MAMORIO株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:増木大己、以下MAMORIO社)は自社のノベルティの企画担当・または担当する機会がある10代~70代の全国の男女(全国調査)100名を対象とした「ノベルティ制作についての実態調査」をインターネットで実施しましたのでその結果をお知らせいたします。

  • 調査サマリー

・60%の企業が「展示会・イベント」でノベルティを配布している

・次いで「企業の周年記念」で47%、続いて「新商品発表会」で42%。

・ノベルティの価格帯としては、500円から1000円未満が最も多く、次いで100円から500円未満が多い

・ノベルティを選ぶ際に最も重視するポイントは「実用性」で67%、次いで「デザイン性」が51%

・高額ノベルティに期待される効果としては、「長期間使われ続けることでの宣伝効果」が57%

・次いで「重要なお客様への感謝の気持ち」が48%

・紛失防止タグをノベルティとして活用する場合のメリットとして、「オリジナルロゴの入れ込みができる」が65%、次いで「実用的で長期間活用できる」が55%

  • 調査概要

調査方法:インターネット調査

調査対象:自社のノベルティの企画担当・または担当する機会がある10代~70代の全国の男女 (全国調査)

有効回答数: 100

調査実施日:2024年5月20日

  • 調査背景

 ノベルティグッズは、企業の販促活動や営業支援、イベントの記念品など、様々な場面で活用されています。

しかし、単なる無料配布物ではなく、企業のブランディングやマーケティングの重要なツールとしても機能するため、企業はノベルティの選定に多くの労力を注いでいます。

デザイン性、実用性、価格などの基本的な要素はもちろん、ターゲット層の関心や嗜好、活用シーンに合わせたグッズの選定が欠かせません。

さらに近年は、SDGsへの貢献や地域性の演出など、付加価値の高いノベルティへのニーズも高まっています。

一方で、価格が高額になればなるほど、企業はそのノベルティから得られるメリットを慎重に見極める必要があります。

従来のノベルティでは物足りず、より大きなインパクトを求める企業も少なくありません。

そこで今回、企業のノベルティ活用に関する実態や、ノベルティへの本音のニーズを探るべく大規模なアンケート調査を実施しました。

ノベルティの予算規模、選定基準、期待される効果、高額ノベルティへの考え方など、多角的な設問を設けることで、企業の本音が聞けたのではないかと思います。

  • 調査結果

 まず、各企業がどのようなタイミングでノベルティを配布しているのかを把握するため、「現在勤めている企業では、どのようなタイミングでノベルティを配布していますか?」(複数回答可能)と質問を行いました。

調査の結果、「展示会・イベント」(60%)が最も多く活用されているタイミングとなり、マーケティング施策の一環としてノベルティが重要な役割を果たしていることがうかがえます。

