REGALI、顧客体験プラットフォーム「LEEEP」がShopify Flowと連携強化、3種類の「お気に入り」行動をトリガー化

株式会社REGALIが展開する顧客体験向上プラットフォーム「LEEEP(リープ)」は、Shopifyが提供するワークフロー自動化機能「Shopify Flow」との連携を強化し、LEEEP上で取得できる3つの「お気に入り」行動をトリガーとして活用できる新機能の提供を開始したことを発表しました。

この機能により、ShopifyでECサイトを運営する事業者は、ユーザーによる「アイテム(商品)お気に入り」「コーデいいね」「スタッフお気に入り」といった行動を起点として、顧客へのタグ付与やセグメント配信、メール配信などのCRM施策を、Shopify Flow上でノーコードにて自動実行できるようになるとのことです。

開発の経緯について

昨今、ECサイトにおける顧客管理は、購入履歴だけでなく多彩な行動データを活用する方向へと変化しています。しかしながら、CRM施策の大半は今なお「閲覧」「カート追加」「購入」といった行動を基準に設計されており、その前段階にあるユーザーの関心度合いを十分に捉えられていないケースが見られるとしています。

ECサイトにおいてユーザーが実施する「お気に入り」という行為は、「閲覧」よりも深く、「購入」よりも手前に位置する、購入意欲を表す重要なシグナルといえます。LEEEPでは、このようなお気に入り行動を商品単体に限らず、コーディネートやスタッフといった「スタイル」や「人」という単位でも蓄積可能な仕組みを提供してきました。

今回の機能リリースでは、これら3つのお気に入り行動を、Shopify Flowのトリガー(自動処理を起動するイベント)として活用できるようにしたとのことです。LEEEP上で発生する関心シグナルを、Shopifyの顧客データやCRMツールと直接連携することで、ブランドの運用フローに自然に組み込める環境を整備しているということです。

新機能の詳細内容 ― 3つのお気に入り行動がトリガーとして利用可能に

今回新しく、以下に示すお気に入り行動がShopify Flowのトリガーとして使用できるようになりました。

1. アイテム(商品)お気に入り

会員ユーザーがECサイト内の商品をお気に入りに登録した、または解除したタイミングで、Shopify Flowへイベントが連携されます。

2. コーデいいね

会員ユーザーが、スタッフによって投稿されたコーディネートに「いいね」を付けた、または解除したタイミングで、Shopify Flowへイベントが連携されます。コーディネート提案を実施するアパレルやインテリアブランドに最適とされています。

3. スタッフお気に入り

会員ユーザーが、特定のスタッフをお気に入りに登録した、または解除したタイミングで、Shopify Flowへイベントが連携されます。店舗スタッフによる接客ノウハウをEC上で展開しているブランドに適した機能とのことです。

これらのトリガーを使用することで、Shopify Flow上で顧客タグの自動付与、メール配信、セグメント作成、クーポン発行など、さまざまな自動アクションへ接続することができます。

※各トリガーの利用には、対応するLEEEP機能の契約が必要となります。

実際の活用シーンについて

アイテムお気に入りを起点とした活用シーン

ユーザーが商品をお気に入りに登録したタイミングで、該当する商品カテゴリに対応した顧客タグを自動付与します。その後、同じカテゴリの新作入荷時や再入荷時に、対象となる顧客へ自動的にメール配信を行うといった運用が実現可能です。

商品単位での関心の蓄積をCRMに直接反映できることから、購入実績がないユーザーに対しても、関心に基づいたコミュニケーションを設計することができます。

コーデいいねを起点とした活用シーン

ユーザーが特定のコーディネートに「いいね」を付けた際に、そのコーディネートを構成する商品の在庫状況に応じたフォローメールを自動配信します。再入荷時の通知や、関連するスタイルの提案など、スタイル単位での関心を起点とした提案運用が可能になります。

商品単体ではなく「組み合わせ」への関心を捉えられることから、ブランドの世界観に沿った提案を継続的に届けることができます。

スタッフお気に入りを起点とした活用シーン

特定のスタッフがお気に入りに登録された際、そのスタッフ名を顧客タグとしてShopifyに自動付与します。その後、そのスタッフの新着投稿や新作着用コーディネートが公開されたタイミングで、スタッフ単位での新着案内や優先案内メールを自動配信することができます。

店舗で生まれている「指名買い」のような関係性をEC上のCRMとして資産化することで、属人的になりやすい接客の価値をオンラインでも継続的に届けることができます。

本機能によって提供される価値

本機能を導入することで、ShopifyでECサイトを運営する事業者は以下のような価値を得ることができるとしています。

購入前の関心シグナルをCRMに組み込むことができる

閲覧、カート、購入だけでは捉えきれないユーザーの関心を、施策の起点として活用することが可能です。

「商品」「スタイル」「人」という軸で関心を捉えることができる

それぞれの軸に応じたコミュニケーション設計が可能になります。

ノーコードで運用構築が実現できる

Shopify Flow上の設定のみで完結するため、開発工数を必要としません。

今後の方向性について

LEEEPは今後も、Shopifyをはじめとする主要なECプラットフォームとの連携領域を拡大し、EC事業者が日々の運用の中でLEEEPに蓄積されるデータを最大限に活用できる環境づくりを推進していくとしています。

今回提供を開始したお気に入り行動以外の顧客行動データについても、順次連携の対象を拡大していく予定とのことです。今後もブランドの世界観の表現と、データに基づく顧客運用の両立を支援するプラットフォームとして、進化を続けていくということです。

LEEEPのサービス概要

「LEEEP」は、ブランドの世界観と顧客体験を統合デザインし、ECを「共感と没入の体験」へ進化させるプラットフォームです。UGC(ユーザー生成コンテンツ)、レビュー、動画、ウェブ接客など多様な機能でブランドの魅力と信頼を引き出します。2,000以上のECサイトで導入されており、ノーコードで誰でも簡単にブランド体験を高めることができます。

LEEEPの主な特長について

多彩なコンテンツでEC体験をリッチ化

UGC、動画、ウェブ接客、レビュー等のコンテンツを活用し、ECサイトのコンテンツをリッチ化します。注文率、滞在時間、注文単価の向上を実現します。

ノーコードで簡単導入と運用が可能

専門知識がなくても簡単に導入することができます。シンプルで直感的な管理画面により、少人数のチームでも効率的に運用でき、運用コストを大幅に削減することができます。

複数の顧客接点をLEEEPで一元管理

UGC、動画、ソーシャル、レビューなど、ECに必要な顧客接点をLEEEP一つで統合管理します。コンテンツ運用やデータ管理をスムーズにし、ブランド体験を継続的に磨いていける環境づくりを支援します。

出典元:株式会社REGALI

Amazon Payを取り巻くEC決済の動向と実態