楽天市場内SEOで使える効果的なPDCAとは?検証方法からキーワード選定まで解説

楽天市場内SEOのPDCAとは?

前回、楽天市場内SEOについて実際の作業ベースでお話ししました。

しかし一度キーワードを入れた後は何もしなくても良いかというと、そうではありません。効果検証を行い、より改善と向上を目指してPDCA(Plan(計画)・Do(実施)・Check(評価)・Action(改善)を繰り返すことによる継続的改善)を回すことが重要です。

今回はその楽天市場内SEOでのPDCAの回し方についてご紹介します。

▼前回記事

キーワード調整におけるPDCAの流れ

下記の流れで楽天市場内SEOのPDCAを実施します。

前回はサジェストキーワードから新規キーワードの開拓を行い、①のキーワード追加を行いました。

その後、キーワードを追加した商品に集客効果があったのかをデータ分析によって判断し、その良し悪しによってキーワードの入れ替えを行っていきます。

ではPDCAのCheckである②データ分析と、改善のActionについて具体的にご説明していきます。

データ分析によるCheckでキーワードの効果検証

楽天市場内SEOの効果検証をするにはRMS内のデータを活用します。大きく分けて下記の3つの項目を見ていきます。

  • 参照元サイトの「楽天サーチ」
  • 検索キーワード
  • 商品分析の「対象商品」

参照元の「楽天サーチ」

RMSのアクセス分析>従来版アクセス分析>参照元サイトに遷移します。

こちらから楽天市場内SEOを実施する前と、実施後の期間のデータを見てみます。

サイト名が「楽天サーチ」になっているものがキーワード検索などからのアクセスです。つまり、実施前後で「楽天サーチ」のアクセス数が増加していれば楽天市場内SEOの効果があった可能性があります。

しかし、このデータには楽天市場アプリからの流入がカウントされていません。あくまで第一段階の判断基準としましょう。

ここで効果が悪い、または目標としていた数値よりも効果が出ていない場合は改善が必要となります。次以降の分析による原因の解明と対抗施策を行いましょう。

検索キーワード

楽天市場内SEOで追加したキーワードが、それぞれ効果を発揮しているか確認します。

RMSのアクセス分析>従来版アクセス分析>検索キーワードに遷移します。

こちらから楽天市場内SEOを実施する前と、実施後の期間のデータを見てみます。

楽天市場内SEOで追加したキーワードが実施前から増えていればそのキーワードは効果があった可能性があります。しかしそのキーワードを入れている商品が後述の商品分析にて転換率が低い場合、アクセスは取れても売上につながらないのでこちらは効果のないキーワードと言えます。

効果のあるキーワードは積極的に使うべきキーワードです。他の商品でも同様のキーワードが使えるのであれば横展開して追加していきましょう。効果のないキーワードは現状では削除すべきでしょう。しかし、ここで言う「効果のないキーワード」とは2つの状況が考えられます。

まず単純にそのキーワードでの検索がされていない場合です。この場合はそのキーワード検索結果に表示されていても露出効果が無いと言えるので削除すべきです。判断基準としては検索キーワードデータのアクセス数が0で、そのキーワードで検索した時に対象の商品がすでに検索結果の上位(目安として上から10番目以内)の場合、検索ボリュームが極端に少ない可能性があるため削除しましょう。

次に、競合が多く追加しているキーワードでは、そのキーワードを追加するだけでは上位表示できず、アクセスにつながっていない場合です。この場合はキーワード自体に問題はなく、商品の売上が伸びていくことでキーワードの効果が出てきます。

つまり、現段階では別のキーワードで露出させ、売上が伸びてきたときにキーワードを戻すことで効率よく集客することができます。

商品分析の「対象商品」

次に、楽天市場内SEOを行った商品が実施前後にアクセス数が伸びているか確認します。

RMSのアクセス分析>商品分析に遷移します。

こちらから楽天市場内SEOを実施する前と、実施後の期間のデータを見てみます。楽天市場内SEOを実施した商品のアクセス人数が伸びていれば楽天市場内SEOの効果があった可能性があります。

アクセス人数が伸びている場合、転換率にも注意しましょう。大幅にアクセス人数が伸びた場合ある程度転換率は下がる傾向にありますが、売上件数などが全く変化のない場合、商品とミスマッチした検索結果へ表示されている可能性があります。そのようなキーワードは特定し、削除と別のキーワードの追加を行いましょう。

新規キーワードの開拓

データ分析による効果検証の結果、削除するキーワード、横展開するキーワードが明確化しました。削除によってバイト数が空いた商品名にはさらに新しいキーワードを追加していきましょう。

もし前回のキーワード選定時に絞り込みからあぶれてしまったキーワードがあればそれを入れるのも良いでしょう。それ以外の新規キーワードはどのように開拓していくか、下記を参考にしてみてください。

新規サジェストキーワード

こちらは前回の記事に記載したサジェストキーワードから探していきます。

サジェストキーワードはその時に検索の多いキーワードが表示されるため、以前実施した時から変わっている可能性があります。また、今回のデータ分析で効果のあったキーワードを軸にサジェストキーワードを見てみるのも良いでしょう。

季節的なキーワード

データ分析によって効果のあるキーワードも、季節感のあるキーワードはタイミングによって意味をなさないことがあります。例えば、ギフト系商材で、クリスマスに一番売れるからと言って春から夏にかけてクリスマス系のキーワードを入れていても探す人は少ないでしょう。春夏には卒入学式や母の日、父の日系のキーワードがたくさん出るため、こちらを追加するべきです。

母の日など日にちが決まっている場合、大体3か月前からキーワードを追加します。その日が終わってもすぐに削除するのではなく1,2週間後まではキーワードを残しましょう。特に母の日に顕著ですが、「遅れてごめんね」というキーワードとともに、終了後しばらく需要が残ります。

キーワードの言い換え

効果のあったキーワードは別の言い方ができないか考えてみましょう。

例えばワイシャツの場合、「Yシャツ」とアルファベットで言い換えることができます。西日本では「カッターシャツ」と呼ぶ場合もあるのでこちらも候補になります。

他にも言い間違えのような場合もあります。寝具のベッドは正しくは濁音ですが、「ベット」と濁らずに検索することがあります。

どちらもサジェストキーワードに出てくるので、正しくない言い方も含めてキーワードを探してみましょう。

露出状況による出し分け

前述のデータ分析でも触れましたが、キーワード自体ではなく現状の商品の力では効果を発揮できていない場合があります。この傾向はいわゆる「ビッグキーワード」と呼ばれる検索需要の高いキーワードで顕著に表れます。その場合は範囲を絞った細かいキーワードを優先して追加しましょう。具体的にはそのキーワードで検索した結果に表示される商品数が少ないものを選びます。

そして、キーワードを追加した後、実際に検索結果で上位表示されているかも確認し、もし表示されていなければまた別のキーワードへと変更を繰り返しましょう。細かいキーワードによって露出、集客、購入が増えていくことで「ビッグキーワード」での露出が可能になり、より多くの集客につながっていきます。

まとめ

今回は楽天市場内SEOのPDCAについてご紹介しました。この施策に関わらず、実施した施策の効果検証とその改善は必須の工程です。実施して終わらせずに、より効果向上を目指してPDCAを回しましょう。

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