
2026年はバレンタインや母の日をはじめ、ECにおける主要なイベントが休日に集中しているため、EC事業者にとってイベント設計をより戦略的に考える必要がある一年になりそうです。
これまでのイベント施策は、例年のカレンダーや商戦の流れを前提に、スケジュールや訴求内容が設計されてきました。
しかし2026年は休日にイベントが集中することで、従来の組み立て方では需要の動きとズレが生じる場面も増えそうです。
イベント当日だけでなく、いつ・どのように売るかまで含めた設計が重要になります。
株式会社GOAT
「悪徳ECコンサルを成敗する」目的のもと立ち上がった、日本一親切なECコンサル。 食品特化により効率的にノウハウを蓄積しており、実際にコンサルタントがフロントに立つことで成功確率を高める。
楽天市場からAmazon、ShopifyやBASEまで幅広くサポート。
この記事の目次
2026年イベントカレンダーの特徴

以下は2026年の主要イベントカレンダーです。
日付 | イベント |
2026年1月1日(木) | お正月 |
2026年2月14日(土) | バレンタインデー |
2026年3月14日(土) | ホワイトデー |
2026年6月10日(日) | 母の日 |
2026年6月21日(日) | 父の日 |
2026年9月21日(月) | 敬老の日 |
2026年10月31日(土) | ハロウィン |
2026年11月27日(金) | ブラックフライデー |
2026年12月25日(金) | クリスマス |
2026年12月31日(木) | 大晦日 |
特にバレンタインや母の日など、ギフト系のイベントが休日に多く見られています。
特に休日イベントでは、衝動買いよりも「比較・検討」を前提とした購買行動が増える傾向があります。当日の売上だけを追うのではなく、事前の販促設計や商品準備の質が成果を左右します。
休日イベントで変わる消費行動と設計

イベントが休日に集中する場合、消費行動の変化を起点に設計を考えることが重要になります。
主な消費行動の変化は、次の3点です。
① 購入タイミングが前倒しになる
- 当日が休日の場合、直前購入よりも1〜2週間前からの比較・検討が増える
- 検討フェーズに入るタイミングが早く、後出し施策は選択肢から外れやすい
→ 設計のポイント
販促はイベント直前ではなく、遅くとも2週間前から段階的に開始する。
早期訴求で認知を取り、直前に意思決定を後押しする流れを設計する。
あわせて注意したいのが、休日に配送が集中しやすい点です。
イベント当日が土日・祝日の場合、配送希望日が特定の日に集中しやすく、遅延や指定不可といったトラブルが起こりやすくなります。
そのため、早期購入を促す訴求や配送目安・締切日の明示など物流を見越した設計も欠かせません。
② 自家消費・家族消費の比重が高まる
- 職場向け・形式的なギフト需要は相対的に減少
- 「自分用」「家族やパートナーと一緒に楽しむ」商品が選ばれやすくなる
→ 設計のポイント
少量ギフト一辺倒ではなく、シェア・自家消費前提のセット構成を用意する。
用途別(ギフト/自分用)に価格帯や容量の選択肢を持たせる。
③ 価格以外の要素まで比較されやすい
- 休日は時間に余裕があり、商品内容や使い道・世界観まで見られる
- 値引きや露出量だけでは決め手になりにくい
→ 設計のポイント
利用シーンが想像できる構成や、セット内容が直感的にわかるページ設計が重要。
安心感・納得感を高める導線が購入判断を後押しする。
このように消費行動の変化を起点に、検討から購入までのプロセス全体を設計することが、2026年のイベント商戦で成果を分けるポイントになります。
休日イベントとの相性が高い「楽天ソーシャルギフト」

休日イベントでは商品の魅せ方や価格設計だけでなく、「贈り方」も重要な設計要素になります。
その選択肢の一つが、2026年4月から始まる楽天のソーシャルギフトです。
楽天ソーシャルギフトは、住所を知らなくてもSNS経由でギフトを贈ることができ、受け取り側が配送先や日時を指定できる仕組みです。送り手の手間を抑えつつ、ギフトを贈りやすくなる点が特徴です。
休日イベントとの相性が高い理由として、次の3点が挙げられます。
- 直接会えない相手へのギフト需要が生まれやすい
- 比較・検討が進む一方で、直前対応や贈り忘れニーズも発生しやすい
- 住所確認などの手間を省ける手段が選ばれやすい
こうした背景から「事前検討向けのギフト」と「直前でも対応できるソーシャルギフト」を併存させる設計が休日イベントでは有効になります。
総括:2026年に向けた準備は今から始まる

2026年のイベント商戦は、当日ではなく設計段階ですでに始まっています。
カレンダーを起点に消費行動を読み解き、自社に合った勝ち筋を描けるかどうかが年間売上に大きな影響を与えます。
イベント設計や販促設計に課題を感じている場合は、専門的な視点での支援も含めぜひ一度ご相談ください。
株式会社GOAT
URL:https://goat-ec.com/
あわせて読みたい
















