ハンドメイド作家の約75%が発送作業に負担感 minne調査で明らかに

GMOインターネットグループ傘下のGMOペパボ株式会社が運営するハンドメイドマーケット「minne byGMOペパボ」は、日本郵便株式会社が提供する「e発送サービス」との連携を2026年4月27日より開始したことを発表しました。この連携に伴い、既存のヤマト運輸株式会社との配送サービス「らくらくミンネコパック」を拡充し、配送機能を『かんたんミンネ便』としてリニューアルしています。

今回のリニューアルにより、郵便局や郵便ポストをはじめ、ローソンやスマリボックスなど、全国20万カ所以上の拠点から発送が可能になったとのことです。さらに、ゆうパケットポストmini、ゆうパケット、ゆうパックなど、日本郵便が提供する配送手段も新たに選択できるようになっています。

サービス拡充の背景にある作家の課題

作品が売れた後の発送業務は、作家やブランドにとって大きな負担となっていました。同社がminneで実施した作家・ブランド向けのアンケート調査によると、回答者の約75%が発送プロセスにおいて手間や非効率を感じていることが判明したとのことです。

発送に関する課題調査結果

主な課題としては「伝票作成やラベル貼り」が24.2%、「追跡番号の購入者への連絡」が21.7%などとなっています。また、発送場所に関しては、郵便局を希望する作家が65.2%、郵便ポストを希望する作家が61.0%と、郵便局および郵便ポストへの高いニーズが確認されています。

希望する発送場所調査結果

なお、この調査は2025年8月27日から9月2日の期間に、GMOペパボ株式会社がインターネット調査として実施したものです。調査対象は「minne byGMOペパボ」に登録する作家・ブランドで、有効回答数は1,741件となっています。

こうした背景を踏まえ、『かんたんミンネ便』では発送の手間を一つのQRコードに集約することで、伝票作成、宛名書き、追跡番号の手動入力という3つの作業を不要にしました。

また、日本郵便との連携により、「ゆうパケットポストmini」など小型・軽量の荷物に適した配送手段が追加され、アクセサリーや小物作品をより手軽に発送できるようになりました。郵便ポスト投函にも対応したことで、自宅近くの郵便ポストから時間を気にせずに発送できるようになっています。

利用可能な配送方法

『かんたんミンネ便』で利用できる配送方法は以下の通りです。

ヤマト運輸

ネコポス、宅急便コンパクト、宅急便

日本郵便(新規追加)

ゆうパケットポストmini、ゆうパケットポスト、ゆうパケット、ゆうパック

配送方法一覧

サービスの主な特徴

QRコードをかざすだけで宛名書き不要

スマートフォンのアプリでQRコードを生成し、郵便局の窓口やコンビニのレジ端末にかざすだけで、伝票発行から発送まで完了します。宛名書きやラベル貼りも不要です。ただし、ゆうパケットポストとゆうパケットポストminiについては、専用資材に記載されたQRコードをアプリで読み取って発送手続きを行う仕組みとなっており、Web非対応となっています。

全国各地の拠点から発送可能

ヤマト運輸営業所、ファミリーマート、セブン-イレブン、宅配ロッカーPUDOなどでの発送に加え、今回の連携により郵便局、郵便ポスト、ローソン、スマリボックスからも発送できるようになりました。郵便ポストへの投函に対応したことで、時間や場所にとらわれず、外出のついでや夜間でも発送が可能となっています。

追跡情報の自動連携

発送完了後、追跡番号が取引画面に自動的に反映されます。購入者への個別連絡は不要です。

匿名配送オプション

発送元の個人情報を非表示にすることができます。ただし、別途料金が発生します。

送料は売上から後払い

発送時に送料を立て替える必要はなく、作品の売上から後日精算される仕組みです。

全国一律料金・補償付き

サイズ別の全国一律料金となっており、配送中の破損や紛失時も補償の対象となります。

minne byGMOペパボについて

「minne byGMOペパボ」は、多様なライフスタイルに合わせたこだわりの作品を販売・購入できる国内最大のハンドメイドマーケットです。97万を超える作家・ブランドが出品しており、アプリダウンロード数は1,769万を突破しています(2026年3月末時点)。

オリジナリティのあるアクセサリーやバッグなどのファッションアイテムから、伝統の技術を生かしたクラフト作品やフード、特別なギフトにぴったりのベビー用品、さらには時代を超えて愛されるアンティーク・ヴィンテージ、レッスン動画やレシピのデジタルコンテンツまで、暮らしを豊かにする一品に出会うことができます。

なお、国内最大という表記は、ハンドメイド作品の販売を主軸とする国内ハンドメイドマーケット運営会社2社のアプリダウンロード数および作家・ブランド数に関するIR資料公表数値及びサイト公表数値を比較したもので、2026年1月14日時点のGMOペパボ調べによるものです。

同社は、今後も作家・ブランドが安心して活動できるプラットフォームづくりを継続していくとしています。

出典元:PR TIMES(GMOペパボ株式会社)

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