CARTA ZEROとREECH、インフルエンサーマーケティングと店頭購買データを連携した新広告ソリューションの提供を開始

株式会社CARTA ZERO（本社：東京都港区、代表取締役CEO：宇佐美 進典）と株式会社REECH（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：小笠原 亨）は、インフルエンサーマーケティングと連携した「Store Sales Ads」の新パッケージの提供を開始したことが発表されました。このパッケージは、REECHのインフルエンサー起用・コンテンツ制作の強みとCATA ZEROの店頭購買データを活用した広告ソリューションを組み合わせ、SNS上の認知から実店舗での購買までを一貫して支援するものです。

この新サービスは、REECHが得意とする「最適なインフルエンサーの選定とコンテンツ制作」と、CARTA ZEROが提供する店頭購買データを活用した広告ソリューション「Store Sales Ads」を組み合わせたものとなっています。特にインフルエンサーが作成・投稿したコンテンツを、店頭購買データに基づいた最適な消費者層へ第三者配信することで、広告効果の最大化を実現するとのことです。

背景

近年の消費者購買行動は、従来のテレビCMなどのマス広告に加え、インフルエンサーやユーザー生成コンテンツ（UGC）といった「信頼できる誰かのリアルな声」に大きく影響される傾向が強まっています。そのため、多くの企業がインフルエンサーマーケティングに注目するようになりました。

一方で、従来のインフルエンサーマーケティング施策では「SNSでの話題化（バズ）」がゴールとなりがちで、その投稿が実際にどれだけ実店舗の売上に貢献したのかという費用対効果の証明が大きな課題となっていたようです。

こうした背景から、CARTA ZEROの「Store Sales Ads」とREECHのデータドリブンなインフルエンサーマーケティングを連携させ、企業のマーケティング課題を根本から解決する新パッケージが開発されたとのことです。

「Store Sales Ads」について

「Store Sales Ads」は、主に小売企業を通して商品を販売するメーカー企業向けに提供されている、店頭購買データを活用したデジタル広告配信および効果検証に対応した広告ソリューションです。

新パッケージの3つの特徴

1．最適なインフルエンサーによる「検討トリガー」の創出

REECHが保有する60万アカウント（※1）のデータベースから、商品とターゲットに最も適したインフルエンサーをAIとデータ解析技術で選定します。消費者の共感を呼ぶ質の高いコンテンツ（リール動画など）で商品の「自分ごと化」を促進し、購買の直接的なきっかけ（検討トリガー）を創出するとしています。

（※1）REECH 調べ（2025年10月30日現在）

2．実店舗の購買データに基づく、高精度な広告配信

インフルエンサーが作成したコンテンツを、CARTA ZEROの「Store Sales Ads」を通じて第三者配信します。全国のドラッグストア、スーパー、コンビニなどの購買データに基づき、「競合商品を購入している層」や「自社商品のリピート購入層」など、実際に商品を手に取る可能性の高い消費者へ的確に広告を届けるとのことです。

3．来店・購買効果の可視化と、次への最適化

広告に接触した人とそうでない人の実店舗での購買率を比較し、施策がどれだけ売上を向上させたか（購買リフト）をレポーティングします。これにより、従来は困難だったインフルエンサー施策の売上貢献度を可視化できるとしています。また、このデータに基づき、次回のキャンペーンをさらに最適化することが可能になるとのことです。

CARTA ZEROでは、今後も「Store Sales Ads」を軸にリテールメディア広告の開発や販売を通して、データパートナー企業や小売企業、広告主であるメーカー企業の課題解決に貢献していく方針です。

CARTA ZEROについて

CARTA ZEROは、データ・人・技術の力を融合し、クライアントの本質的な成長を支えるデジタルマーケティング企業です。マーケティングを軸に、戦略設計・クリエイティブ・オン／オフラインメディア・自社プロダクト・キャスティングを組み合わせ、課題解決と成長支援を行っています。お客様のデジタルコミュニケーションに最適な解を提供し、持続的な成長と社会への貢献を目指しているとのことです。

会社概要

株式会社CARTA ZERO　会社概要

株式会社REECH　会社概要

出典元：株式会社CARTA ZERO プレスリリース