日本最大級のデリバリーサービス「出前館」(運営:株式会社出前館、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤井 英雄)と、セイノーホールディングス株式会社のグループ会社「株式会社LOCCO」(本社:東京都中央区、取締役社長:関谷 文隆、以下「LOCCO」)は、置き配に関する取り組みを開始したことをご報告いたします。

「出前館」とセイノーホールディングス株式会社は昨年12月に、ラストワンマイルにおけるネットワークを掛け合わせることでデリバリーの日常化を加速させ、さまざまな社会課題の解決に貢献していくことを目的に業務提携を行いました。今回、業務提携による協業の第1弾として、セイノーグループの「LOCCO」が提供する置き配サービス「OCCO」で、「出前館」の配達員がラストワンマイルの配達を行う取り組みを開始いたしました。

「出前館」は昨年よりフード領域におけるランチ・ディナー以外の間食・夜食需要の取り込みや、日用品をはじめとしたリテール領域の強化によって、ユーザーのみなさまの利便性向上に加えて、配達員が一日を通して安定的に稼働できる環境づくりに取り組んでおります。このたびの取り組みでは、配達員が「出前館」の注文の配達のスキマ時間を活用して「LOCCO」の置き配サービスの配達を行うことで、時間帯による繁閑差を平準化することにつながり、配達員はより安定した収入を得られるような働き方が可能になります。
また、「LOCCO」においては、“2024年問題”として、自動車運転業務に対しても時間外労働の上限規制が適用されることに起因する、配達員の人員不足や配送遅延といった深刻な物流課題が懸念される中、置き配の特徴である「日時指定のない配送」を「出前館」の配達員が行うことで、将来の配達員不足への課題解決を図るとともに、お客様に対して安定的な物流サービスの提供が可能になります。
まずは、「出前館」のアルバイトを対象に、テスト運用として兵庫県の一部エリアで開始をしており、今後は、業務委託配達員の稼働やエリア拡大も図っていきます。
合わせて読みたい