株式会社ReviCo(レビコ 本店所在地 東京都渋谷区、代表取締役:高橋 直樹)が運営するレビューマーケティングプラットフォーム『ReviCo(レビコ)』を、TOKYO SHIRTSやBRICK HOUSE等のブランドを展開する東京シャツ株式会社(東京都台東区 代表取締役社長 左座 邦晴)において導入いただきました。同社が運営する東京シャツ公式通販サイトにおいて、ReviCo導入後のレビュー投稿数が導入前の300倍を達成しました。
同社E-commerce部 部長 加藤 翔太(かとう しょうた)氏へレビュー投稿数増加の理由や、東京シャツのオムニチャネル戦略におけるユーザーレビュー・スタッフレビューの活用について詳しくお話を伺いました。

- アパレルECにつきまとうサイズ問題...商品ページリッチ化のためレビューを強化
―――― アパレルは販売サイクルが早い(レビューが集まっても販売終了となる商品が多い)傾向がある中、レビューを強化されたのはなぜでしょうか?
「アパレルは販売サイクルが短いアイテムもありますが、やはり購入率を上げるには、商品詳細ページのリッチ化が重要で、そのためのコンテンツの一つにレビューが必要と考えました。
ECサイトではプロモデルの着用画像を掲載することが多く、リアルな着用イメージが伝わりづらくなっていたため、レビューによって自分と体型が近い方のコメントを参考にして頂くことで、購入のハードルを下げたいと考えていました。」
- ReviCo導入後レビュー数が300倍に
―――― ReviCo導入後レビュー数が急増、なぜそこまで増えたのでしょう?
「ReviCo導入前は、お客様の自主的な投稿に任せるいわゆる待ちの状態でしたが、ReviCo導入により、購入から1週間後、未投稿者にはさらに1週間後の計2回、自動でレビュー依頼メールが配信できるようになりました。
レビュー依頼メールからReviCoが実施するプレゼントキャンペーンに応募できるようになっているため、レビュー数の増加は、定期的な自動メールとインセンティブによる効果が大きいと感じています。
ReviCo導入前と比較して、お客様のレビュー数は約300倍に増加し、投稿率(購入数に対するレビュー投稿数の割合)は平均で約8%と、月間数百件ものレビューが集まっています。」

―――― レビューが増加した結果として、どのような効果がありましたか?
「商品詳細ページでレビューを閲覧したユーザーと閲覧していないユーザーを比較すると、レビューを閲覧したユーザーの方が購入率が約1.6倍高くなっています。
また、直帰率やセッション時間にも良い影響が出ており、サイトの回遊性向上にも繋がっています。
レビュー投稿画面では、身長・体型・体重・普段の着用サイズを選ぶ項目を用意しています。
メインターゲットである40~50代のお客様は体型の変化から、サイズや着用感によりリアルな情報を求めていると感じているため、他のお客様のレビューが安心感のある購入体験に繋がっていると考えています。」

- スタッフレビュー活用で自店・他店・ECの三方良しの好循環に
―――― スタッフレビューの活用を強化された背景について教えてください。
「店舗スタッフにレビューを投稿してもらうことでECと店舗の壁をなくし、店舗スタッフにもECサイトの売上に貢献しているという意識をもってもらうために、全社的な売上強化の一環としてスタッフレビューの活用強化を決めました。
地方でしか働くことができない優秀なスタッフもいるため、スタッフレビューはそういう方々にもどんどん活用して頂きたいと考えています。」

―――― スタッフレビューをどのように活用していますか?
「実店舗では、男性スタッフのみ・女性スタッフのみの店舗もあり、異性のお客様を接客する際には、タブレットを用いて他店のスタッフのレビューを見せることで、店舗の接客力強化にもつながっています。
ECサイトとしてもコンテンツが増えることが、滞在時間のアップに繋がっているため、自店・他店・ECの三方良しの好循環が生まれています。」
▼ReviCoサービスサイト
URL: https://www.revico.net/
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