
「Shopifyと連携すべきSNSは何だろう?」「連携する方法が知りたい!」という方向けに、この記事ではShopifyと連携できるSNSの種類と特徴、FacebookとInstagramに連携を行う方法を解説しています。
Shopifyは他のECサービスと比べてSNS連携を簡単に行えて、SNSからの集客や販売を効果的に行えます。ECサイトへの集客数を増やして売上を伸ばしたい方は、この記事で解説するSNSとの連携を行って、販売チャネルを増やしてみてください。
この記事の目次
Shopifyと連携できるSNSの種類と特徴
Shopifyと連携できるSNSの種類は、Facebook・Instagram・Twitter・Pinterestの4つです。販売チャネルを増やしておけば、集客機会を逃すことなく新規顧客やリピーターの増加が期待できます。Shopifyは管理画面から簡単に連携を行えて、ユーザビリティの高いシームレスな販売が可能になるので、積極的に連携機能を活用しましょう。
Facebookページを作成している方は、Shopifyの管理画面から簡単に連携を行うことができます。Facebookは国内だけで月間2600万のアクティブユーザーがいる大規模SNSで、コミュニティ機能を活用してユーザーと濃い繋がりを作りやすい特徴があります。SNSからShopifyを経由して商品やサービスを販売するには、フォロワー数をただ増やすだけでなく、ユーザーとの繋がりの強さ、すなわちエンゲージメント率が重要です。
Facebookはブランドのファンを作りやすく、広告を活用すれば狙った顧客層へのアプローチも行いやすいので、Shopifyを利用している方は必ず連携しておきたいSNSになります。
InstagramはShopifyとの連携が抜群に行いやすく、商品の認知度拡大から集客・教育・販売・リピートまで、幅広いターゲットにアプローチを行えます。FacebookやTwitterのように投稿の拡散性はあまり高くありませんが、画像や動画メインで視覚的な発信を行えるので、商品の認知度拡大を行いやすい特徴があります。他のSNSと比べてページの移転がなく、スムーズにショップに誘導を行えます。
TwitterはテキストメインのSNSにはなりますが、画像や動画を活用した投稿を行うこともでき、リツイート機能によって短時間で多くのユーザーに情報を拡散させることが可能です。
Twitterは実名登録を行うFacebookと異なり匿名で利用できることから、第三者の口コミが発生しやすく、自然にUGCを発生させることができます。Instagramが視覚的にアプローチしやすい特徴がある一方で、Twitterは最大140字までのテキストで情報を発信することができます。
ユーザーとコミュニケーションを取りやすい特徴もあるので、プロダクト作りや信用獲得を目指して活用するのをおすすめします。
Pinterestは画像をブックマークして保存しておけるSNSで、国内では月間アクティブユーザー数530万人と、他のSNSほど多くはありませんが、世界では4億人も利用しており成長を続けています。
国内では30代から40代の女性ユーザーが多いので、扱っている商品やサービスによってはターゲットを絞って発信できるでしょう。発信した商品画像は、ユーザーがピン止めといって自分のボードに保存することで拡散され、認知拡大が期待できます。
ShopifyとFacebookを連携する方法
ShopifyとFacebookを連携する方法は以下の手順で行います。
- Facebookページを作成する
- 販売チャネル追加
まずはFacebookにログインして、ページを作成します。
Facebook for BusinessからFacebookページの作成を選択します。

Facebookページの作成画面で、ページ名とカテゴリーを設定します。

次にShopifyにログインしたら、管理画面左側の項目から「販売チャネルの追加」をクリックして「 Facebook Shop」を選択します。
すると、オンラインストアの下に「 Facebook Shop」の項目が表示されるようになります。

「 Facebook Shop」の項目から「アカウント」→「アカウントの連携」をクリックすると Facebookにログインして連携が行えます。
Facebookとの連携には審査が必要で、最大で48時間ほどの時間が必要です。審査通過後はShopifyで登録している商品が Facebook上に自動で表示されるようになり、Shopifyの管理画面上で詳細の変更を行えます。すでに Facebookページを作成している方は、数分で連携申請まで行えるので、試してみてください。
ShopifyとInstagramを連携する方法
次にInstagramと連携する方法は以下の手順で行います。
- Instagramアカウントを作成する
- 販売チャネル追加
Instagramと連携する方法も、 Facebookと同様の手順で行います。まずはInstagramのアカウントを作成してください。
アカウントを作成したら、ビジネスアカウントへの切り替えを行います。インスタ上で販売機能を利用するには、ビジネスアカウントに変更する必要があります。
自分のプロフィールページ右上の3本線のメニューをクリックして「プロアカウントに切り替える」を選択すれば簡単に変更が可能です。

変更を行えたら、Shopifyにログインして管理画面左側の項目から「販売チャネル追加」もしくは「+」アイコンをクリックします。そして「Instagram」を選択して、 FacebookとInstagramの連携を行います。

「 Facebookショップチャンネルにアクセスする」をクリックすると Facebook画面が表示され、連携を行えます。1週間以内に審査結果の通知が届くので、審査完了後Instagramアプリ上で Facebookページとの連携を行います。
InstagramとShopifyを連携させるには、Shopifyと連携している FacebookページとInstagramの連携を行い、Instagramのアプリ上でも連携を行う必要があります。

Instagramプロフィール画面右上の3本線メニューから「設定」→「ビジネス」→「 Facebookページにリンク」をクリックして、Shopifyと連携させている Facebookページを選択すれば完了です。
ShopifyのSNS連携事例
国内のSNS連携事例を紹介します。
- FUMIKODA
- Sellenatela
実際にSNSと連携を行うと、どんなユーザー体験が生まれるのか確認してください。
FUMIKODA(Shopify×Facebook)

FUMIKODAは「ラグジュアリーの新しい価値」を提案する新しいバッグとして、様々な女優たちが愛用している人気ブランドです。
FUMIKODAは FacebookとShopifyを連携して効果的なマーケティングを行っており、おしゃれで洗礼された販売ページや、新商品やキャンペーンの情報を発信しています。SNS広告を活用する場合でも、ターゲティングを行いやすい Facebookと連携していることで、販売しやすくなります。
⇒ FUMIKODAのFacebookはこちら
Sellenatela(Shopify×Instagram)

Sellenatelaは日本の東京を拠点とするシューズブランドで、「Liberated life-とらわれずに生きる」をメインコンセプトとして国内外に販売しています。
視覚的に訴求しやすいInstagramとShopifyを連携させることで、ユーザーは投稿から直接商品を購入できるようになります。また、Instagramの利用者は女性が約57%と多く、女性向けに商品を展開している場合に相性の良いSNSです。通常のフィード投稿以外にもストーリーのスワイプアップ機能を活用して、リアルタイムで集客&販売を行うこともできます。
Shopifyと各SNSを連携させて集客&販売経路を拡大しよう
今回はShopifyと連携できるSNSの特徴を紹介し、 FacebookとInstagramに連携する方法を具体的に解説しました。
ShopifyとSNSの連携は非常に簡単に行えて、今日にでも販売チャネルを増やすことができます。連携できるSNSによって発信できる内容や利用者層が異なるので、自社の商品やサービス、ブランドイメージを考えて連携するSNSを検討してみてください。
SNS連携は無料で行えて、簡単に集客&販売機会を増やすことができるので、積極的に活用することをおすすめします。
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