国内ECメルマガ実態調査2026、ワンクリック配信停止対応は90.4%に―SweetLeap調べ

SweetLeap株式会社が、競合のメルマガを検索できるデータベース「メルマガ図鑑」において、国内4,258ブランドから受信したメール7,621通を分析し、「国内ECメルマガ実態調査2026」を発表しました。
この調査によると、定期配信を実施している1,156ブランドのうち、ワンクリック配信停止機能に対応していたのは90.4%であることが明らかになりました。
その一方で、会員登録直後に送信される歓迎メールにおいて、割引やクーポンといった登録特典の案内を行っていたブランドは、3,980ブランド中わずか53ブランド(1.3%)にとどまっていることがわかりました。
競合他社が登録特典やセール情報を、どのような件名やデザインで案内しているのか、メルマガ図鑑では、実際に届いたメールを確認することができます。
調査実施の背景
次回配信するメルマガで、登録特典をどのように案内すべきか。配信停止機能や送信元設定は、他社ではどの程度整備されているのか。
自社のメール配信を見直す際、競合他社の実際の運用状況を把握することは容易ではありません。
メルマガ図鑑では、調査専用のメールアドレスを用いて国内EC事業者のメルマガを購読し、受信したメールを記録しています。今回の調査では、これらのメールのヘッダーと本文を分析し、送信設定・登録特典・配信時間帯などを集計しました。
調査結果1:ワンクリック配信停止への対応は90.4%
定期配信を行っている1,156ブランドのうち、1,045ブランド(90.4%)がワンクリック配信停止機能に対応していました。
送信元ドメインと同一のDKIM署名を設定していたのは1,025ブランド(88.7%)でした。配信停止機能とDKIM署名の両方を実装していたブランドは82.4%となっています。
調査結果2:歓迎メールでの登録特典案内は1.3%

会員登録直後に配信される歓迎メールについて、3,980ブランドを調査しました。その結果、割引またはクーポンの登録特典を案内していたのは53ブランド(1.3%)、送料無料の特典は4ブランド、ポイント特典は6ブランドでした。
特典の割引額は中央値が500円、割引率は中央値が10%となっています。割引額で最も多かったのは500円(13ブランド)で、次いで300円(9ブランド)、1,000円(6ブランド)の順となっています。割引率では5%と10%(各6ブランド)が最多で、15%(3ブランド)が続きました。
どのような特典を、どのような件名と表現方法で案内しているのか、登録直後のメールの実例は、メルマガ図鑑で比較して確認することができます。
調査結果3:定期配信は18〜20時台に約4割が集中

定期配信3,103通の送信時刻を分析したところ、18時台が最多で15.6%を占めました。18時台から20時台の3時間で、全体の39.8%を占めていました。曜日別では金曜日が26.3%で最も多く、木曜日、水曜日と続いています。
調査結果4:割引率の中央値は20%、件名では「限定」が最多
割引率を訴求した定期配信は717通ありました。割引率の中央値は20%で、最も多かったのは10%台(36.3%)でした。
件名に頻出する言葉は、「限定」が13.9%、「OFF」が12.7%、「本日」が8.6%の順となっています。
実際のメールはメルマガ図鑑で確認可能

数値データだけでは、具体的な件名や特典の内容まではわかりません。メルマガ図鑑では、実際に届いたメルマガを新着順・ブランド別・イベント別・キーワードで検索することができます。
件名、デザイン、割引内容、配信日時を、届いた状態のまま確認することが可能です。
ブランドごとの配信履歴もまとめて確認

注目しているブランドのメルマガを、一覧でまとめて確認できます。過去の件名、デザイン、配信日時を比較することで、商品紹介の方法やセール告知の変遷を追うことができます。
イベント前に各社の案内方法を比較検討

ハロウィンやブラックフライデーといったイベントごとに、届いたメルマガを確認することができます。今年のハロウィンのメルマガも、すでに配信が開始されています。
各社がいつ、どのような件名と割引内容で案内しているかを確認することで、自社の告知内容や配信日を検討する参考にできます。
メルマガ担当者の活用シーン
登録特典を見直す場合
他社の歓迎メールが、どのような特典を、どのような件名と見せ方で案内しているかを、実際に届いたメールで確認することができます。
年末商戦のセール件名を検討する場合
ハロウィンやブラックフライデーなど、これから配信されるイベントのメルマガも順次記録され、キーワードや割引率で検索することができます。
配信の曜日と時間を決定する場合
気になるブランドが、いつ、どのような件名で配信しているかを、配信日時とあわせて比較できます。
調査概要

調査主体:メルマガ図鑑(SweetLeap株式会社)
調査期間:2026年9月27日〜10月10日(受信日)
調査対象:メルマガ図鑑が購読登録した国内ECの4,258ブランドから届いたメール7,621通(定期配信1,156ブランド・3,103通、歓迎メール3,980ブランド・4,066通)
国内の判定基準:受信メールの過半数において、件名または本文にひらがな・カタカナを含むブランド
調査方法:メールのヘッダーと本文のテキストを自動で分類し、ブランドごとに集計しました。判定の一部は目視で確認しています。配信停止機能とDKIM署名は、各ブランドの最新の定期配信1通で判定しています。
本調査の対象は同社が購読登録したブランドであり、国内EC全体からの無作為抽出ではありません。
出典元:PR TIMES
