Eコマース支援事業やゲーム事業などをワールドワイドに展開する株式会社DEGICA(本社:東京都武蔵野市、代表取締役:モモセ・ジャック・レオン、以下DEGICA)は、決済代行サービス「KOMOJU」が、中国のAlipayなどをはじめ、新たに18の海外オンライン決済の提供を開始したことをお知らせします。これによりKOMOJUの加盟店は、世界で最も越境EC利用者が多い中国をはじめ、ヨーロッパやアジアの巨大なEコマース市場に参入することが容易となります。

新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、EC事業は年々その市場規模を伸ばしています。世界的に見てもその傾向は明らかであり、経済産業省の報告書(※1)によると、2019年の世界の越境EC市場規模は7800億USドル(約100兆円)であり、また2026年にはさらに約6倍伸長し、4兆8200億USドル(約600兆円)にもなると推計されています。また、日本貿易振興機構(JETRO)が実施した海外ビジネス調査(※2)によると、海外ビジネスに関心が高い日本企業のうち、約半数(46.9%)の企業が、日本国内から海外へ販売を行うため、越境ECを活用/検討していると答えています。

このような越境EC市場の拡大と事業者からの需要を受け、KOMOJUは主に日本国内向けのオンライン決済に加え、海外向けオンライン決済との連携を開始いたしました。

■KOMOJUに新たに導入されるオンライン決済一覧
KOMOJUは、加盟店ができるだけ多くの顧客層を掴むことができるように、クレジットカード決済だけではなく、コンビニ決済などの重要な国内決済方法を幅広く提供しています。クレジットカードを持っていない、使いたくない顧客もQRコード決済やあと払いなど好みの決済方法を使って支払いすることができます。また、今回海外向けオンライン決済との連携を開始したことで、世界中の顧客に対して製品を販売することができるようになりました。

世界で最も越境EC利用者が多い中国において、日本は購入先として最も人気な国です。(※3)そんな中国本土におけるデジタルウォレット市場の55%以上を占める「Alipay」の提供を開始したほか、シンガポールの成人人口の96%が使用する「GrabPay」やインドネシアで登録ユーザーが300万人以上いる「Doku」など、アジア向けのオンライン決済を8つ導入いたしました。

また、ヨーロッパにおいては、オランダEコマース市場の約60%のシェアを持つ「iDEAL」や、ドイツの成人人口の約54%が使用する「Giropay」、ポーランドの全支払いの約53%を占める「BLIK」や、欧州50か国において66万か所の販売拠点で発行されているプリペイド式カード「Paysafecard」など、現地でシェアの高い決済手段が並びます。    

日本でも多くの事業者が利用しているECプラットフォーム「Shopify」においても、一回の導入で複数国やエリアの消費者にアプローチできます。

詳しくはこちらをご覧ください。:https://ja.komoju.com/payment-methods/

<アジア太平洋地域>
Alipay (中国) / Doku (インドネシア) / OVO (インドネシア) / eNETS (シンガポール) / GrabPay (シンガポール) / Dragonpay (フィリピン) / FPX (マレーシア) / POLi (オーストラリア)

<ヨーロッパ>
iDEAL (オランダ) / Bancontact (ベルギー) / Giropay (ドイツ) / BLIK (ポーランド) / Przelewy24 (ポーランド) / Multibanco (ポルトガル) / Paysafecard (EU) / EPS (オーストリア) / MyBank (イタリア) / Sofort (EU)
※1,3 出典:令和2年度 産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査) 2021年7月※2   出典:2021年度 日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査 2022年2月

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