メイキップ、「aunn 在庫・類似アイテム」の表示先をお気に入りページやカートページに拡大 - 欠品による離脱を防止

2025年10月16日 2025年10月16日

コマースピック編集部　プレス配信チーム

株式会社メイキップ（東京都新宿区、代表取締役：柄本真吾）は、ECサイト向けパーソナライズサービス「aunn 在庫・類似アイテム」において、従来の商品詳細ページだけでなく、お気に入りページやショッピングカートページなどでも最適な代替商品を提示できるよう機能を拡張したことを発表しました。この機能拡張により、商品の欠品によるユーザー離脱を防ぎ、より快適な購買体験と新たな販売機会の創出を実現するとのことです。

この記事の目次

1 お気に入りページやショッピングカートページへの表示先拡大
2 新たにアイコンタイプの表示形式を追加
3 導入クライアントの声
4 「aunn 在庫・類似アイテム」について
5 「aunn Personalization」について
6 株式会社メイキップについて

お気に入りページやショッピングカートページへの表示先拡大

ECサイトを利用するユーザーは、商品を検討する際に気になった商品をお気に入り登録したり、ショッピングカートに一時的に保存したりすることで、後から比較検討して購入するアイテムを決める購買行動をとることが一般的です。しかしながら、商品を比較検討している間に在庫がなくなってしまうケースがあり、その場合ユーザーは再度似た商品を探さなければならず、これが購買意欲の低下や離脱につながるという課題があったといいます。

「aunn 在庫・類似アイテム」では、これまで商品詳細ページを中心に代替商品を表示する機能を提供していましたが、今回の機能拡張により、新たにお気に入りページやショッピングカートページにおいても「在庫がある似た商品」を表示できるようになりました。この機能により、比較検討中に在庫が欠品した場合でも、ユーザーはスムーズに代替商品に出会うことができ、EC事業者にとっては従来の「機会損失」を「新たな購買機会」へと転換することが可能になるとのことです。

従来、商品の欠品は購買意欲の低下や顧客離脱を招き、購買体験を損なうだけでなく販売機会の損失にもつながっていました。この課題を解決するアプローチとして注目されているのが「欠品マーケティング」です。これは欠品を単なる機会損失で終わらせず、代替商品を即座に提示することで、購買体験をポジティブに転換し、新たな販売機会を創出する仕組みとなっています。

新たにアイコンタイプの表示形式を追加

これまでの「aunn 在庫・類似アイテム」では、商品詳細ページにおいて「在庫がある似た商品」をカルーセルタイプで表示していました。今回の機能拡張では、お気に入りページやショッピングカートページといった複数商品が一覧で表示されるページ構成に合わせ、新たに「アイコンタイプ」での表示形式が追加されたとのことです。

ユーザーはこのアイコンをタップすることでモーダルウィンドウが開き、「在庫がある似た商品」を確認することができます。さらに、気になる商品があれば、その詳細ページへスムーズにアクセスすることも可能になりました。この新表示形式により、ユーザーエクスペリエンスが向上し、購買プロセスがよりスムーズになることが期待されています。

導入クライアントの声

実際に「aunn 在庫・類似アイテム」を導入しているセキミキ・グループ株式会社のEC事業部事業部長嶋内一紀氏は次のようにコメントしています。

「『aunn 在庫・類似アイテム』機能によって、商品詳細ページだけでなくお気に入りやカートなど、さまざまなシーンで在庫のある類似商品を提示できるようになりました。出面を拡大することで、お客様が選べる機会を増やし、購買につながる可能性が一層広がることを期待しています。」

このように、実際のEC運営者からも機能拡張の効果に期待する声が寄せられているようです。

「aunn 在庫・類似アイテム」について

「aunn 在庫・類似アイテム」は、ECサイトにおいて欲しいアイテムのサイズやカラーが欠品していた時に、ユーザーの体型に合う在庫がある「似た商品」をパーソナライズして表示するサービスです。

これまでのECサイトでは、欠品時に購入を断念せざるを得ないケースが多くありましたが、「aunn 在庫・類似アイテム」を導入することで、ユーザーに合った代替案を提示し、新たな購入機会を生み出すことが可能となります。欠品というネガティブな体験をポジティブな購買体験に変換するソリューションとして注目されているとのことです。