物流業務を委託する前に知っておきたい代行会社の種類と特徴
記事の概要

物流業務をアウトソーシングする前に、代行会社にはどのような種類があるのか、それぞれどのような特徴があるのかを把握しておくことが重要です。費用はもちろん大事ですが、自社でどのようなスキームで物流業務を委託するかで、アウトソースすべき物流代行会社が変わってきます。物流代行会社の種類と特徴を解説しますので、物流業務をアウトソーシングするにあたって、参考にしていただければと思います。

物流代行会社の種類と特徴

物流代行会社は大きく3種類に分けることができます。

3PL事業者

料金:初期費用・固定費+従量課金
対象:BtoB、BtoCに対応
オプション:様々な流通加工に対応。

クラウド物流

料金:初期費用0円・従量課金
対象:BtoCがメイン。BtoBはオプション
オプション:付帯業務の対応は制限あり。

モール系フルフィルメント

料金:初期費用0円・従量課金
対象:BtoCのみ。BtoBには対応していない
オプション:簡単なラッピングには対応。同梱物の対応は制限あり。

比較表】

物流を委託する際にかかる費用

保管費用

保管期間が短く、かつ在庫数が少ない場合は、初期費用や固定費が抑えられるモール系フルフィルメントまたはクラウド物流が適しています。反対に、保管期間が長くなればなるほど、在庫が多ければ多いほど、初期費用や固定費はかかるもののコミュニケーションによって柔軟な対応を取ってもらいやすい3PL事業者がオススメです。

出荷費用

出荷費用に関しては、同梱あり・なしで変わってきます。同梱物がある場合は、条件に応じた柔軟な対応ができることが多いため3PL事業者がオススメです。同梱物がない場合、モール系フルフィルメントやクラウド物流を選択するといいでしょう。

出荷件数と費用

出荷件数が月間100件ぐらいだと、3PL事業者だと初期費用や固定費がかかってしまうため、従量課金のモール系フルフィルメントや、クラウド物流と比べて割高になってしまう傾向にあります。

しかし、出荷件数が月間500件以上になってくると、3PL事業者に委託した際のコストメリットが出てくるでしょう。さらに、出荷件数が月間3,000個以上になってくると、3PL事業者との価格交渉によるボリュームディスカウントなどで割安になる場合があります。

まとめ:各物流代行会社を選ぶにあたって

同梱物施策より、とにかくコストを重視するなら、モール系フルフィルメント。自社ECサイトでの販売がメインでモールには出店していない、もしくは、スタートアップで費用はかけられない企業には、クラウド物流。月の出荷件数が多く、出荷先が自社ECやモール、BtoB対応など多岐にわたる場合や、同梱物にこだわりがあったり、流通加工が複雑だったりする場合は3PL事業者から検討してみるといいと思います。しかし、実際は小売事業者のビジネスは複雑であるため、3PL事業者やモール系フルフィルメントと両方使う事業者も少なくないです。その場合は3PL事業者が物流拠点のハブの役割となるでしょう。

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監修:ロジザード株式会社

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