ZETA、購買行動におけるAI活用状況調査を実施 約3人に1人がAIで情報収集、比較・整理支援に期待

CX向上を目的とした生成AIソリューション「ZETA CXシリーズ」を展開するZETA株式会社(本社:東京都世田谷区)が、2026年4月に「購買行動におけるAI活用状況に関するアンケート調査」を実施しました。

生成AIが急速に普及する中、消費者の商品探索行動は従来の「検索して探す」というスタイルから、大量の情報を比較・整理しながら自分にフィットする商品を選択する体験へと変化しつつあります。

今回の調査では、商品を購入する際の情報収集におけるAI利用の実態や、ECサイトでの比較・検討プロセスで感じる負担感、そしてAIやチャット機能に期待される役割などが明らかにされました。調査の結果、検索を起点とした購買行動が現在も主流である一方で、AIが検索後の比較作業や情報整理、商品提案を補完する役割として活用され始めている状況が浮き彫りになりました。

調査概要

調査主体はZETA株式会社で、直近3ヶ月以内にECサイトを利用したと回答した男女を対象に実施されました。有効回答数は981名で、調査期間は2026年4月16日から2026年4月28日まで、インターネットアンケートの形式で行われました。

調査のトピックス

今回の調査から明らかになった主なトピックスは以下の3点です。

第一に、商品購入時の情報収集については、依然として「検索」が主流となっている検索起点の購買行動が確認されました。

第二に、AIは購買行動をサポートする新たな補完手段として定着の兆しを見せており、AI活用の広がりが認められました。

第三に、AIによる比較機能や要約機能、提案機能が商品選定支援の鍵となる、比較・整理へのニーズが存在することが明らかになりました。

購買行動の入口は依然として「検索」情報収集手段に関する調査結果

商品を購入する際の情報収集手段について調査したところ、「ECサイト内検索」が63.8%で最も多く、続いて「Googleなどの検索エンジン」が59.4%という結果になりました。

一方、「AIエージェント(ChatGPT・Geminiなど)」は10.0%、「ECサイト内のチャットボット」は5.4%と、現時点では新しい情報収集手段の利用は限定的となっています。しかし、今後は検索行動を補完する導線として拡大していく可能性が示唆されています。

約3人に1人が購買時にAIを活用AI利用状況に関する調査結果

AI利用状況調査結果

商品購入を検討する際にChatGPTやGeminiといったAIを利用して情報収集することが「よくある」と回答したユーザーは9.7%、「たまにある」と回答したユーザーは25.4%となりました。

両方を合計すると35.1%に達し、約3人に1人が商品購入時の情報収集にAIを活用していることが判明しました。このことから、AIは購買行動を補完する手段として一定の規模で定着し始めていることが分かります。

比較・要約・提案で商品選定をサポートECサイト上の困りごととAI活用に関する調査結果

ECサイト上の困りごととAI活用調査結果

ECサイトで商品購入を検討する際に「比較が面倒」と感じている層では、AIを「商品の比較検討」に活用する割合が65.4%と高い数値を示しました。

また、「レビューが多すぎる」と感じている層では「レビュー・口コミの要約」での活用が、「最適な商品が分からない」と感じている層では「条件に合う商品の絞り込み」や「おすすめ商品の提案」での活用が見られました。これらの結果から、AIがECサイト上で消費者が抱える課題に応じて、比較・要約・提案を補完する手段として使われ始めている実態が明らかになりました。

AI時代の購買体験では、検索後の比較・整理支援が重要に

今回実施された調査により、商品購入時の情報収集において検索が依然として主要な入口である一方、検索後の比較作業や情報整理、商品選定に負担を感じている消費者が多いことが明らかになりました。

すでに約3人に1人が商品購入時の情報収集にAIを活用している状況を踏まえると、今後のECサイトには「商品を探しやすい検索環境」を整備するだけではなく、ユーザーが迷わずに比較・検討でき、自分に最適な商品を選べる体験設計が求められていると言えます。

今後は、検索精度の向上に加えて、商品情報やレビュー、Q&AなどのUGC(ユーザー生成コンテンツ)の活用によって、AIが正確に商品を理解し、比較・提案できる環境の整備が重要になると考えられています。これらの取り組みが、ECサイトのコンバージョン率の最大化やLTV(顧客生涯価値)向上、そして売上成長において重要な要素になると予測されています。

ZETA CXシリーズについて

同社はCX向上生成AIソリューション「ZETA CXシリーズ」として、以下のような多様なプロダクトを提供しています。

EC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」、ハッシュタグ活用エンジン「ZETA HASHTAG」、リテールメディア広告エンジン「ZETA AD」、レビュー・口コミ・Q&Aエンジン「ZETA VOICE」、レコメンドエンジン「ZETA RECOMMEND」などがあります。

また、EC向けAIチャット「ZETA TALK」、生成AI連携基盤「ZETA LINK for AI」、生成AI検索最適化サービス「ZETA GEO」、ロイヤルティ向上エンジン「ZETA ENGAGE」、ECキュレーションエンジン「ZETA BASKET」、OMO・DXソリューション「ZETA CLICK」、予測・パーソナライズソリューション「ZETA DMP」といった幅広いソリューションを展開しています。

ZETA株式会社の会社概要

ZETA株式会社は、東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22 サンタワーズセンタービル17Fに所在しています。2005年8月に設立され、資本金は96百万円(2024年10月1日時点)です。代表者は山崎徳之氏で、事業内容はCX向上生成AIソリューションの開発・販売となっています。

出典元:ZETA株式会社 プレスリリース

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