
株式会社NEXERと東京不用品回収ドドが、全国の男女500名を対象に「新生活が落ち着いた頃の不用品意識」に関するアンケート調査を実施しました。調査期間は2026年4月13日から4月26日で、インターネットによるアンケート形式で行われました。
4月は引越しや進学、就職や転勤といった人生の転機を迎える方が多い季節です。新しい環境に徐々に馴染み、日常のペースが安定してきたタイミングで「結局これは使わなかったな」と感じるアイテムが出てくることは少なくありません。
新生活の準備段階で持ち込んだはずのモノが、実際に暮らし始めてみると出番がないという経験は、引越しをした方にとって身近なケースと言えます。
この記事の目次
4人に1人が新生活で不用品の増減を実感
まず、新生活をきっかけに不用品が増えたり減ったりした経験の有無について質問したところ、「ある」と回答した方は25.8%、「ない」と回答した方は74.2%という結果になりました。
約4人に1人の方が、新生活というタイミングで持ち物の増減を実感していることが明らかになりました。引越しや進学といったライフイベントは、所有物を見直す自然な機会になっているようです。
67.4%が引越し時に使わなかったモノを経験
次に、新生活で不用品の増減を経験したと答えた方を対象に、引越しの際に「持っていったけど結局使わなかった」モノの有無を尋ねた結果が公開されています。
その結果、「ある」と回答した方は67.4%、「ない」と回答した方は32.6%でした。荷造りの時点では「使うかもしれない」と考えて荷物に入れたモノでも、新しい生活では意外と活躍する場面がないことがわかります。
使わなかったモノの第1位は「洋服・ファッション小物」
引越しの際に「持っていったけど結局使わなかった」モノがあると答えた方に、具体的にどのようなモノだったかを質問した結果が発表されています。
最も多かったのは「洋服・ファッション小物」で51.7%という結果になりました。続いて「食器・キッチン用品」が31.0%、「本・雑誌」が29.9%となっています。
半数を超える方が、最終的に袖を通すことがなかった服や使用しなかった小物を抱えていたことが判明しました。衣類は季節によるものや流行の影響を受けやすく、引越しのタイミングでは意外と使わないアイテムになりやすい傾向があると考えられます。
55.0%が生活が落ち着いた頃に不要なモノに気づく
続いて、新生活で不用品の増減を経験した方に、新生活が落ち着いた頃(1〜2ヶ月後)に改めて「これは要らない」と気づいたモノの有無を尋ねた結果が公開されています。
その結果、「ある」と回答した方は55.0%、「ない」と回答した方は45.0%でした。半数を超える方が、引越し直後ではなく生活のリズムが整ってきた段階で「これは不要かもしれない」と気づいた経験を持っていることがわかりました。
引越し当日や翌日は荷物を収納することで精一杯になりがちですが、1〜2ヶ月が経過して生活の形が見えてくると、ようやく必要なモノとそうでないモノの判断がつくようになるようです。
使わなかった理由の第1位は「念のため持っていったから」
次に、新生活が落ち着いた頃に「これは要らない」と気づいたモノがあると答えた方に、持っていったのに使わなかった理由を尋ねた結果が明らかになっています。
最も多かったのは「念のため持っていったから」で57.7%という結果になりました。続いて「もったいなくて処分できなかったから」が32.4%、「新生活では使う場面がなかったから」が29.6%となっています。
半数を超える方が、明確な使用目的があるわけではなく、いわば保険のような感覚で荷物に加えていた様子が伺えます。「念のため」と「もったいない」という2つの心理が、引越しという限られた時間の中で「とりあえず持っていく」という判断を後押ししているようです。
約58%がモノの持ち方や買い方の意識が変化
最後に、新生活で不用品の増減を経験した方に、新生活をきっかけにモノの持ち方や買い方の意識が変化したかを質問した結果が公開されています。
「とても変わった」と回答した方は17.8%、「やや変わった」と回答した方は40.3%となり、合計で58.1%の方が新生活を契機に意識の変化を感じていることが判明しました。一方で「あまり変わらない」が33.3%、「まったく変わらない」が8.5%という結果でした。
引越しという出来事は単に住む場所が変わるだけでなく、自分にとって本当に必要なモノは何かを考える契機にもなっているようです。
では、具体的にどのような形で意識が変化したのでしょうか。どのように変わったかを具体的に尋ねたところ、以下のような回答が得られたとのことです。
具体的な意識の変化について
- 不要なものが結局は多いので、あまり買わないようになりました。(30代・女性)
- 物がありすぎると処分に困る。(30代・女性)
- 実家で家族で住んでいた時に必要だった物と、一人暮らしで必要な物は違う、という意識の変化。(40代・男性)
- 引っ越しても段ボールからなかなか出さないものは結局荷物になるということ。(40代・女性)
- 捨てられずに持って行っても、新しい場所では今までなかった店を見つけて新しい物が欲しくなる。(50代・女性)
- 捨てすぎて、いるものまで手放して、後で買いなおそうとしても、どこにも置いてなくて後悔した。(50代・女性)
「あまり買わないようになった」「処分に困る」など、モノを増やさない方向への意識変化を語る声が多く見られます。実家での暮らしと一人暮らしの違いに気づいたという声や、段ボールから出さないモノは結局荷物になるという実感も印象的です。
一方で「捨てすぎて後悔した」「新しい場所では新しい物が欲しくなる」という声もあり、引越しが自分とモノとの関わり方を見つめ直す機会になっていることが伺えます。
まとめ
今回の調査結果から、新生活で不用品の増減を経験した方のうち67.4%が「持っていったけど結局使わなかったモノ」を抱えており、その第1位は「洋服・ファッション小物」であることが明らかになりました。
また、55.0%の方が新生活が落ち着いた頃に改めて「これは要らない」と気づいた経験を持ち、その理由としては「念のため持っていったから」が最も多く挙げられています。新生活を契機に約58%の方がモノの持ち方や買い方の意識に変化を感じており、引越しが暮らし方そのものを見直す契機となっている様子が伺えます。
出番のないモノを思い切って手放すことで、これからの暮らしがより軽やかになるかもしれません。手に余るモノが出てきた際には、不用品回収サービスの活用も検討してみてはいかがでしょうか。
出典元:株式会社NEXER












