
株式会社ディプシーは2026年8月24日、独立系クリエイターの作品を扱うマーケットアプリ「Dipsy」のiOS版およびWeb版にEC機能を実装したことを発表しました。これにより、アート作品やソフビといった大量生産に適さない一点ものの作品を、制作者から直接購入することが可能になるということです。
予定調和のタイムラインでは、新しい才能に出会えない
SNSのタイムラインは、アルゴリズムによって最適化されるほど、見慣れたトレンドで溢れるようになっているとのことです。すでに人気を獲得しているものがますます露出される一方で、まだ認知されていない制作者は埋もれてしまう状況があります。こうした構造の中で、独自のスタイルを追求するインディペンデントなクリエイターほど、作品を届ける手段を失ってきたと同社は説明しています。
また、既存のECプラットフォームは検索とカタログを前提とした設計になっており、名前が知られていないクリエイターは、そもそも検索対象にならないため、見つけてもらうことができないという課題があります。
Dipsyは、この「発見」の部分から設計し直したマーケットアプリとなっているとのことです。
Dipsyの特徴について
直感で発掘する
AIによる「おすすめ」機能に依存せず、流れてくる商品をスクロールして作品と出会える設計になっているとのことです。誰かが用意した流行に流されるのではなく、自分自身の直感と感性で選ぶ体験を中心に据えているということです。
ここにしかない、一点もの
ソフビ、アートトイ、カスタムスニーカー、モダン盆栽など、ジャンルは限定されていません。基準となるのは熱量とクオリティのみとのことです。マス向けの大量生産では実現できない、制作者のこだわりが込められた作品が揃っています。
作品の背景と制作過程まで受け取れる
クリエイターは、完成した作品だけでなく、それが生まれるまでの制作過程や背景を投稿を通じて伝えることができます。素材選びから試作、完成に至るまでの記録が作品に紐付けられるため、購入者は完成品の写真だけでは分からない制作者の意図や熱量を理解した上で手に入れることが可能とのことです。
クリエイターを直接支援する
お気に入りの表現者から直接作品を購入することができます。クリエイターとコレクターの感性が交差する、独立したエコシステムの構築を目指しているということです。
クリエイターの方へ、販売手数料は2026年9月まで0%
Dipsyは「すべての表現者をビジネスオーナーに」というビジョンを掲げています。作品を販売して生計を立てるところまでを支援するため、出品時のハードルを可能な限り低くしているとのことです。
- 販売手数料は2026年9月まで0%です(2026年10月以降は10%となります)。
- 月額料金・出品料は無料です。
- ギフト(投げ銭)のサービス手数料は0%です。
- 決済にはPAY.JPによるセキュアな決済システムを採用しています。
なお、2026年10月以降の販売手数料10%には決済手数料が含まれており、クリエイターの受取額は販売価格の90%となります。決済手数料を別途差し引くことはないとのことです。
Dipsyへ作品を出品するには、公式クリエイター登録(審査制)が必要となります。
今後の展開について
Dipsyは今後、出品するクリエイターと取扱ジャンルの拡大を進めていくとのことです。あわせて、販売形態そのものを広げていくことも構想されています。
たとえば、注文を受けてから制作を行う受注生産・予約販売への対応などが挙げられます。あるいは、完成した作品の売買にとどまらず、イラストの制作依頼やカスタムオーダーのように、クリエイターが持つ技術や制作行為そのものを取引できる仕組みです。作品という「モノ」だけでなく、つくる力そのものを収入に繋げられる場を検討しているとのことです。
「すべての表現者をビジネスオーナーに」というビジョンのもと、表現を仕事にするための選択肢を広げていく方針とのことです。
アプリ概要
| アプリ名 | Dipsy クリエイターズマーケット |
| 提供開始 | 2026年8月24日(EC機能搭載版) |
| 価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
| カテゴリ | EC・ショッピング・SNS |
| 取扱ジャンル | ソフビ/デザイナートイ、アート、アパレル、カスタムスニーカーほか |
会社概要
| 社名 | 株式会社ディプシー(Dipsy Inc.) |
| 代表者 | 代表取締役 松井 大樹 |
| 所在地 | 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-55-18 REALGATE Bldg. 1F |
| 事業内容 | スマートフォン向けアプリ「Dipsy」の企画・開発および運営、アパレル事業「DROP」の企画・開発および運営 |
株式会社ディプシーについて
株式会社ディプシーは、「すべての表現者をビジネスオーナーに。」というビジョンを掲げ、独立系クリエイターのためのマーケットアプリ「Dipsy(ディプシー)」を運営しています。
アートピース、ソフビ、デザイナートイ、ストリートギア、カスタムアイテムなど、大量生産にはなじまない一点ものの作品が集まる場所となっています。アルゴリズムによる「おすすめ」に頼らず、スワイプ操作で未知のクリエイターと出会える設計を特徴としており、クリエイターは完成した作品だけでなく、その制作過程や背景まで伝えることができます。
出典元:株式会社ディプシー



















