
株式会社NEXER Groupとエコゼストが、全国の男女500名を対象に「不用品買取と環境・サステナビリティ」に関するアンケート調査を実施しました。
使わなくなったものを前にして、「捨ててしまうのはもったいない」と迷った経験がある方は多いのではないでしょうか。
まだ十分に使用できるにもかかわらず廃棄してしまうことに抵抗を感じる一方で、本当に売れるのか不安に思うこともあるでしょう。
こうした迷いの裏側には、物を大切にしたいという思いや、環境問題への意識が存在しているのかもしれません。
日常的な処分において「環境への影響」をどれほど考えているかは、個人によって異なると考えられます。
そこで今回、エコゼストと株式会社NEXER Groupが共同で、全国の男女500名に対して「不用品買取と環境・サステナビリティ」に関するアンケート調査を行いました。
この記事の目次
調査概要
調査名称:不用品買取と環境・サステナビリティに関するアンケート
調査手法:インターネットアンケート
調査期間:2026年7月8日~7月13日
調査対象者:全国の男女
有効回答数:500サンプル
79.8%が不用品を「売る・譲る」ことは環境に良いと回答
はじめに、不用品を「捨てる」のではなく「売る・誰かに使ってもらう」ことは環境に良いと思うかを尋ねています。

調査の結果、「とてもそう思う」と答えた人は36.2%、「ややそう思う」と答えた人は43.6%となり、合計で79.8%の人が不用品を「売る・譲る」ことは環境に良いと回答しました。
反対に、「あまりそう思わない」は6.6%、「まったくそう思わない」は13.6%という結果になりました。
大半の人が、まだ使用可能なものを廃棄せずに次の利用者へ引き継ぐことを、環境配慮の行動として認識していることがわかります。
それでは、そのように考える理由はどこにあるのでしょうか。
「売る・誰かに使ってもらう」ことは環境に良いと思う理由について尋ねたところ、以下のような回答が寄せられました。
「売る・誰かに使ってもらう」ことは環境に良いと思う理由
・使えるものは使えたほうがいいから。(20代・女性)
・もったいないの精神は大切だと思うから。(20代・男性)
・捨てるよりは価値ある扱いだから。(20代・男性)
・まだ使えるのにゴミにするのはもったいないから。使ってくれる人がいるなら、その人に渡るのが良いと思う。(30代・女性)
・捨てることにもコストがかかるから。(30代・男性)
・廃棄物の削減や資源の有効活用につながるから。(30代・男性)
「まだ使用できるものを廃棄するのはもったいない」という意見が数多く見られました。
また、捨てるよりも有意義な活用ができることや、廃棄物の削減、資源の有効活用につながることを理由として挙げる人もいます。
不用品を売る・譲るという選択は、単純な処分手段ではなく、物をできる限り長期間使用するための手段として捉えられていることがうかがえます。
42.2%が不用品処分時に「環境への影響」を意識していると回答
次に、不用品の処分方法を選ぶ際、「環境への影響」をどの程度意識しているかを尋ねています。

調査の結果、「かなり意識している」は8.6%、「少し意識している」は33.6%となり、合計で42.2%の人が不用品の処分時に環境への影響を意識していると回答しました。一方、「あまり意識していない」は35.4%、「まったく意識していない」は22.4%で、合わせて57.8%でした。
不用品を売る・譲ることは環境に良いと考える人が多数いる一方で、実際の処分方法を決める場面では、環境への影響を意識していない人も半数以上いることが明らかになりました。
意識している理由について尋ねたところ、以下のような回答がありました。
「環境への影響」を意識している理由
・ゴミが増えると環境に良くないと思うので。(20代・女性)
・処分するにもお金、資源を使うから。(20代・女性)
・小さなことでも積もれば大きな影響があると思うから。(30代・女性)
・温暖化が進んでいるので少しでも自分にできることはしたいと思っている。(30代・女性)
・環境保護が現代の大きな問題だから。(30代・男性)
・環境に良い方が気分がいいから。(30代・男性)
ゴミを増やしたくないという意見や、処分にも費用や資源が必要になることを理由に挙げる意見が見られました。
また、小さな行動であっても積み重ねることで環境への影響が大きくなると考える人もいます。不用品の処分は日常的に行われる行動だからこそ、廃棄する前に売る・譲るといった選択肢を検討することが、身近な環境配慮につながると言えるのではないでしょうか。
57.8%が買取・リユースで「エコな行動をしている」満足感を感じられると回答
続いて、買取・リユースサービスを利用したことで、「エコな行動をしている」という意識や満足感を感じられると思うかを尋ねています。

