
日々の業務でニュースをキャッチアップする時間がなかなか取れない方もいらっしゃると思います。そこで、2021年12月のEC・ネット通販関連ニュースをまとめました。今回はZ世代の間で流行ったモノやメタバースの動向を中心にみていきます。3分で読めますので、隙間時間にどうぞご覧ください。
また、運営堂の森野さんとニュースの詳細解説をポッドキャストにて配信しております。お時間がある方はこちらも合わせてチェックしてみていただければと思います。
Z世代の間で流行ったモノとSNSの影響力
12月は年末であることから、1年間の消費者トレンドに関するニュースが多いです。こういったトレンドは、自社の販売戦略を立てるうえで参考になると思いますので、チェックしておくといいでしょう。
2021年にとりわけ見かけることが多かった「Z世代」というワードは1990年後半から2000年代に生まれた人を指しています。生まれた頃からデジタルが身近にある世代として、マスメディアよりもSNSやウェブを通じて情報収集・発信を行うとされています。
そんなZ世代を対象にランキングやアンケートなど、2021年の流行を調査したレポートが発表されています。スターバックスの47都道府県フラペチーノや、地球グミが流行りました。47都道府県フラペチーノは、TwitterやInstagramにて、『#スタバ新作』というハッシュタグをつけて投稿する人が続出。地球グミは、YouTubeやTikTokで話題になったそうです。Z世代の間で、SNSの影響力がいかにあるかわかるかと思います。




メタバースが今後、コマースに大きな影響を与える?
2021年10月にFacebookとInstagramを運営しているFacebook社が社名をMeta社に変更したことで、一躍メタバースが世の中で注目を集め始めました。メタバースは、インターネット上に構築された現実世界とは異なる3次元の仮想空間を指します。
Meta社から、メタバースがコマースとどのように結びつくか発表されていますので、ぜひご覧ください。特に記事の文末にある動画は、メタバースに関する知識を深められるのでご視聴することをおすすめします。YouTubeの翻訳機能を使えば精度の高い日本語字幕でお楽しみいただけます。
実際にアディダス ジャパンやBEAMSをはじめ、メタバースに参入しているブランドが出始めています。




メルカリを通じてECに参入する農家や猟師の方
2021年の大きなニュースとして、ソウゾウが個人事業主や法人でもメルカリ上で商品を販売できるメルカリShopsを提供したことが挙げられます。メルカリに出品するのと同じくらい簡単にネットショップをアプリ内に出店することが可能です。また、メルカリには月間2,000万人以上の利用者がいるため、集客しやすい環境が整っています。
「かんたんで、売れる」がコンセプトのメルカリShopsですが、実際に出店された方の声が、「メルカリShopsアワード2021」にて取り上げられています。
出店された方の声をみると、メルカリShopsがITに普段触れる機会が少ない農家や漁師の方、60歳以上の方がECで販売するきっかけとなっていることがわかります。EC化率の向上はもちろん、地方創生にも繋がる様子が伺えます。



12月のインタビュー記事
お時間がありましたら、下記のインタビューもご覧いただければです。小売事業者さんや支援事業者さんによる、事例を踏まえた内容となっていますので、日々の業務に何かしらお役に立つかと思います。
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