続いて「企業の周年記念」(47%)、「新商品発表会」(42%)と、企業の節目や新しい製品の告知時にもノベルティ活用のニーズが高いことが分かりました。

一方で、「商談の際」(33%)や「社内向け福利厚生」(18%)など、営業活動や社内向けコミュニケーションツールとしての需要も一定数存在します。

この結果から、企業がノベルティグッズを外部に向けたプロモーション活動だけでなく、社内の記念行事や福利厚生にも幅広く活用していることが分かります。

つまり、ノベルティの用途は多岐にわたり、企業は様々なシーンでその活用を検討していることがうかがえます。

 ノベルティグッズの製作においては、予算規模が大きな判断材料となります。

そこで、企業が一般的にどの価格帯のノベルティを作成しているのかを把握するための設問を設けました。

この設問に対する調査結果は、以下の通りとなりました。

・500円~1000円未満が37%で最多

・次いで100円~500円未満が32%

・1000円~3000円未満が17%

・100円未満が9%

・3000円以上が5%

結果から、多くの企業が500円以上1000円未満のノベルティグッズを作成していることがわかります。

一方で、極端に安価な100円未満のノベルティは9%と少数にとどまる一方、1000円以上のノベルティも一定の需要が見られます。

このように、企業のノベルティ製作においては、目的や用途に合わせて幅広い価格帯のグッズが選ばれていることがうかがえます。

 続いて、「企業がノベルティを選ぶ際に何を最も重視するポイントなのか」を複数回答可能で調査を行いました。

調査の結果、最も重視されているのが"実用性"で67%と最多でした。

ノベルティは単なる一過性の配布物ではなく、実際に使われ続けることで企業のPRにつながります。

長期的な効果が期待できる"実用的な製品"であることがノベルティ選定の大前提となっていることがうかがえます。

次いで高かったのが"デザイン性"で51%を占めました。

ノベルティはあくまで企業のブランディングツールの一部です。

単体でも魅力的なデザインであり、企業のイメージに合致したスタイリッシュな仕上がりになっていることが重要視されているといえるでしょう。 

このように、企業がノベルティに求めるのは実用面とデザイン面の両立であり、双方の要素を備えていることが製品の最大のポイントとなります。

一方で価格については42%が重視しており、コストパフォーマンスの面も無視できない大きな判断材料の一つであることが分かります。

 一般的にノベルティは低予算でまとめ買いされることが多いですが、一定以上の価格が投じられた高額ノベルティへの需要はいかがでしょうか。

今回の調査では、「企業が3000円前後の比較的高価なノベルティグッズを作成する際に、どのような効果を期待しているのか」の設問を設けました。

その結果、最も多かった期待値は「長期間使われ続けるので宣伝効果が期待できる」でした。

57%の企業がこの回答を選んでおり、高額ノベルティには持続的な宣伝効果を企業側が見込んでいることがうかがえます。

次いで「重要なお客様への感謝の気持ちを込めたい」が48%と高く、高額ノベルティに特別な意味付けをしている企業の姿勢が窺えます。 

加えて、「話題性や希少性があり、注目を集めやすい」34%、「高級感や品質の高さをアピールしたい」32%という回答も一定数みられました。

つまり、高額ノベルティには宣伝効果や感謝の意味合い以外に、話題性や高級感、品質へのこだわりをアピールする側面も期待されていると言えるでしょう。

 最後に、企業が「紛失防止タグ」をノベルティとして活用する場合に、どのようなメリットがあるのかを複数回答可能で質問を行いました。

まず、「オリジナルロゴの入れ込みができる」という点が65%と最も多くの回答を集めました。

ノベルティグッズに自社のロゴを入れることで、ブランディング効果が期待できます。

企業のアイデンティティを強く印象付けることができ、クライアントや顧客に対して企業の存在感をアピールするのに役立ちます。

カスタマイズ性が高く、企業のニーズに合わせてデザインを変更できる点が特に評価されました。

次に、「実用的で長期間活用できる」という回答が55%となりました。

ノベルティとして配布されるアイテムが実用的であれば、受け取った人が日常的に使用する機会が増え、それに伴い企業の名前やロゴを目にする頻度も高まります。

紛失防止タグは日常生活で役立つアイテムであり、長期間にわたり使用されるため、持続的な宣伝効果を期待する企業にとって理想的な選択肢です。

また、「セキュリティ意識の高さをアピールできる」という回答が40%となり、現代社会においてセキュリティの重要性はますます高まっています。

紛失防止タグをノベルティとして配布することで、企業がセキュリティ意識の高さを示し、顧客の安心・安全を重視していることをアピールできます。

これにより、企業の信頼性向上にもつながるでしょう。

さらに、「付加価値が高く話題性がある」との回答が28%となり、紛失防止タグは比較的新しい技術を用いた製品であり、その先進性や便利さが話題を呼ぶことが期待できるようでした。

話題性のあるノベルティは、受け取った人が周囲に紹介しやすく、口コミ効果によって企業の認知度を高めることができます。

最後に、「新規性があり他社と差別化できる」という回答が18%となりました。

多くの企業がノベルティとしてペンやカレンダーなどの定番アイテムを選ぶ中、紛失防止タグのような新しいアイテムは目新しさがあります。

新規性が高いノベルティは、他社との差別化を図る上で非常に有効です。

受け取った人に新鮮な印象を与え、企業の独自性や革新性をアピールすることができます。

このように、紛失防止タグはそのカスタマイズ性、実用性、セキュリティ意識のアピール、話題性、新規性など、多くの面で企業のニーズに応えるノベルティとして非常に有望であることが明らかになりました。

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