調査の結果、「強く感じられると思う」は9.8%、「少し感じられると思う」は48.0%となり、合計で57.8%の人が買取・リユースサービスを利用することで「エコな行動をしている」という意識や満足感を感じられると回答しました。
一方、「あまり感じられると思わない」は24.8%、「まったく感じられると思わない」は17.4%という結果でした。
半数以上の人が、買取・リユースを単なる不用品の処分ではなく、環境に配慮した行動として肯定的に捉えていることがわかります。
49.4%が捨てるのが気が引けて「モノを溜め込んだ経験がある」と回答
続いて、「売れるかどうかわからないけれど、捨てるのは気が引ける」と感じて、モノを溜め込んでしまった経験があるかを尋ねています。

調査の結果、「何度もある」は12.8%、「ときどきある」は36.6%となり、合計で49.4%の人が捨てるのに気が引けてモノを溜め込んだ経験があると回答しました。
一方、「あまりない」は23.2%、「まったくない」は27.4%という結果でした。
約半数の人が、まだ使える可能性があるものを捨てることができず、手元に残してしまった経験があることがわかります。
さらに、溜め込んだ経験がある人に対して、それがどのようなものだったかを尋ねています。

最も多かったのは「衣類・靴・ファッション小物」で66.8%でした。
次いで「本・CD・DVD・ゲーム類」が39.7%、「家電・電子機器」が30.0%、「家具・インテリア用品」が21.5%と続いています。
衣類や靴、ファッション小物は、まだ着られる・使えると感じやすく、廃棄の判断が難しいものの一つと言えそうです。また、本やCD、家電、家具なども、思い入れや使用可能な状態であることから、処分を先送りにしやすい傾向があることがうかがえます。
溜め込んだモノは「売る」「捨てる」「そのまま」の対応に分かれる結果に
では、溜め込んだものを最終的にどうしたのでしょうか。
溜め込んだ経験がある人に尋ねたところ、以下のような回答が寄せられました。
溜め込んでいたモノを最終的にどうしましたか
・メルカリで売る。(20代・女性)
・リサイクルショップやゴミとして処分。(20代・女性)
・そのままにしてある。(20代・女性)
・買取店へ持ち込んだり、今もまだ置いたままにしています。(30代・女性)
・メルカリで売ったり、リサイクルショップへ持って行きました。(30代・女性)
・捨てたものもあれば売ったものもあります。(30代・男性)
メルカリで販売する、リサイクルショップや買取店へ持ち込むなど、廃棄せずに次の使用者へつなげる対応が見られました。
一方で、ごみとして処分したり、現在もそのまま保管していたりする声もあります。捨てるのは気が引けるものの、売れるかどうか判断できないものは決断がつきにくく、処分までに時間がかかりやすいことがわかります。
買取やリユースの選択肢が身近に存在すると、迷っていたものを手放すきっかけにもなりそうです。
まとめ
今回の調査では、不用品を「売る・譲る」ことを約8割の人が環境に良いと考えている一方、実際の処分で「環境への影響」を意識する人は約4割にとどまり、理想と実際の行動の間にギャップがあることが明らかになりました。
それでも、買取・リユースを利用すると約6割の人が「エコな行動をしている」という満足感を感じられると回答しています。約半数が「捨てるのが気が引けて溜め込んだ経験がある」と答えたことも印象的な結果でした。
まだ使用できるものを手放す際には、廃棄する前に買取やリユースを選択肢に入れてみるのも一つの方法です。誰かに使ってもらえる可能性を考慮することで、暮らしを整理しながら、身近な環境配慮にもつなげられるのではないでしょうか。
出典元:株式会社NEXER Groupとエコゼスト














