
株式会社ユニヴァ・ペイキャスト(本社:東京都港区、代表取締役社長:中尾 周平)は、決済サービス「UnivaPay」において、多通貨決済(Multi Currency Pricing、以下MCP)機能の提供を開始したことを発表しました。この新機能により、加盟店が日本円で設定した商品価格を、海外の顧客が自国の通貨で表示し決済することが可能になります。
サービス提供の背景
近年、越境ECや海外向けデジタルサービスの市場拡大に伴い、日本の事業者が海外の顧客からオンライン決済を受け付けるケースが増加しています。
しかしながら、海外の顧客が日本のECサイトやオンラインサービスを利用する際、価格表示や決済が日本円で行われることが多く、購入時点で自国通貨に換算した支払金額が把握しにくいという課題が存在していました。
今回提供が開始されたMCP機能は、こうした決済体験における課題を解消し、海外顧客との取引を行う加盟店の販売機会拡大を後押しするものとなっています。
同社は決済プラットフォームを中心に、国内加盟店の海外市場への販売を支援する分野を強化しており、MCP機能は既存の決済基盤を活用しながら海外顧客向け決済対応を拡大するもので、越境決済における需要の獲得を目指しています。
多通貨決済(MCP)サービスの概要
多通貨決済(MCP)は、加盟店が設定した日本円の商品価格を基準として、海外の顧客には自国通貨で価格を表示し、そのまま決済を完了できる機能です。
主な特徴について
多通貨決済(MCP)には、以下の4つの主要な特徴があります。
1. 13通貨から選択可能
海外の顧客は、対応している通貨の中から希望する通貨を選択して支払いを行うことができます。幅広い通貨に対応することで、より多くの国や地域の顧客に利用しやすい環境を提供します。
2. 決済前に支払金額の確認が可能
顧客が選択した通貨で金額を確認した上で支払いができるため、購入時点で支払額が把握しにくいという課題が軽減されます。これにより、購入に対する不安を解消し、コンバージョン率の向上が期待できます。
3. 加盟店への精算は日本円で実施
海外の顧客が外貨で決済を行った場合でも、売上の精算は日本円で実施されます。加盟店側で複数の外貨を管理する必要がなく、会計処理の負担を軽減することができます。
4. 既存加盟店は追加導入が可能
現在UnivaPayを利用中の加盟店は、既存の決済環境に多通貨決済(MCP)を追加する形で導入することができます。新たなシステム構築が不要なため、スムーズな導入が可能です。
今後の展開方針
多通貨決済(MCP)は、現在UnivaPayを利用中の加盟店に加えて、これから決済サービスの導入を検討している事業者も利用することができます。海外顧客との取引が発生する事業者からの申し込みや相談を受け付けています。
同社では、海外カードの利用状況や取引の状況を踏まえて、MCPとの親和性が高い事業者への提案を進めています。同時に、越境EC、海外向けWebサービス、教育、インバウンドなど、海外顧客との取引が発生する事業領域へ提供を拡大していく方針です。
2026年は、どのような業種や利用シーンでMCPのニーズが高いかを見極める期間と位置づけており、その結果をもとに2027年以降の展開につなげていく計画となっています。
代表者のコメント
株式会社ユニヴァ・ペイキャスト代表取締役社長の中尾周平氏は、次のようにコメントしています。
「決済は、うまく動いているあいだは気づかれない仕組みです。だからこそ、購入の直前に金額が分からないという小さな引っかかりが、そのまま機会の損失になります。MCPは、加盟店さまの手を煩わせずに、その一点を解きます。国内で積み上げてきた決済基盤を、海外のお客様との取引にも広げてまいります。」
会社概要
株式会社ユニヴァ・ペイキャストは、決済代行事業(PSP)および現地消費型ふるさと納税プラットフォーム「ココふる」を運営しています。
社名:株式会社ユニヴァ・ペイキャスト
事業内容:決済代行事業(PSP)/現地消費型ふるさと納税プラットフォーム「ココふる」
拠点:東京・大阪・札幌
出典元:株式会社ユニヴァ・ペイキャスト

















