
SMN株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役執行役員社長:原山直樹)が、独自のテレビCMメタデータシステムを用いて、2026年5月度に主要5大都市圏(東京、大阪、名古屋、福岡、札幌)の地上波25局およびBS放送6局で放送されたテレビCMの放送回数について調査・集計を実施し、その結果を公表しました。同社はテレビCMメタデータの生成・販売を通じたマーケティング支援を展開しています。
2026年5月度の調査結果では、前月から出稿量を大幅に増加させたグーグルの「Google Chrome」が初めて総合1位を記録したほか、「Y!mobile」などの通信系コンテンツ、さらに初夏のレジャーシーズンに向けた「アゴダ」「トリバゴ」といった旅行系サイトのCMが急上昇し、上位の顔ぶれが大きく入れ替わる結果となっています。
調査概要について
今回の調査は、2026年5月1日から5月31日までの期間を対象に実施されました。調査対象は、番組宣伝を除く5大都市圏(東京、大阪、名古屋、福岡、札幌)の地上波25局、BS放送6局のテレビCMとなっています。調査方法としては、SMNが保有する動画認識エンジンを活用したテレビCM自動認識システムにより取得した放送履歴情報を基に調査が行われました。
2026年5月度ランキングの主な特徴と注目ポイント
5月度のランキングにおいては、上位の顔ぶれが大幅に入れ替わり、通信系コンテンツや旅行・レジャー関連の出稿が目立つ結果となりました。
総合1位を獲得したグーグルの「Google Chrome」は、前月の328位から大幅にランクアップし、初めての首位獲得となりました。CMの内容では、ユーザーが最も重視する「スピード」や「セキュリティ」を前面に打ち出しながら、シェアNo.1であることを強力にアピールする構成となっており、全国規模で出稿量を急激に増加させたことがトップ獲得につながったとされています。
続く2位には、ソフトバンクの「Y!mobile」がランクインしました。同CMでは、ヒット曲「アジアの純真」の替え歌を採用し、「海外データも料金コミコミ」というお得感や利便性をわかりやすく訴求し、上位を占める結果となっています。
さらに5月は、3位に「アゴダ」、8位に「トリバゴ」、11位に「楽天トラベル」など、旅行系サイトが上位に多数ランクインしました。旅行系サイト以外では、4位の「カーネクスト」、12位の「カーセンサー」といった中古車検索サイトも引き続き活発で好調な出稿を継続しています。
エリア別テレビCM放送回数ランキングの詳細
東京地区では、3位にビザ・ワールドワイド・ジャパンの「Visaのタッチ決済」がランクインしました。カードでのタッチ決済が利用可能な路線の拡大に伴い、大量出稿につながったと考えられます。
名古屋地区では、東海エリアで4月24日に1号店、5月29日に2号店・3号店を連続してオープンした新しい形態のドン・キホーテ「驚楽の殿堂 ロビン・フッド」が圧倒的な出稿量で1位を獲得しました。






テレビCMメタデータについて
SMN株式会社は、ソニーと共同で開発したテレビCMメタデータ生成システムを活用し、全国主要都市の放送をリアルタイムで解析することで、テレビCMの放送履歴データを生成しています。このシステムは約20年間の運用実績を誇り、10万件以上のCMメタデータと5000万件以上の過去放送履歴データが蓄積されています。
即時性の高いデータは、Web広告の掲出トリガーとしても活用されており、マスメディアとインターネット広告の架け橋としても利用されています。
日々大量に蓄積されるデータは、自社CMの放送確認や競合他社の出稿状況調査のほか、Web広告や購買データ、スマートテレビから取得できる視聴ログデータなどのビッグデータと組み合わせた、クロスメディアのマーケティング分析にも活用されています。
SMN株式会社について
SMN株式会社は、2000年3月に設立されました。ソニーグループで培った技術力をベースに、マーケティングテクノロジー事業を展開しています。「技術力による、顧客のマーケティング課題の解決」を実現するため、ビッグデータ処理と人工知能のテクノロジーを連携し進化を続けています。
現在、同社はDSP「Logicad」、マーケティングAIプラットフォーム「VALIS-Cockpit」のほか、テレビ視聴データ活用広告配信サービス「TVBridge」を提供するなど、マーケティングに関する様々な課題解決を実現しています。

出典元: SMN株式会社














