ガイアックス、日本円ステーブルコイン「JPYC」活用の次世代決済インフラで決済DX推進

株式会社ガイアックス(東京都千代田区、代表執行役社長:上田祐司、証券コード:3775)は、2026年4月3日に公表した「JPYCを活用した次世代決済インフラ受託開発」について、既存の決済・送金システムが抱える課題解決への強い期待が多方面から寄せられたことを明らかにしました。

同社は5月11日より、事業者向けの「ステーブルコイン決済導入支援サービス」の提供を開始しています。このサービスでは、日本円ステーブルコイン決済において、手数料から即時入金、即時分配まで一気通貫での支援を実施しています。

今回、これらのリリースへの反響を受けて、日本円ステーブルコイン「JPYC」を発行するJPYC株式会社の代表取締役である岡部典孝氏から、本取り組みへの期待を込めたコメントが公開されました。

JPYC株式会社代表取締役からの期待コメント

岡部典孝氏

JPYC株式会社代表取締役の岡部典孝氏は次のようにコメントしています。

「ガイアックス様が提供する決済インフラは、弊社が目指す『日本円ステーブルコインの社会実装』を具体的なビジネスの現場で実現する、極めて重要なソリューションです」

「JPYCはシリーズBでの資金調達を経て、LINE NEXTの『Unifi』連携や免税還付モデルなど、生活に溶け込むインフラへと進化しています。ガイアックス様の実装力によって、スマートコントラクトによる『中抜きのない』透明な経済圏がECやフリマ領域に浸透することを、心より期待し、応援しています」

開発背景:既存決済システムの限界とステーブルコインの実需拡大

従来のECサイトやフリマアプリにおいては、決済代行業者に対する数パーセントの手数料支払いが避けられませんでした。さらに、売上の入金サイクルの遅延、「売上金の一時預かり」に伴う供託金や分別管理といった膨大な運営コストと資金滞留リスクが、大きな課題となっていました。

一方で、日本円ステーブルコイン「JPYC」は、累計発行額が2026年2月時点で13億円を突破しており、日次資産回転率が100%を超えるなど、決済・送金における実需が爆発的に拡大している状況です。

ガイアックスは、これらの課題をブロックチェーン上のプログラム(スマートコントラクト)によって解決します。LINE NEXTの「Unifi」採用など、生活インフラ化が進むJPYCを軸に、企業の決済DXを強力にサポートしていくとしています。

提供ソリューションの主要メリット

ECサイト構築:決済代行業者不要・激安手数料を実現

中間コストの排除:銀行や決済代行業者のネットワークを経由せず、購入者から販売者へ直接JPYCが送金される仕組みを構築することで、既存のクレジットカード決済などと比較して、劇的に安価な決済手数料の実現が可能となります。

即時分配(自動レベニューシェア):プログラムによって、売上を関係者(生産者、紹介者、プラットフォーム運営者など)へ即時に自動分配します。これにより、アフィリエイト報酬の支払事務や振込手数料も不要になります。

マルチチェーン・エコシステム対応:Polygon、Ethereum、Avalancheなど、JPYCが対応する全チェーンに対応可能です。LINEユーザーが利用する「Unifi」などの最新ウォレットとの連携も視野に入れた開発が行われます。

ECサイト構築イメージ

フリマアプリ構築:運営リスクをゼロにする自律型エスクロー

「お金を預からない」安全運営:従来のポイント管理や現金預かりとは異なり、資金はスマートコントラクト上に一時的にロックされます。これにより、運営者が多額の現金を保有するリスク(信託保全などのコスト)を技術的に解消することができます。

自動化された受金体験:「発送→受取評価」のプロセスと連動してスマートコントラクトが自動でロックを解除し、販売者へ送金します。不透明性のない、クリーンな決済体験の実現が可能となります。

フリマアプリ構築イメージ

ガイアックスの受託開発・支援体制について

同社は「Blockchain Biz」での情報発信や、多数のDAO(自律分散型組織)立ち上げ支援で培った知見を活かし、企業のビジネスモデルに最適化したカスタマイズ開発を行います。

責任者は、峯荒夢氏(ガイアックス開発部責任者・Chief web3 officer / 日本ブロックチェーン協会(JBA)理事 / 日本DAO協会代表理事)が務めます。

提供価値としては、ステーブルコイン導入におけるUX設計から、スマートコントラクトの安全性、最新の法規制動向(改正資金決済法など)を踏まえた実務的な構成を提案していくとしています。

責任者 峯荒夢氏のコメント

峯荒夢氏

ガイアックス開発部責任者の峯荒夢氏は、次のようにコメントしています。

「ステーブルコイン決済の真の価値は、単なる手数料の安さではなく、スマートコントラクトによって『運営の在り方』そのものを変えられる点にあります。中央集権的なプラットフォームが資金を抱え込む必要がなくなることで、運営コストは下がり、ユーザーやクリエイターへの還元を最大化できます。ステーブルコインが示した『実需の拡大』という潮流を、私たちはEC・フリマという具体的な事業の場に実装し、決済の民主化を企業の皆様と共に形にしていきます」

株式会社ガイアックスについて

株式会社ガイアックスは、東京都千代田区平河町2-5-3 MIDORI.so NAGATACHOに本社を構えています。代表執行役社長は上田祐司氏が務め、証券コード3775で上場しています。同社は、ブロックチェーン技術を活用した各種サービスの開発・提供を通じて、企業のDX推進を支援しています。

出典元:株式会社ガイアックス

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