GMOインターネットグループのGMOメディア株式会社(代表取締役社長:森 輝幸 以下、GMOメディア)は、2024年7月30日に、20代から60代の男女2,011名を対象に「ポイントがユーザーに与える影響」に関する調査を実施しました。

                                      
 GMOメディアは、ポイントシステム構築支援サービス「GMOリピータス」(URL:https://repeatas.gmo.media/) を提供し、各企業のサービスにポイントを導入支援するとともに、「ポイントを活用」した「ポイ活」機能の構築・提案を行っています。これにより、各企業の主サービス利用者の生活をより豊かで楽しいものにする取り組みを進めています。

■調査サマリー

・82.5%の人がポイント機能があることで「サービスを継続して利用するようになる」

・利用促進するポイント交換先1位は「ギフトカードやキャッシュバック」(75.6%)

・90%以上の人が利便性や経済的な価値を重視してサービスを選んでいる

・4人に1人は貯まるポイントが「99円以下」でもサービスを利用したいと回答

■調査概要

集計対象:20代から60代の男女 2,011名

調査期間:2024年7月30日(火)

調査方法:インターネット調査

調査主体:GMOリサーチ&AIが運営するinfoQで調査

■調査背景

 キャッシュレス化が進む中、クレジットカードや電子決済の多様化により「ポイント」がますます身近になっています。また、従来の各サービスが発行するポイントに加えて、共通ポイント発行元の各社による「経済圏」の形成や、交通、流通などの各業界でもポイントが発行されています。

GMOメディアは、こうした状況下での消費者行動の変化を明らかにするため調査を実施いたしました。

調査1:あなたは意識してポイントを貯める活動(ポイ活)をしていますか?

                                      
 ポイ活の実施有無について聞いたところ、85.5%の人が「意識してポイ活している」と回答しました。

調査2:ポイント機能があることであなたのサービスの継続利用にどのような影響を与えますか?                                    

 ポイント機能があることによるサービスの継続利用への影響を聞いたところ、「積極的に利用するようになる」と回答した人は36.0%、「ある程度利用するようになる」と回答した人は46.5%となり、82.5%の人が継続した利用意欲を持つと回答しました。ポイント機能があることで、サービスの利用促進に繋がるようです。

調査3:サービスにどのようなポイント交換先があると利用が促進されますか?(複数回答可)

 どのようなポイント交換先があると利用促進されるか聞いたところ、「ギフトカードやキャッシュバック」(75.6%)が最も多く、「無料利用券や割引券」(47.1%)が続きました。

                                      
 「アップグレードや追加サービス」(17.7%)と「特別イベントや限定オファー」(13.0%)は10%台に留まり、付加価値となるサービスや特典よりも、現金の代わりとなるような交換先が利用促進に繋がることが分かりました。

調査4:新規で利用するサービスを決める際にポイントを貯めることができるサービスを選ぶ理由は何ですか?(複数回答可)

                                      
 ポイントを貯められるサービスを選ぶ理由を聞いたところ、「ポイントの有効活用ができるから」(56.6%)や「貯めたポイントを他のポイントに交換できるから」(46.1%)が多くなり、ポイントの使い勝手の良さが重視されているということがわかりました。また、「他のサービスと比較してお得だから」(39.6%)や「割引を受けられるから」(27.4%)といった経済的なメリットを求める声も多く見られました。「サービスを選ぶ際にポイントは関係ない」との回答は9.6%にとどまり、90%以上の人がポイントの活用方法を工夫していることがうかがえます。

調査5:どの程度のポイントが貯まるとサービスを利用したいと感じますか?

 どの程度のポイントが貯まるとサービスを利用したいと感じるか聞いたところ、「100円~999円」(29.8%)が最も多く、「1,000円~4,999円」(29.4%)、「99円以下」(25.2%)と続きました。ある程度のポイントを求める人がいる一方で、4人に1人が少額のポイントでもサービス利用の動機となることが分かりました。

調査6:ポイントを貯めるために、どの程度の頻度でサービスを利用しますか?

 ポイントを貯めるためにどの頻度でサービスを利用しているか聞いたところ、「毎日」が43.2%と最も多くなりました。週に1回以上利用している人と合わせると81.7%となり、多くの人が日常的にポイントを貯めるためにサービスを利用していることが分かりました。

【総括】

今回の結果から、多くの人が「ポイ活」への関心が高く、ポイント機能がサービスの選択やその利用促進に大きく影響していることが分かりました。顧客との接点を求める企業にとって「ポイント」はとても重要な存在であると考えられます。

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