Shopify、インフルエンサーマーケティングのスタートアップであるDovetaleを買収

ShopifyがインフルエンサーマーケティングのDovetaleを買収

大手ECプラットフォームのShopifyは、インフルエンサーマーケティングのスタートアップであるDovetale(ダブテイル)を買収しました。

Dovetaleは、企業とソーシャルメディアのインフルエンサーをつなぐプラットフォーム「Dovetale」を提供しています。インフルエンサーマーケティングのキャンペーン管理もできるため、どのインフルエンサーがどれぐらい売上に貢献したのかも追えるのが特徴です。

今回の買収により、「Dovetale」は「Dovetale by Shopify」という名称に変わり、利用料も月額90ユーロ以上からでしたが、Shopifyユーザーであれば無料で利用できるようになりました。

Shopifyがインフルエンサー市場に力を入れる理由

Shopifyはインフルエンサー市場の進出に力を入れています。2022年3月に、インフルエンサーやクリエイター向けに、SNSを通じて購入可能なランディングページを無料で作成できるツール「Linkpop」を提供しました。今回のDovetale の買収もその一環です。

Shopifyは顧客の大半がアメリカですが、ヨーロッパの顧客も急増しています。例えば、過去2年間で、イギリスであれば200%、フランスでは300%以上のShopifyユーザーが増加しているのです。そして、アメリカに次いでShopifyの最大の市場であるイギリスでは、インフルエンサーやクリエイターの売上が45%も増加しています。

ヨーロッパではインフルエンサー市場が増加傾向にあります。ヨーロッパのブランドは、2021年にインフルエンサーやクリエイターとのパートナーシップにこれまでの2倍もの金額を投資しているのです。

ShopifyのプロダクトディレクターであるAmir Kabbaraさんは、「インフルエンサーやクリエイターは次世代の起業家だと考えています。インフルエンサーやクリエイターが商業に参入し、収益化を開始するのを支援することは、私たちにとって最優先事項です」と話されています。

日本でも拡大しているインフルエンサー市場

Dovetailに登録されているインフルエンサーの多くが欧米圏で活動しています。そのため、事業者がこのサービスを活用するのは現時点では海外販売がメインになりそうです。日本国内に目を向けると、Shopifyとの連携こそされてはいないものの、インフルエンサーの選定から依頼、効果測定までを可能にしているプラットフォームが続々と現れています。

日本でもインフルエンサーはPR投稿によって収益を伸ばしている一方で、インフルエンサー自身がブランドを持ち、商品を販売する流れはますます加速しています。プロモーションの役割として事業者をサポートしていたインフルエンサーが、個々の強みと影響力を活かして自分自身で商品を販売する成功事例が増えているのです。

また、有名店長がインフルエンサーとして、取り扱う商品やジャンルにおいて発言力を持つケースも増えています。いずれにせよインフルエンサーは、次世代の起業家として物販業界に今後も影響を与え続けることは間違いないでしょう。

※この記事は「Ecommerce News」に掲載されているニュースをもとに翻訳しています。日本のEC事業者の方の参考になればとのことで、Ecommerce News社にご協力いただいております。

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