BtoBマーケティングメディア「BeMARKE」を運営する株式会社アジタス(宮城県仙台市、代表取締役社長 小原 琢麿)は、2023年7月、BtoB企業に勤めるマーケティング担当者154名を対象に、ChatGPTの活用状況に関する実態調査を行いました。

  • 調査概要

調査名 :マーケティング担当者のChatGPT活用状況の実態調査
調査方法:Webフォームでのアンケート回答
調査地域:全国
調査期間:2023年6月28日~6月30日
調査対象:「BeMARKE」ウェビナーに参加し、アンケートに回答いただいたマーケティング担当者
回答総数:154名
調査主体:株式会社アジタス
出典元:「BeMARKE(URL:https://be-marke.jp/)」

  • 調査サマリー
  • マーケティング担当者のChatGPT活用状況の実態調査

■アンケートに回答したマーケティング担当者の業務

■ChatGPTを週1回以上利用していると回答した方は53.8%

「ChatGPTをマーケティング業務にどの程度利用されていますか?」(n=154)と質問したところ、週1回以上利用している方が53.8%となりました。

・毎日利用している:8.4%
・週2-3日利用している:18.8%
・週1日程度利用している:26.6%
・現在利用していない:46.1%

■ChatGPTの活用によって61.7%の方が「業務が効率化された」と感じている

「ChatGPTを活用することで業務が効率化されたと思いますか?」(n=154)と質問したところ、「とてもそう思う」と回答した方が27.3%、「ややそう思う」と回答した方が34.4%という結果になりました。

・とてもそう思う:27.3%
・ややそう思う:34.4%
・どちらともいえない:33.1%
・あまりそう思わない:1.3%
・まったくそう思わない:3.9%

■ChatGPTは「施策のアイデア出し」「広告のキャッチコピー作成」でよく活用されている

「ChatGPTはどのような業務で活用していますか?」(n=282)と質問したところ、「施策のアイデア出し」「広告のキャッチコピー作成」「記事制作」で特に活用されていることがわかった。

施策のアイデア出し:24.1%
広告のキャッチコピー作成:13.8%
記事制作:12.8%
議事録など文章の要約:8.9%
マーケティング戦略の企画書作成:8.5%
ウェビナー(セミナー)タイトル作成:7.1%
メルマガ作成:6.7%
その他:18.1%

  • まとめ

 今回は、BtoB企業に勤めるマーケティング担当者154名を対象に、ChatGPT活用に関する実態調査を行いました。

 本調査を通じて、2023年6月の時点で多くの方がマーケティング業務にChatGPTを活用し、業務効率化を実感していることがわかりました。2022年11月にChatGPTが公開されて以来、マーケティング領域においてもその影響力の大きさが伺える調査結果だといえるでしょう。また、施策アイデア出しやコンテンツ制作などの作業は、マーケティング担当者にとって一定の工数がかかる業務であるため、今後もChatGPT活用による業務効率化に期待する担当者も多いでしょう。

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