
株式会社リサーチ・アンド・イノベーション(東京都港区、代表取締役社長:中岡邦伸)が運営するレシート買取アプリ「CODE(コード)」の購買データと、シャープ株式会社がユーザーの利用許諾を得てテレビから取得した視聴データを連携させ、人気番組「ジョブチューン」で合格となった商品について、実際に視聴者が購入しているのか、商品への評価は高いのかといった分析が実施されました。
この記事の目次
2025年放映「味の素Cook Do従業員イチ押し商品TOP10」の事例を検証
今回の分析対象となったのは、2025年3月1日に放映された「超一流中華料理人がジャッジ!味の素Cook Do従業員イチ押し商品TOP10!」です。この放送回では10商品のうち9商品が合格となり、そのうち6商品については満場一致での合格という高評価の回でした。この番組放映により対象商品を購入する消費者は増加したのでしょうか。
購買データとテレビ視聴データを紐づけた分析手法について
同社が運営する買い物登録でポイントが獲得できるアプリ「CODE」では、ユーザーからデータ活用の許可を得た上で、購買データや口コミデータなどを収集しています。さらにシャープ株式会社との連携により、テレビ「AQUOS」を利用していて購買データと視聴データの連携活用を許諾したユーザーに対して、追加でポイントが当たるサービスを提供しています。このようなユーザーの協力により、許諾を得た方々の購買データと視聴データを紐づけた各種分析や調査が実現可能となっています。今回の分析では、該当者の中から継続的な購買変化を分析できる600人を対象に実施されました。


番組放送後にCook Doの購入数は増加したのか
番組の視聴者と非視聴者に分けて、放映前後におけるCook Doの購入数の変化を確認した結果、放映前は視聴者も非視聴者も類似したトレンドでしたが、放映後は非視聴者と比較して視聴者の購入数が大幅に増加していることが明らかになりました。番組視聴により購入が促進されたことが示唆されています。
ただし、長期的に見ると、視聴者は放映2ヶ月目から徐々に購入数が減少する傾向が見られます。番組を視聴してすぐに購入したことでストックが一時的に増加し、その反動が生じた可能性が考えられます。しかし5ヶ月目からは購入数が回復傾向を示しており、揺り戻しと思われる動きが確認されました。

長期的な購入数の推移とLTVへの影響
では、長期的に見た場合、トータルの購入数は増加したのでしょうか。放映後から半年間の累計購入数を確認したところ、視聴者は放映前と比較して100人あたり245個購入していたのに対し、非視聴者は219個でした。やはり長期的に見ても視聴者の方が購入数が多く、番組による効果があったことがうかがえます。

消費者は放映された商品を選択したのか
この放映回では、数多くあるCook Doの商品の中から「従業員イチ押し商品TOP10」が取り上げられました。実際にこれらの商品は購入されたのでしょうか。視聴者と非視聴者に分けて、放映後1ヶ月間のCook Doの商品別購入金額の構成比を確認しました。その結果、視聴者は対象商品の構成が35%で、非視聴者の23%と比較して多く、視聴者の方が放映された商品をより多く選択していることが分かりました。やはりテレビを視聴して気になり購入された方が多かったと考えられます。

放映された商品は店舗に陳列されていたのか
このように、番組を視聴した方が対象商品を購入するため店舗に足を運んでいることが明らかになりました。一方で、購入したくても店舗に商品が陳列されていなければ、当然購入することはできません。そして今回の放映回は「従業員イチ押し商品」という企画であったため、必ずしも売れ筋商品だけではなかったと思われます。その点、対象商品を取り扱っていない店舗も多かった可能性があります。
そこでCODEの購買データから商品ごとの取り扱い指数を算出し、取り扱っていない小売チェーンが多かった可能性が高い商品を確認しました。これを見ると、「極 麻辣回鍋肉用 辛口」「極 香辣麻婆茄子 中辛」「KOREA!タッカルビ用 中辛」「四川式 回鍋肉用 中辛」などは、あまり店舗に陳列されていなかった可能性がありそうです。テレビで見て気になって購入しに行ったのに店舗に置いていなかったら残念ですよね。小売店の皆様にはメーカー様とご協力の上、話題の商品を取り揃えていただきたいとのことです。

