
イー・ガーディアン株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:高谷 康久、以下「イー・ガーディアン」とします)は、2025年3月31日(月)から、フィッシング詐欺等に悪用される偽サイトを発見し、通報する新サービス「フェイクサイトテイクダウン」を開始することを発表しました。
イー・ガーディアンは、総合的なネットセキュリティ企業として、投稿監視や本人確認、広告審査、ソーシャルリスニング、サイバーセキュリティといった多岐にわたるサービスを提供し、メタバース領域を含むインターネットの安全で安心な環境の実現に向けて、ネットセキュリティに関連する様々な課題に一貫して対応しています。
近年、インターネットの普及に伴い、ECサイトや金融機関、各種サービスサイトへのアクセスが容易になりました。しかし、フィッシング被害は依然として発生しており、2024年には約172万件のフィッシング被害が報告され、前年に比べ1.4倍増加しました。また、公式サイトを模倣した偽サイトのURL件数は約66万件に達し、前年の3倍以上となっています。さらに、情報処理推進機構(IPA)が発表した「情報セキュリティ10大脅威」において、「フィッシングによる個人情報の搾取」が7年連続でリストインしており、フィッシング詐欺は私たちの生活における重大な脅威と言えるでしょう。企業にとっても、ブランドイメージの低下や顧客からの信頼喪失を招く恐れがあり、早急な対策が必要です。
このような背景のもと、イー・ガーディアンは「フェイクサイトテイクダウン」というサービスを提供し、フィッシング詐欺に用いられる偽サイトの発見と通報を行うこととなりました。
本サービスでは、まずインターネット上に存在する特定の条件に合致するURLを抽出し、事前に登録されたホワイトリストと照合して調査対象となるURLリストを作成します。その後、このリストに基づき、以下のポイントを調査します:①公式サイトのユーザーインターフェースと類似性がないか、②通報歴のある不審なURLでないか、③ドッペルゲンガーでないか等。これらの条件のいずれかに該当した場合、迅速に通報を行います。調査には、同社独自のツールが使用され、実際にURLを開くことなくリンク先のキャプチャを取得できるため、ウイルス感染のリスクを回避しつつ安全に調査を進めることが可能です。このサービスにより、企業のブランドイメージを保護し、フィッシング被害の軽減に貢献することを目指します。
今後も、イー・ガーディアンは専門性の高いサービスを提供し、ミッションである「We Guard All」の実現に向けて、人々の生活をより便利で豊かにするサービス開発に尽力してまいります。
■イー・ガーディアン株式会社 会社概要
代表者:高谷 康久
所在地:東京都港区虎ノ門1-2-8 虎ノ門琴平タワー8F
設立:1998年5月
資本金:1,967百万円(2024年9月末日現在)
業務内容:ブログ・SNS・掲示板の企画コンサルティング、リアルタイム投稿監視、ユーザーサポート、オンラインゲームのカスタマーサポート、コンプライアンス対策、風評リスク調査、トレンド調査、コミュニティサイトの企画・運営、広告審査代行、人材派遣業務などを展開しています。
出典元:イー・ガーディアン株式会社