をご購入いただける環境を構築することができました。また、イベント終了後には、台湾のお客様が東京・ラフォーレ原宿店にも足を運んでくださるケースが見られ、越境ECによる継続的な購買だけでなく、海外のお客様との接点そのものが広がっていることを実感しています。台北だけでなく、台湾各地からお越しいただいたお客様との出会いは、私たちにとって大きな財産です。今後も越境ECを活用しながら、台湾のファンの皆様とのつながりを長期的に育んでいきたいと考えています。

WorldShopping BIZ OMOが提供する3つの価値

① データで「売れる」を設計する

WorldShopping BIZで蓄積した台湾市場の越境EC購買データとAIを活用し、ブランドごとの商品構成や販促施策、ポップアップストア企画を最適化します。

② リアルなブランド体験を継続的な売上へつなげる

台湾でのポップアップストアを起点に、越境ECを活用して、その場に限らず商品を継続的に購入できる環境を提供します。

③ オンラインとオフラインのデータを循環させる

ポップアップストアで得られたデータと越境ECの購買データを活用し、広告戦略や次回ポップアップストアへ活用することで、台湾市場でブランドを継続的に成長させます。

サービス概要

サービス名 WorldShopping BIZ OMO
対象 台湾市場への進出を検討しているブランド/越境ECで台湾市場の売上拡大を目指すブランド
提供内容 台湾ポップアップストア支援・越境EC接続・データ分析・再購入設計
提供開始 2026年7月
運営 吉克查克股份有限公司・株式会社ジグザグ

吉克查克股份有限公司 代表 松野亘氏のコメント

AIが「欲しいもの」を効率的に見つけ、買えるようにする——いわゆる「AgenticCommerce(エージェント型コマース)」が広がるほど、逆に、その場でしか味わえない熱量や、人と人との偶発的な出会いやコミュニティ、フィジカルな体験価値も高まっていくと考えています。データやAIが再現できない「リアルな熱量」こそが、これからのブランドと顧客の関係づくりの核になると捉えています。実際、今回のDolls様のポップアップストアでは、その熱量が売上約10倍・注文単価約1.6倍という数字にも表れました。

越境ECは、海外販売の入口です。しかし、ブランドが海外市場で成長していくためには、リアルなブランド体験と、その後も続く顧客との関係づくりが欠かせません。

WorldShopping BIZ OMOでは、越境ECで蓄積した台湾市場のデータとAIを活用し、ブランドごとに最適なオフライン施策を設計するとともに、リアルで得られたデータを再び越境ECへ還元することで、オンラインとオフラインを循環させる新しいブランド成長モデルを提供します。

日本ブランドが台湾市場で長く愛される存在となるよう、継続的な成長を支援してまいります。

今後の展開

ジグザグは、台湾での成功事例を蓄積しながら、日本ブランドの台湾進出・台湾市場での売上拡大を支援していく方針です。また、今後は台湾で培った知見を活かし、アジア市場への展開も加速させ、データドリブンな越境OMOモデルの拡大を進めていくとのことです。

※1 台湾向け越境ECにおける通常月商との比較
※2 出典:株式会社ジグザグ『越境EC・ウェブインバウンド白書2026』
※3 イベント期間中(2026年5月15日〜21日)の台湾向け越境EC平均注文単価と、同年1〜4月の平均注文単価との比較
※4 本ポップアップ施策における購入者のうち、当社の購入履歴に基づき新規と判定した顧客の割合

出典元: 株式会社ジグザグ

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