AI、IoT で不動産のデジタルリノベーションを実現する株式会社ライナフ(本社:東京都文京区/代表取締役:滝沢 潔、以下 ライナフ)は、当社が提供する「スマート置き配」の申込み棟数が北海道で 1,000 棟を突破したことをお知らせします。
首都圏での導入棟数4000棟超(※1)につづき、北海道エリアにおいてもさらなる「スマート置き配」の普及を目指しています。
【「スマート置き配」とは(https://lp.linough.com/smartokihai)】
「スマート置き配」はオートロック付きマンションにおいて、スマートロック「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」を用いて共用エントランスの鍵をデジタル化することで、受取側があらかじめ指定した場所に配達員が荷物を届けるサービスです。導入の目的は、「宅配ボックス不足解消による再配達削減」および「誤配や無理な詰め込み、空の状態での使用など宅配ボックスのトラブルの削減です。

【北海道など雪国エリアで導入するメリット】
降雪の影響で、ただでさえ配送の遅延や集荷・配送の停止が発生する中、再配達はさまざまなデメリットをもたらしています。「スマート置き配」を導入することで、利用者は希望日時に荷物を受け取れ、運送会社は配送員の効率化が図れるだけでなく、燃料費の負担軽減にもなります。さらにトラックなどから排出されるCo2の削減につなげることができます。
【「スマート置き配」の特長と目標】
「スマート置き配」は、配送パートナーごとに認証された配達員のみが入館できる仕組みになっているため、エントランスの解錠履歴は全て記録されます。マンションオーナー様・管理組合様・管理会社様の「初期費用」、「月額費用」、「工事費用」などは全て無料です。
オプションで、内覧時など遠隔で解錠可能にする各種エントランス操作を付与することもできるので、所有者様・管理会社様にとって多くのメリットがあります。
置き配により、オーナー様・管理会社様のお悩みや入居者の満足度向上のみならず、社会課題を解決できると確信しています。昨今は配送員を装った強盗事件が相次いで発生しています。置き配はこれらの犯罪被害を防止するとともに、宅配ボックスにおけるトラブル解消や再配達、 Co2 の削減に取り組み、社会に寄与してまいります。
【代表取締役 滝沢潔のコメント】
札幌エリアの賃貸住宅は投資用マンションの割合が多く、エントランスが狭い造りになっている物件が多いため、宅配ボックスが設置されていなかったり、設置するスペースがなかったりしています。しかし、EC サイトは現代社会において、今後さらに利用率は増加すると見込まれます。しかし荷物を受け取る側も忙しく、どうしても再配達が発生してしまいます。中でも北海道は雪の影響で実務的、コスト的労力が大きいエリアであり、再配達という「無駄」が、あらゆるコストを押し上げていきます。2024年問題が喫緊に差し迫る中、今後ますます、置き配は社会に必須の物流サービスになると確信しています。
【導入いただいた アルファーグループ「株式会社アルファーサービス様」のコメント】
北海道において「置き配」の認知度は当初は低かったですが、社内で展開したところ、若い世代を中心に要求が高いことが分かりました。宅配ボックスのない物件において、退去防止の施策として導入が進んでいます。導入までの手続きは容易で、工事立ち合いも不要で設置できました。オーナー様からの評判もよく、新しい提案ができる管理会社として満足度向上にも繋がっています。当社は高い入居率を保つことをミッションに、今後も他社との差別化に注力していきます。
株式会社ライナフ
URL:https://linough.com/
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