Recustomerが予約購入機能を提供開始、決済・与信管理・売上計上を自動化しEC事業者の運用負担を軽減

Recustomer株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:柴田康弘、辻野翔大)は、購入後体験プラットフォームの新機能として、「Recustomer 予約購入(Pre-Order)」機能の提供を開始したことを発表しました。

同機能は、Shopifyを使用しているEC事業者を対象に、予約販売に関わる決済・与信管理・売上計上といった一連の業務を自動化する仕組みを実現するものです。2026年5月からは、オリジナルデザイン商品を主軸に展開し、予約販売を取り入れている国内のアパレルブランドにおいて実際の運用が開始されています。

導入の背景

アパレルやコスメ、限定商品などの領域を中心として、予約販売は売上機会の最大化を図る上で重要な販売手法として近年拡大しています。しかしながら、予約販売ならではの決済・会計・オペレーションに関する課題は、現在も多くのEC事業者の現場において解決されていない状況となっています。

具体的には、クレジットカードにおける与信(オーソリ)には一定の有効期限が設けられているため、出荷までに時間を要する予約販売においては再与信の対応が必須となります。ところが、このプロセスは手動での対応やバッチ処理に頼っているケースが多く見られ、決済の失敗やキャンセルの増加を招く原因となっています。加えて、売上計上を行うタイミングに関しても、会計基準に則った適切な処理を行うためには複雑な設計が必要となり、経理部門への負担が増大しやすい傾向にあります。

さらに、これらの対応業務はCS・経理・物流など複数の部門にわたって発生するため、業務が分断されやすく、全体的な最適化が困難であるという構造的な課題も存在しています。その結果として、予約販売の運用は属人的で非効率的になりやすく、事業者にとって大きな負担となっていました。

「Recustomer 予約購入」機能の特徴

今回提供される機能は、予約販売における決済処理と業務オペレーションを統合的に設計することで、以下の機能を実現しています。

注文時は与信のみ確保し、出荷時に決済を確定

注文を受けた段階では与信のみを確保し、商品を出荷するタイミングで売上を確定するというフローを自動化します。これにより、会計基準に準拠した適切な売上認識が可能になります。

再オーソリの自動化(特許第7768617号)

出荷までの期間において、システムが自動的に再与信を実行することで、オーソリの失効による決済失敗を未然に防止します。

与信失敗時もキャンセルを防ぐ決済補完機能

再与信が失敗した場合においても決済を完了できる仕組みを備えており、決済エラーに起因するキャンセルの増加を抑制することができます。

顧客自身で簡単にキャンセルできる仕組み

与信が失敗した際には顧客へ通知を行い、そのまま容易にキャンセル手続きを行える仕組みを提供することで、問い合わせ対応の削減にもつながります。

決済履歴を自動で記録・可視化

すべての決済に関する履歴を自動的に記録・可視化することにより、取引の経緯をいつでも確認することが可能となり、監査や内部統制への対応を容易にします。

在庫切れ商品(Out of Stock)の予約購入にも対応

通常、在庫が切れた際には「入荷待ちボタン→入荷時にメール通知→ユーザーが購入手続きを実施」といったフローが一般的ですが、入荷までに時間が経過することで、顧客の関心が薄れたり、他の商品を購入してしまうなどの理由から、購買意欲が高いタイミングを逃してしまい、購入機会の取りこぼしが発生してしまいます。

同機能では、在庫切れ商品に対してその場で予約購入を可能にすることにより、顧客の購買意欲が最も高いタイミングで注文・決済まで完了させることができます。これによって、従来であれば取りこぼしていた需要を確実に売上へと転換し、販売機会の最大化を実現します。

予約購入機能イメージ

導入によって期待される効果

売上機会の最大化

予約購入における決済タイミングを発送時に設定できることにより、購入のハードルが下がり、CVR(コンバージョン率)の向上が期待されます。これによって、予約販売を通じた販売機会の最大化を実現します。

予約販売オペレーションの自動化と工数削減

オーソリ管理、再与信処理、売上計上といった業務を一元的に自動化することにより、CS・経理・物流にまたがる手動業務を大幅に削減し、運用にかかる負荷を最小化します。同時に、出荷時決済による売上認識の適正化や決済履歴の可視化によって、監査・内部統制への対応も容易になります。

需要データを活用した生産・在庫最適化

予約購入によって取得される注文データは、実際の購入につながる可能性が高い需要データとして活用することができ、生産数や仕入れ数の意思決定に反映することが可能です。これにより、過剰在庫や廃棄ロスの削減につながります。さらに、顧客にとっても予約購入のプロセスが明確になることで、安心して購入できる体験を提供します。

導入ブランド担当者からのコメント

導入ブランドの担当者である二藤部佑佳氏からは、「予約購入機能の決済タイミングが発送時に設定できる点に魅力を感じ、導入いたしました。発送時決済が可能になることで、お客様の購入ハードルが下がり、CV向上を期待しております」とのコメントが寄せられています。

今後の展開

同社はこれまで、返品・交換・キャンセルといった購入後領域の最適化を起点として、ECにおける顧客体験の向上を支援してきました。

今後は本機能のように、予約購入やお試し購入といった「購入前後をまたぐ体験設計」を拡張することにより、単なるオペレーション効率化にとどまらず、売上創出に直結するプロダクト群を強化していく方針です。

特に、予約販売における決済・会計・顧客体験を一体で設計する領域は、これまで分断されがちであった重要なテーマであり、同社はこの領域の標準化を進めていく予定です。

購入後体験プラットフォーム「Recustomer」について

Recustomerは、購入後の体験向上・顧客接点創造を実現する購入体験プラットフォームです。具体的なサービスとしては、注文を追跡してお届け予定日を通知する「Recustomer 配送追跡」、返品・交換・注文キャンセル業務を自動化する「Recustomer 返品・交換」、「Recustomerキャンセル」、お試し購入を可能にする「Recustomerお試し購入」の4つのサービスを提供しています。

特別な購入後体験を提供することにより、ユーザーの体験向上を実現し、EC事業者の売り上げ向上を支援します。

Recustomer株式会社 概要

会社名:Recustomer株式会社

代表取締役:柴田康弘、辻野翔大

事業内容:購入後体験プラットフォーム「Recustomer」開発・運営

設立:2017年3月

所在地:東京都中央区銀座5丁目14-1 銀座クイント 8F

出典元: Recustomer株式会社

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