
LINEヤフー株式会社が運営するスマートフォン専用リサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」において、2026年上半期における若年層の流行に関する調査結果が発表されました。同調査は700万人を超える国内最大規模のアクティブな調査パネルを基盤としています。
「LINEリサーチ」では、全国の15歳から24歳までの若年層男女を対象として、四半期ごとに最近の流行についての自由記述形式によるアンケート調査を継続的に実施しています。今回は2026年上半期(3月期、6月期)における調査結果の総括と、最新の2026年6月期調査結果が公開されました。
2026年上半期の流行総括
2026年上半期を通じて注目すべき点として、5人組ダンスボーカルグループ「M!LK」が上半期を通してTOP2圏内をキープし続けたことが挙げられます。加えて、スマートフォンゲーム「Brawl Stars(ブロスタ)」や「シール集め」についても、継続的にTOP10入りを果たしており、流行の持続性が確認されました。
最新6月期調査の総合TOP10結果
最新の6月期調査においては、アイドルグループ、新しいSNSアプリケーション、ゲームタイトル、ネットミームなど、多様なジャンルがランクインする結果となりました。
第1位:嵐
5月末に26年半にわたる活動に幕を下ろした国民的アイドルグループ「嵐」が、10パーセントを超える高い割合で第1位を獲得しました。調査実施時期がラストツアーのファイナル公演直後であったこともあり、若年層においても大きな関心を集めたことが明らかになりました。
第2位:M!LK
前回調査で初めて総合第1位を獲得した5人組ダンスボーカルグループ「M!LK」は第2位となりました。順位としては一つ下がったものの、自由記述で言及される割合はさらに増加しています。また、楽曲名であり決めゼリフでもある「好きすぎて滅!」も、3月期と6月期のいずれにおいてもランクイン(9位・23位)を果たしています。
第3位:『夜の踊り子』(サカナクション)のダンス動画
日本のロックバンド、サカナクションによる2012年の楽曲『夜の踊り子』に合わせて個性的なダンスを披露する動画が、初登場で第3位にランクインしました。
第4位:setlog(セットログ)
韓国発のSNSアプリケーション「setlog(セットログ)」が初登場で第4位に入りました。このアプリは1時間ごとに約2秒の動画を撮影し、1本のVlogを自動的に作成できる機能を持っています。

第6位:トモダチコレクション わくわく生活
4月に発売されたNintendo Switch用ゲームソフト「トモダチコレクション わくわく生活」が第6位に初登場しました。プレイヤーが作成した似顔絵キャラクター『Mii』たちの生活や人間関係を楽しむゲームで、「トモダチコレクション」シリーズとしては約13年ぶりの新作となります。
第7位:SEIKIN/セイキンのワホー(ミーム)
約11年前にYouTuberのSEIKIN氏が発した「ワホー」という言葉が、ショート動画のネットミームとして復活し、初登場で第7位にランクインしました。
その他のTOP10ランクイン項目
第5位には「Brawl Stars(ブロスタ)」、第8位には「麻辣湯(マーラータン)」、第9位には「ガチャガチャ」、第10位には「シール集め」がランクインしました。第5位、第8位、第9位については前回調査よりも順位を上げています。
最新6月期調査の総合11位から30位の結果
続いて、30位までの結果から、特に急上昇した項目を中心に紹介されています。
第11位には「モナキ」がランクインしました。『純烈』の弟分グループとして、4月に「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」でデビューを果たしています。デビュー前からSNSで話題となっており、前回の調査では第26位でした。
第14位には「めじるしアクセサリー/チャーム」が、前回の第71位から急上昇でランクインしました。傘やペットボトルなどにつける可愛らしいチャームで、第9位の「ガチャガチャ」でも多く展開されています。
第17位にはパペットキャラクターの「パペットスンスン」がランクインしました。前回第24位、前々回第19位と3期連続でTOP30にランクインしています。
第19位には、日本時間6月12日に開幕した「FIFAワールドカップ/W杯」が入りました。

第28位のYouTuber「SEIKIN/セイキン」と第29位の「mosi mosi?(動画)」は、いずれも初登場となっています。「mosi mosi?(動画)」は、18歳のインフルエンサー兼アーティストである楽音(sasane/ささね)さんのデビューシングル『mosi mosi?』の一部を用いたダンスチャレンジです。
第30位の「6-7(ミーム)」は、アメリカのラッパーSkrillaの楽曲「Doot Doot (6 7)」で繰り返されるフレーズが発端とされています。言葉自体に特定の意味はなく、手を上下に動かすようなジェスチャーと合わせてミーム化していったようです。
最新6月期調査の男女年齢別TOP10結果
最後に、男女年齢別の結果について見ていきます。
総合第1位の「嵐」は男女15歳から18歳で第2位、19歳以上では男女ともに第1位となりました。
総合第2位の「M!LK」は女性15歳から18歳で第1位、女性19歳から22歳と女性23歳から24歳で第2位、男性19歳から22歳で第3位でした。
総合第3位に初登場した「『夜の踊り子』(サカナクション)のダンス動画」は、男性19歳から22歳と23歳から24歳で第2位、男性15歳から18歳で第3位でした。
総合第4位に初登場の「setlog」は、女性15歳から18歳と女性19歳から22歳で第3位である一方、他の層ではTOP10内に入っていません。このことから、女子高校生と女子大学生に特に流行していることが分かります。
総合第5位の「Brawl Stars(ブロスタ)」は、2025年12月期、2026年3月期に続き、3期連続で男性15歳から18歳で第1位となりました。
総合第6位に初登場した「トモダチコレクション わくわく生活」は女性の各年齢層でTOP10内に入りました。年齢が上がるほど順位も上がっています。

男女年齢別の特徴的なランクイン項目
男性15歳から18歳で第8位に「冷笑界隈」がランクインしました。これは他者の真剣な主張や活動を「独りよがり」「無意味」と見なし、SNSなどで上から目線で皮肉や嘲笑を投げかける人々を指すネットスラングです。
男性19歳から22歳と男性23歳から24歳では、「ジム/トレーニング」、「採用試験/就職活動」が入っています。
また、男性23歳から24歳では、第3位に「FIFAワールドカップ/W杯」、第8位に「日本プロ野球」とスポーツ関連もランクインしています。
女性23歳から24歳では、LAPONE ENTERTAINMENTが主催するオーディションプロジェクト「PRODUCE 101 JAPAN」が第10位にランクインしました。
調査結果のまとめ
今回の調査では、時代を象徴する男性グループがTOP2を占めたほか、新たなネットミームの流行も見られました。また、友だちと楽しむアプリやゲームが注目されていることも明らかになりました。
調査概要
2026年6月度調査
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査が実施されました。調査対象は日本全国の15歳から24歳の男女で、実施時期は2026年6月1日から6月3日、有効回収数は4729サンプルです。回収比率は、男性15-18歳:19-22歳:23-24歳:女性15-18歳:19-22歳:23-24歳が2:2:1:2:2:1となっています。
2026年3月度調査
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査が実施されました。調査対象は日本全国の15歳から24歳の男女で、実施時期は2026年3月1日から3月3日、有効回収数は4731サンプルです。回収比率は、男性15-18歳:19-22歳:23-24歳:女性15-18歳:19-22歳:23-24歳が2:2:1:2:2:1となっています。
調査では「最近流行っているコト・モノ・ヒト」について自由記述形式で聴取し、回答をコーディングしてランキング化されています。
出典元:LINEヤフー株式会社「LINEリサーチ」