従業員のイチ押しは信頼できる?消費者からの評価も高かったのか
さて、この放映回は「従業員イチ押し商品」という企画でしたが、消費者にも美味しいと思ってもらえる商品だったのでしょうか。CODEでは購入した消費者の商品評価点を収集しているため、これを用いて対象商品と対象商品以外のCook Do商品との評価点を比較しました。するとほとんどの対象商品が他のCook Do商品の平均点を上回っており、「従業員イチ押し商品」は消費者からも評価が高いことが分かりました。消費者の中で最も評価が高かったのは「Cook Do極 麻辣回鍋肉用 辛口」です。これは「従業員イチ押し」の中でも第1位だった商品です。そのため従業員の評価も消費者の評価も一致していると言えそうです。やはり商品のプロである「従業員のオススメ」は信頼できるものであることが示されています。

「Cook Do極 麻辣回鍋肉用 辛口」購入者はどのような点を評価しているのか
では、消費者にも従業員にも人気の「Cook Do極 麻辣回鍋肉用 辛口」は、どのような点が評価されているのでしょうか。頻出キーワードを確認すると「テレビ」「ジョブチューン」というワードが目立ちます。実際の口コミを見てみると、「ジョブチューンを観て、食べてみたくなり買いました。美味しかったです。今まで色々な回鍋肉の素を使ったけど、全然違う。コレが1番美味かった。(女性50代・千葉県)」と、番組がきっかけで購入した様子がうかがえます。
一方で「ジョブチューンのCook Doランキングの3位内に入っていたので、探してもなかなか見つからず、やっと見つけたので買いました。(女性50代・静岡県)」と、前述に記載した「購入したくても店舗にない状況」は実際に発生していたようです。
味についてはどうでしょうか。「値段がやや高めだが美味しい。辛味強いが旨味もある。(女性50代・福岡県)」「本格的な回鍋肉。肉は分量より多めに入れましたが美味しく出来ました。アブラ多めですが美味しかった。(女性40代・北海道)」「辛くて美味しい!!全部2倍の量で作りましたがちょうどよかったです。ちょっと味が濃いので多めの材料で作っても良さそうです。ごはんが本当にすすみます。ちょっと高いけどそれだけの価値はあります。また買います!(女性30代・千葉県)」と、本格的で辛味や旨味がしっかりしていることや、味の濃さも「ご飯が進む」とポジティブに評価されているようです。

まとめ
このように「従業員イチ押し商品」は、テレビを見て購入しに行く人が多いものの、必ずしもその時の売れ筋商品ではないことがあり、取り扱いがない店舗もありそうでした。その結果、購入できなかった人や販売している店舗を探して購入している人もいらっしゃるようです。商品を購入した消費者からの評価点数は高く、信頼できる美味しい商品と言えそうです。
CODE(コード)について

買い物のレシートと購入商品のバーコードをスキャンすることで、各種提携ポイントに交換可能なポイントが獲得できるスマートフォンアプリです。(ポイントは提携サービス経由で現金に交換することも可能)消費者が楽しんで利用した結果、ポイントにも家計簿にもなる一石二鳥のアプリです。
登録された消費者の買い物に関するビッグデータやアンケートなどは、企業がマーケティングに活用し、その一部を報酬として消費者に還元しています。なおCODEは特許も取得しています。登録ユーザー数は360万人を超え、月間商品登録数も4,000万点、口コミなど購入者の商品評価数も累計1.6億件を超え、20〜40代の女性に多く利用されています。

リサーチ・アンド・イノベーションについて
商号:株式会社リサーチ・アンド・イノベーション
代表者:代表取締役社長 中岡 邦伸
所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂3-11-3 赤坂中川ビル5階
設立:2011年4月15日
事業内容:買い物データ収集事業、調査事業、広告事業、販促事業、及び各種情報提供サービス
資本金:1,000万円
出典元:株式会社リサーチ・アンド・イノベーション














