2026年5月の国際線旅客数が過去最高を記録、航空貨物量も26カ月連続で前年同月を上回る

2026年5月の航空輸送統計において、国際線旅客数および航空貨物量が堅調な推移を示したことが明らかになりました。特に外国人旅客数は5月として過去最高を記録するなど、訪日需要の継続的な高まりが顕著となっています。

航空機発着回数の動向

国際線旅客便の発着回数(※1)については、韓国路線、台湾路線、欧州路線、オセアニア路線など幅広い方面で好調な伸びを見せました。しかしながら、中国線については1,416回(前年同月比55%)、グアム線は204回(前年同月比67%)、アジア線が3,591回(前年同月比94%)といずれも減少が見られたため、全体では14,052回(前年同月比98%)となっています。一方で中東路線は240回(前年同月比97%)を記録し、4月からさらに回復傾向を示して前年並みの水準に達しました。

国際線旅客数の実績

国際線旅客数(※2)は、訪日需要が継続的に高まっていることを背景に、293.1万人(前年同月比102%)を記録しました。これは5月の統計として2019年に次ぐ歴代2番目の高水準となっています。

日本人旅客数(※3)に関しては71.8万人(前年同月比111%)となり、2021年4月以降、前年同月を上回る傾向が継続している状況です。

外国人旅客数(※4)については、国際線旅客数全体と同様に訪日需要の高まりという要因により、207.6万人(前年同月比100%)を達成し、5月として過去最高の記録を更新しました。

航空貨物の動向

国際航空貨物量(※5)は17.5万トン(前年同月比109%)となり、26カ月連続で前年同月の実績を上回る結果となりました。貨物輸送においても堅調な推移が続いていることが確認されています。

まとめ

2026年5月の航空輸送実績は、国際線旅客数が前年同月比で102%、外国人旅客数が5月として過去最高を記録するなど、訪日需要の継続的な拡大を裏付ける結果となりました。日本人旅客数も前年を11ポイント上回り、海外渡航需要の回復も着実に進んでいます。発着回数については一部路線で減少が見られたものの、韓国、台湾、欧州、オセアニアなど多くの路線で好調を維持しています。また、国際航空貨物量は26カ月連続で前年を上回るなど、旅客・貨物ともに堅調な推移を示しており、航空業界全体の回復基調が鮮明になっています。特に外国人旅客数の過去最高記録更新は、インバウンド需要の強さを改めて示す結果となりました。

※1 国際線旅客便発着回数:国際線旅客便の発着回数を示す指標です。

※2 国際線旅客数:国際線を利用した旅客の総数を示します。

※3 日本人旅客数:国際線を利用した日本人旅客の数を示します。

※4 外国人旅客数:国際線を利用した外国人旅客の数を示します。

※5 国際航空貨物量:国際線で輸送された貨物の総量を示します。

出典元: PR TIMES

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