
オフラインマーケティング事業を手がけるohpner株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:土井 健氏)が、モビリティ広告(アドトラック)が生活者の認知や興味関心に対してどのような影響を与えるのかについて調査を実施しました。
今回の調査では、関東一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)に在住する20歳から49歳までの男女を調査対象として、広告到達率や広告関心度、利用および購買検討度などが測定されています。さらに、広告接触が認知度や興味関心にどのような影響をもたらすのか、また生活者がモビリティ広告に対してどのような印象を抱いているのかについても詳細な分析が行われました。
この記事の目次
調査結果のサマリー
今回実施された調査により、モビリティ広告は街中において自然な形で接触機会を創出し、単なる認知獲得だけではなく、興味関心の喚起や購買検討といった態度変容にも有効な広告体験を形成していることが判明しました。
主な調査結果は以下の通りです。
広告到達率については56.4%となり、半数以上の対象者が広告を認知していることが確認されました。広告関心度は61.8%を記録し、商品やサービスへの関心喚起においても有効性が確認されています。また、利用および購買検討度は55.7%となり、認知後の行動意向にも好影響を与えていることがわかりました。
さらに注目すべき点として、広告認知者と広告非認知者を比較したところ、認知者は非認知者と比べて商品認知が約4.7倍、商品への興味が約5.1倍、購買検討については約8.1倍という結果となりました。
調査の概要
本調査の対象者は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に在住する20歳から49歳までの男女です。調査方法はインターネットリサーチ(スクリーニングと本調査の一体型調査)が採用され、2026年2月13日から2月18日までの期間に実施されました。回収数は3978サンプルとなっています。
対象条件としては、新宿、渋谷、池袋、秋葉原、丸の内、原宿、表参道、銀座、六本木、赤坂、新橋、横浜のいずれかのエリアに週1回以上訪問する生活者が設定されています。対象広告は、これらのエリアを実際に走行したモビリティ広告5件です。調査会社は株式会社クロス・マーケティングが担当しました。
調査結果の詳細
半数以上が広告を認知、街中での高い認知形成効果を確認
対象広告の認知率を調査したところ、「確かに見た」もしくは「見た気がする」と回答した方の合計が56.4%に達し、半数を超える方が広告を認知していることが明らかになりました。
モビリティ広告には、街中を移動しながら接触を生み出すという特性があり、信号待ちの時間や歩行中など、日常の移動シーンの中で自然に視認されやすいという特徴があります。
今回の調査結果からも、こうした継続的な接触が積み重なることで、高い広告認知率につながっていることがうかがえます。
広告接触後の関心喚起にも効果、関心度と購買検討度が高水準
対象広告における商品やサービスについて、「関心がある」「やや関心がある」と回答した方は61.8%、「利用または購買を検討したい」「やや検討したい」と回答した方は55.7%という結果になりました。
半数以上の方が広告を認知しているという結果に加えて、商品やサービスへの関心喚起、さらには利用や購買検討においても高い数値が確認されています。この結果から、モビリティ広告は単に認知を獲得するだけではなく、その後の興味関心や利用・購買検討段階にも効果的につながっていることが示されました。
また、街中で繰り返し接触が発生するというモビリティ広告の特性が、商品やサービスの印象形成や記憶の定着にも貢献していると考えられます。
広告認知者は興味関心・購買検討も顕著に上昇
広告認知者と広告非認知者を比較することで、広告接触が認知や興味関心に与える影響についても分析が行われました。
その結果、広告認知者は広告非認知者と比較して、商品認知は約4.7倍、商品への興味は約5.1倍、購買検討については約8.1倍という数値が得られました。
認知だけではなく、興味関心や購買検討段階においても明確な差異が見られたことから、モビリティ広告が態度変容を促進する上で有効に機能していることがうかがえる結果となりました。
生活者が抱くモビリティ広告への印象
数値データに加えて、生活者がモビリティ広告に対してどのような印象を持っているのかについても、自由記述形式による調査が実施されました。
その結果、「自然と目に入る」「音によって印象に残る」「SNSや会話のきっかけになる」といったポジティブな意見が多数見られました。
また、街中で繰り返し目にすることによって印象に残りやすいという声や、友人との会話やSNS投稿のきっかけになるといった意見も寄せられており、モビリティ広告ならではの接触体験が確認される結果となりました。
