多くの人にバイクを好きになってもらいたい! 少人数でEC・実店舗にてブランドを展開する56 designの運営に迫る
有限会社オフィスフォーエイト 役員 関 友則さん
インタビューの概要

「life with motorcycles(オートバイを生活の一部に)」をコンセプトに掲げている56 designは、バイクウェアを中心にブランドを展開されています。少人数でありながら、立ち上げ当時から実店舗とECサイトの両方を運営され、右肩上がりで順調に成長しているといいます。“バイクのあるライフスタイル”を多くの方に提案するために、百貨店に進出されたことは業界で話題になりました。少人数でどのようにブランドを展開されているか、56 designを運営する有限会社オフィスフォーエイト(以下、オフィスフォーエイト)の役員である関友則さんに話を伺いました。

ブランドの立ち上げ背景

ブランドコンセプトはオートバイを生活の一部に

―― 56 designはバイクウェアを中心にブランドを展開されているとのことですが、立ち上げの背景やコンセプトについて教えていただけないでしょうか。

関さん:オフィスフォーエイトの代表取締役である中野真矢は、元MotoGP(ロードレース世界選手権)のレーシングライダーです。私は中野のマネージャーを勤めていました。

当時、ヨーロッパを拠点にレース活動を行なう中で、現地でのオートバイ文化に感銘を受けたのです。ヨーロッパではバイクが生活の一部になっており、街に出れば老若男女問わず、自然体でさりげなく、それでいてカッコよくバイクに乗っています。

そこから、日本でも「バイクを乗る人に安全でおしゃれに乗ってもらいたい」「もっと多くの人にバイクの楽しさを知ってもらいたい」という想いで、56 designを立ち上げました。自分たちが関わってきたバイク業界に恩返ししたいという気持ちもありますね。

バイクウェアは、おしゃれさよりも機能性が追求されます。転倒や事故から身体を守ってくれることや、防風・防寒機能が備わっている必要があります。また、動きやすいように伸縮性があり、通気性や吸水・速乾性が求められるのです。そのため、バイクウェアはバイクに乗るときに着るものであって、普段着としてはあまり利用されなかったと思います。

当社は「オートバイを生活の一部に」をコンセプトにしています。だからこそ、機能性はもちろん、普段着としても利用できるおしゃれなバイクウェアを提供しているのです。

普段着としても利用できるバイクウェア

また、当社はライダーの方だけがお客様ではありません。バイクは持っていない、乗らないけれど、バイクが好きな方もいると思います。そのような方にも、バイクファッションを楽しんでもらえるような商品も扱っています。

実店舗とECの両方を運営された理由とは

―― 年齢や金銭面などの理由で、バイクに乗れない方もいると思います。そのような人でも、バイクファッションを楽しめるのは良いですね。少人数でブランドを立ち上げたとのことですが、最初から実店舗とECの両方を運営されたと伺っております。その理由は何でしょうか?

関さん:2008年に56 designを立ち上げたのですが、その頃にはECの需要が高まっていました。また、いろんな人に56 designのバイクウェアを提案したいという理由もあります。そのため、ECをやらないという選択肢はありませんでした。

加えて、バイクウェアの業界では実店舗は必要不可欠です。バイクウェアは実際の着心地や動きやすさを試したいという方がアパレルの中でも特に多いです。また、実店舗があればバイクが好きな方たちと直接コミュニケーションを取る機会も作れます。これらの理由から、少人数ではあるものの実店舗とECの両方を運営することに決めたのです。

ブランドの認知度を広げるための取り組み

提携店や特約店と協力してバイク業界を盛り上げる

―― レーシングライダーとそのマネージャーから物販事業は全く新しいチャレンジだと思います。事業を伸ばすにあたって、どのようにブランドの認知を広げていったのでしょうか?

関さん:レーシングライダー時代のつながりや関わり、ブランドコンセプトに共感いただいた方のご協力が何よりも大きいですね。業界紙・専門誌などで取り上げていただき、専門店などで取り扱っていただているおかげで、少しずつ認知されていることを感じます。

直営店は千葉県に1店舗ですが、提携店や特約店は全国にあります。1着2着を店頭で並べても、世界観やコンセプトがパッと見て伝わりづらいため、できるだけ多く、様々な商品を置いていただけるように、提携店や特約店にはお願いしています。

直営店とECの売上は3:7となっています。提携店や特約店で購入された方やブランドを知っていただいた方がECで購入してくださっているのでしょう。ECと違って実店舗で扱う商品には限りがありますが、認知を広げたり、商品を手に取ってもらったりという点で、とても大事だと考えています。

効率的に運営できるように在庫管理ソフト「ロジクラ」を導入

―― 提携店や特約店が56 designを取り扱っているのも、ブランドコンセプトに共感しているからだと思います。現在7名で運営されているとのことですが、少人数で回すにあたって工夫されている点について教えてください。

関さん:中野も私も物販は未経験でしたので、試行錯誤しながら運営しています。特に在庫の管理は大変です。商品点数は3,000以上あり、しかも自社商品だけでなく海外から輸入した他社のブランドも扱っています。販路も直販であればECと直営店、卸であれば提携店・特約店といった形で、オンラインとオフラインをまたいで在庫を管理する必要があります。

この課題を解決するために、良い在庫管理ソフトがないか探したところ、「ロジクラ」に出会いました。様々な在庫管理ソフトがありますが、当社が利用しているカートシステムのShopifyとPOSレジであるスマレジが連携できるとなると、「ロジクラ」以外に対応しているところがありませんでした。口コミやレビュー、知り合いの事業者の方の声を聞いて、評判も良かったので導入を決意します。

また、こういうソフトは半年契約や年間契約のものだったり、初期費用が高かったりすることが多いと思いますが、「ロジクラ」は1ヶ月単位での契約で、初期費用も無料と低リスクで試せるのも良かったです。導入前に、担当の方に要件についていろいろと相談させていただきましたが、導入してみたら実際は違ったというネガティブなこともなかったですね。

「ロジクラ」を導入して、最初は使いこなせるか心配でした。使い方を説明いただくときは理解していても、自分一人でやってみるとわからないことはどのツールでもよくあることだと思います。「ロジクラ」の場合はマニュアルもあるのですが、何よりもYouTubeで使い方の動画があったので、とても助かりました。それでも解決できないときには、zoomですぐに相談できるのも良かったです。

「ロジクラ」を導入したことで業務負担は1/3になっています。また、導入前は人間が対応していたので、誤発送をしないようにチェックにかなり時間をかけていましたが、「ロジクラ」を導入したことで、誤発送の心配もなくなりました。今では効率化できた業務時間を、商品開発やマーケティング施策に充てることができています。今後は、直営店を増やしていけたらと思っています。

インタビューを通して:物流現場の改善についてはロジクラ社の記事を

今回の取材は、ロジクラ社と共同でインタビューをしています。インタビューの最中に、関さんがロジクラ社の方にいろいろと相談されているのを聞き、普段からいかに密接にサポートされているかを伺えました。

コマースピック側では、ブランドの立ち上げや認知を広げる取り組みを中心に紹介しました。ロジクラ社では、物流の現場が実際にどのように改善されたかをまとめていますので、ぜひそちらもご覧ください。

▼ オフィスフォーエイトのロジクラ導入事例はこちら
https://logikura.jp/case/office48/

▼ 56design WebStore
https://www.56-design.com/

合わせて読みたい

コマースピックLINE公式アカウント

コマースピックメルマガ