TikTok Shop日本市場、8月第1週はGMV22.97億円に減少も新規ファン数は293万人で前週比60%増加

TikTok Shopのデータ分析サービスを提供するKalodata Japan(運営会社:株式会社Kalowave Japan)は、2026年8月3日から8月9日の期間における日本TikTok Shop市場の最新データを発表しました。それによると、GMV(流通取引総額)は22.97億円となり、前週と比較して14.2%の減少を記録したということです。販売件数についても95.52万件と前週比10.4%減となり、広告予算も2,890.7万円で同9.4%減となるなど、主要指標はいずれも前週を下回る結果となりました。


LIVEデー開催により新規ユーザー流入が大幅に増加

GMVが縮小する一方で、8月3日から4日にかけて開催された「LIVEデー ~TGC Special~」を背景として、ライブ配信関連の指標は大きく伸長したとのことです。ライブルーム数は18,628件と前週比11.8%増加し、特に新規ファン数については293.08万人を記録し、前週から60.0%もの大幅な増加となりました。GMVが減少する市場環境においても、ライブ配信活動および新規ユーザーの流入は拡大傾向を示しています。

Kalodata Japan編集部の総評では、8月3日から9日の日本TikTok Shop市場について、GMVおよび販売件数が低下した一方で、「LIVEデー ~TGC Special~」の開催により新規ユーザーの流入とライブ配信活動が拡大したと分析されています。

主要指標の推移

今週の注目ポイントとして、前週比での主要指標は以下の通りとなっています。

  • GMV:22.97億円(前週比マイナス14.17%)
  • 販売件数:95.52万件(同マイナス10.37%)
  • 新規ファン数:293.08万人(同プラス59.99%)
  • ライブルーム数:18,628件(同プラス11.75%)

なお、これらの数値はKalodataによる独自集計データに基づくものです。


直近4週間における市場動向

直近4週間の推移を見ると、売上高、販売件数、平均販売価格は以下のような変化を示しています。

  • 7月13日週:売上高27.52億円、販売件数128.34万件、平均販売価格2,144円
  • 7月20日週:売上高26.90億円、販売件数111.83万件、平均販売価格2,406円
  • 7月27日週:売上高26.76億円、販売件数106.57万件、平均販売価格2,511円
  • 8月3日週:売上高22.97億円、販売件数95.52万件、平均販売価格2,405円

この推移から、売上高および販売件数は継続的に減少傾向にある一方で、平均販売価格は2,400円前後で安定していることが確認できます。


カテゴリー別売上高の状況

カテゴリー別の売上高を見ると、「美容・パーソナルケア」が4.18億円でトップの座を維持し、「食品・飲料」が3.81億円、「レディースウェア・インナー」が2.20億円でそれに続く結果となりました。特に「食品・飲料」カテゴリーにおいては、ライブ配信が47.1%、動画が46.3%と、バランスの取れたGMV構成が特徴的となっています。

TOP10カテゴリー別の売上高は以下の通りです。

  1. 美容・パーソナルケア:4.18億円
  2. 食品・飲料:3.81億円
  3. レディースウェア・インナー:2.20億円
  4. スマートフォン・エレクトロニクス:1.42億円
  5. おもちゃ・趣味:1.39億円
  6. ホーム用品:1.23億円
  7. 旅行かばん・バッグ:1.02億円
  8. 家電製品:0.99億円
  9. メンズウェア・下着:0.79億円
  10. ファッション小物:0.77億円

商品・コンテンツ関連指標の動向

商品およびコンテンツに関連する指標については、前週比で以下のような変化が見られました。

  • 新商品数:125,240件(前週比プラス9%)
  • 売上商品数:95,119件(同マイナス8%)
  • 動画本数:147.3万本(同プラス3%)
  • ライブルーム数:18,628件(同プラス12%)

新商品数および動画本数、ライブルーム数が増加する一方で、実際に売上を計上した商品数は減少しており、市場の厳しさが表れています。


市場・投資関連指標について

市場および投資に関連する指標では、前週比で以下のような結果となっています。

  • 全ショップ数:129,871件(前週比プラス2%)
  • 広告予算:2,891万円(同マイナス9%)
  • 新規ファン数:293万人(同プラス60%)

全体のショップ数は微増している一方で、広告予算は縮小傾向にあります。しかし新規ファン数の大幅な増加は、今後の市場拡大に向けた明るい材料と言えるでしょう。


カテゴリー別トレンド分析

カテゴリー別のトレンドを詳しく見ると、「美容・パーソナルケア」はGMV4.2億円で前週比マイナス15.2%ながらも首位を維持しています。「食品・飲料」は3.8億円で同マイナス4.3%、「レディースウェア・インナー」は2.2億円で同マイナス19.1%となりました。

全体的な傾向として、食品カテゴリーの存在感が高まっており、首位の美容カテゴリーとのシェア差は1.8ポイントまで縮まってきています。この傾向は、TikTok Shop市場における商品構成の変化を示唆するものと言えます。

出典:Kalodata調査
出典:Kalodata調査

レポート作成について

このレポートは、TikTok Shopデータ分析ツール「Kalodata」に搭載されたAI分析機能「Kalopilot」により生成された分析結果をもとに作成されています。Kalopilotは、自然言語での質問を通じて市場レポート作成、商品リサーチ、運用分析などを実行できるAIアシスタント機能です。

なお、このレポートはTikTok Shop関連データをもとに、Kalodataが独自に収集・分析した情報に基づいています。


Kalodataについて

Kalodataは、TikTok Shopに特化したデータ分析プラットフォームです。カテゴリー、ショップ、クリエイター、商品、動画・広告、ライブ配信などを横断的に可視化し、セラー、ブランド、クリエイター、アフィリエイターのデータドリブンな意思決定を支援しています。

出典元:株式会社Kalowave Japan

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