実際に寄せられた具体的な意見は以下の通りです。
街中で自然と目に入るという声
街中を移動しながら広告接触を生み出すという特性から、「意識していなくても自然と目に入る」という声が多く寄せられています。
「信号待ちをしている時によく目に付くイメージがある」(30代・東京都)、「ぼーっとしている時に無意識に入ってくる」(30代・神奈川県)、「何気なく見た広告が記憶に残るケースが多い」(50代・神奈川県)といった意見が見られました。
音とビジュアルによって印象に残るという声
大型ポスターラッピングや音による演出によって、通常の屋外広告よりも記憶に残りやすいと感じる声も多数寄せられています。
「音と一緒にキャッチコピーやカラフルな広告が流れてくるので印象に残る」(30代・東京都)、「音楽を伴っていることが多いので、耳で聞いてからトラックを見る流れで印象に残る」(40代・神奈川県)、「大型トラックの側面を使っているので面積が大きいし、大音声も伴っているから印象に残る」(50代・東京都)といった意見がありました。
SNSや会話のきっかけになるという声
「写真を撮る」「SNSで共有する」といった声も見られています。街中で見かけた広告を撮影して共有するなど、単なる視認に留まらない二次的な波及の可能性もうかがえる結果となりました。
「推しが載っていると写真を撮ってSNSでも見るから印象に残る」(20代・東京都)、「友達と出かけている時などに通り過ぎると話題になるので印象に残りやすい」(40代・東京都)といった意見が寄せられています。
このように、モビリティ広告は単なる視認に留まらず、街中での偶発的な接触、音とビジュアルによる記憶定着、SNS上での拡散やコミュニケーションへの波及などを通じて、生活者の印象形成につながっている可能性が示されました。
数値データだけではなく、実際の生活者の声からも、モビリティ広告ならではの特徴がうかがえる結果となっています。
調査実施の背景
近年では、デジタル広告市場の拡大に伴って、生活者が日常的に接触する広告量は増加し続けています。その一方で、広告接触機会が増加することで、広告そのものが流されやすくなり、生活者にしっかりと認知され記憶される広告体験をどのように生み出すかが、マーケティングにおける重要な課題となっています。
そうした中で、モビリティ広告は、街中や都市部の生活導線上で自然な広告接触を生み出せる媒体として活用が広がっています。特に、大型ポスターラッピングや音を活用した演出によって、一般的な屋外広告とは異なる強い接触体験を生み出せる点が特徴となっています。
しかしながら、「実際にどの程度広告が認知されているのか」「認知だけではなく、その後の興味関心や利用・購買検討にどのような影響を与えているのか」といった広告効果に関する定量的なデータは、十分に可視化されていませんでした。
こうした背景のもと、同社では、モビリティ広告の広告到達率、広告関心度、利用・購買検討度に加えて、広告接触が認知や興味関心に与える影響、そしてモビリティ広告に対する印象について調査および分析を実施しました。
モビリティ広告について
モビリティ広告は、4トンの大型車両を活用し、トラック荷台の大規模な広告面と音声によって訴求を行う屋外広告です。人通りの多い繁華街やビジネス街を走行することで、高い視認性と存在感を活かした広告体験を生み出します。また、街中で継続的に接触機会を創出できる点も特徴であり、都市部を中心に幅広い生活者への認知形成につなげることができます。
走行エリアの設計やクリエイティブ表現だけではなく、ポスター施工品質や運行管理体制によって、広告効果や生活者からの印象が大きく左右される媒体でもあります。法令順守を前提とした安定運行や、高品質なポスター施工、適切な運行管理体制の整備など、媒体品質を意識した運用が行われています。
ohpnerのモビリティ広告支援について
同社では、媒体社としての運用だけではなく、広告主の目的やターゲットに応じたプランニング、クリエイティブ制作、そして他のオフライン広告媒体も含めた複合的な施策設計まで、一貫して対応することができます。
代表の土井氏をはじめ、広告事業に精通したメンバーが、モビリティ広告単体での活用だけではなく、タクシー広告をはじめとした各種オフライン広告媒体と組み合わせることで、街中での複合接点を生み出す施策設計や提案も可能です。
媒体運用だけに留まらず、戦略設計から実行まで一貫した支援を行い、モビリティ広告を事業成長につながるオフラインマーケティング施策として提供しています。
ohpner株式会社について
同社は、オフライン広告とマーケティングコンサルティングを通じて、顧客の事業成長を支援しています。モビリティ広告(アドトラック)、タクシー広告、交通広告、その他OOHなどのメディア選定から、クリエイティブ制作、広告配信、効果測定まで、トータルなマーケティングソリューションを提供しています。
出典元:PR TIMES











