
株式会社VAIZO(本社:宮城県仙台市、代表取締役:橋本友太郎)が、LINEと連動した店舗運営支援サービスとして展開している「V/LINEリピート」に、オプション製品「V/BEACON」を組み合わせた実証実験の開始を発表しました。
V/LINEリピートは、LINE公式アカウントの初期設定支援、配信文章の作成、アンケート機能、顧客のタグ管理・分析、リッチメニューの設定などを提供する同社のサービスです。今回実施される実証実験では、Beaconによる非接触のアクション機能をV/LINEリピートに追加することにより、店舗と顧客のコミュニケーション手段をどの程度拡張できるかを検証していくとのことです。
Beaconとの組み合わせで来店時の顧客接点を拡大
LINE公式アカウントを運営していても、配信内容が画一的なお知らせやクーポンにとどまってしまい、「誰に、何を、いつ届けるか」の判断に負担を感じている店舗が少なくありません。
V/LINEリピートは、店舗が保有する情報や顧客データを有効活用し、配信コンテンツの作成や顧客分析、施策の立案をAIによって支援することで、LINEを継続的な関係構築に活用できる状態を実現するサービスです。
V/BEACONは、V/LINEリピートに追加して使用するオプション製品となります。対象となる店舗のLINE公式アカウントを事前に友だち登録しており、Bluetoothの設定やBeaconの範囲内への進入など、一定の条件を満たすユーザーに対して非接触でLINE上のアクションを実行する仕組みです。
V/BEACONで想定される活用シーン
対象となる店舗のLINE公式アカウントを事前に友だち登録しているユーザーに対し、来店をきっかけとした以下のようなコミュニケーションが想定されています。
導入時の活用例について
- 入店のタイミングで、その日のおすすめメニューや店舗からのお知らせを配信します
- 店内でメニューやキャンペーン情報をLINEから確認できる環境を提供します
- 来店時にメニュー注文などをQRコードの読み取りを行わずに実行できるようにします
お客様の操作負担を軽減しながら、店舗が来店のタイミングに応じて情報を配信できる点がV/BEACONの特徴となっています。すでに店舗とLINE上で接点を持っているお客様に対し、来店のタイミングに合わせたコミュニケーションを実施することで、一度の来店を2回目、3回目へとつなげることを目指しているとのことです。

味だけではない価値で選ばれ続ける店を増やしたい
VAIZOの開発チームには、拠点を構える宮城県の店舗と接する中で感じてきた「宮城の店はどこも美味しい」という共通の実感が存在します。料理や商品の品質が高いからこそ、価格の安さだけでなく、店主やスタッフの人柄、居心地の良さ、常連客との交流、地域とのつながりなど、「この店だからまた行きたい」と思われる価値を育成することが重要だと考えているとのことです。
一方で、小規模店舗においては、接客や仕込み、発注、商品開発など、日々の店舗運営に多くの時間が必要となります。顧客との関係を深めたいという思いがあっても、LINEの配信内容を検討し、来店後の反応を確認し、次の施策を立案するための人員や時間を確保することは容易ではありません。その結果、集客施策が画一的なクーポンや値下げに偏ってしまい、その店が本来持っている価値を十分に伝えられないケースがあります。
V/LINEリピートとV/BEACONを組み合わせることにより、店舗側の「考える負担」や来店時のお客様の操作負担を軽減しながら、継続的な顧客接点を構築することを目指しているとのことです。
一度の来店を2回目、3回目へとつなぎ、地域に暮らす人や近隣で働く人にとって、その店が日常の一部になること。地域に長く愛され、人が継続的に集まる店を増やすことによって、店舗の持続的な経営と地域経済・コミュニティの活性化につなげていく方針です。
実証実験の概要と今後の展開について
本実証実験では、宮城県内の飲食店を中心とした小規模店舗にV/BEACONを導入し、実店舗における利用可能性を検証していくとのことです。
実施期間については、2026年8月より実施中で2026年9月末までを予定しています。
第1次実証は9月末まで実施され、有償実証パートナーの募集・導入は10月から12月にかけて行われます。
実施地域は宮城県内全域で、対象店舗はLINE公式アカウントを運用する飲食店などとなります。
検証内容としては、Beaconの検知精度、メッセージ到達率、店舗側の設定・運用負荷、V/LINEリピートと組み合わせた運用の有効性を検証します。
なお、本実証実験は来店者全員を計測するものではなく、対象店舗のLINE公式アカウントを登録し、所定の条件を満たすユーザーを対象としています。
AIで運用負担を軽減し、店舗がスキに没頭できる社会へ
VAIZOは「スキに没頭できる社会を実現する」をモットーに、AIによって企業や働く人の業務負担を軽減する取り組みを行っています。V/LINEリピートとV/BEACONを通じて、店舗が配信やデータ整理に追われることなく、商品開発や接客など本来大切にしたい仕事へ集中できる環境を目指しているとのことです。
実証結果と参加店舗からの声をもとに、Beaconの設定やメッセージ配信、V/LINEリピートとの連携方法を改善し、小規模店舗でも円滑に活用できる運用体制を整備していく計画です。
店舗がそれぞれの「スキ」や強みに向き合うことによって、その店ならではの価値が育ちます。地域に愛される店の持続的な経営を支援し、地域経済やコミュニティの活性化にもつなげていく考えです。
株式会社VAIZOについて
株式会社VAIZO(バイゾー)は、企業のAI活用を、個人が生成AIを使用する段階から、AIが会社の業務に組み込まれ、継続的に活用される状態へ進めるための支援を実施しています。
AI業務ツールの導入、経営者・中核社員へのAI教育、自社に必要なツールの開発・内製化に加えて、企業が持つ業界知識や業務ノウハウを活用したAIサービスの共同開発・事業化にも取り組んでいます。
出典元:株式会社VAIZO















