
ソニー株式会社のエンタープライズソリューション事業部は、独自のAI測位ソリューションを活用した屋内行動分析プラットフォーム「NaviCX(ナビックス)」において、オプション機能となる「分析可視化ツール」のアップデートを実施したことを発表しました。

同ツールは、屋内における来店客や従業員の行動データを高度に活用できるBI(ビジネスインテリジェンス)ツールとして機能し、快適な店舗環境の構築や店舗運営業務の効率化をサポートするものです。
大幅に刷新されたユーザーインターフェース
今回実施されたアップデートでは、ユーザーインターフェースの大規模な刷新が行われ、操作性と分析機能が大幅に強化されました。来店されたお客様の店内における動線や、売り場間の関係性を把握しやすいダッシュボードが拡充されており、店内の状況をより円滑に把握することが可能となっています。

専門的な知識がなくても扱える直感的な操作性を実現したことにより、本部のスタッフだけでなく、現場の担当者も店内の状況をリアルタイムで確認することができます。誰もが使いやすいツールとして設計されており、店内における課題の抽出から販促施策の効果測定まで、迅速かつ確実に進めることが可能です。これにより、データに基づいた判断が容易になります。
NaviCXは、スマートフォンに内蔵されているセンサーと、ソニーが独自に開発したAIを活用した測位技術により、高精度な測位や「向き」の検出を実現しています。ソニーが提供するSDK(Software Development Kit:ソフトウエア開発キット)を自社のスマートフォンアプリに組み込み、測位対象となる人がアプリを起動するだけで、測位が可能になります。
特別な機器や大規模なインフラを必要としないため、初期投資や運用コストを抑えることができるという特長があります。
主な機能
屋内での現在地と向きの表示
スマートフォンアプリの画面上に店内マップと自分の位置をリアルタイムに表示します。これにより、目的の商品への到達がスムーズになります。また、従業員の商品補充業務などにも活用することができます。
売り場連動型プッシュ通知で販促強化
お客様の位置に応じて、クーポンやおすすめ情報を適切なタイミングで配信します。アプリの起動率向上や、いわゆる「ついで買い」を促進する効果が期待できます。
店内行動の可視化と分析
歩行や滞留に関するデータを蓄積し分析することで、売り場の回遊傾向や動線を把握することができます。人員配置やレイアウトの改善、新入社員教育など、店舗運営の効率化に幅広く活用することが可能です。
小売業界のDX推進を支援
ソニーは、今後もNaviCXの提供を通じて、小売業界におけるDX推進と新たな顧客体験の創出を支援していくとしています。屋内行動分析プラットフォームとして、来店客の行動データを詳細に分析できることで、店舗運営の最適化やマーケティング施策の効果向上に貢献することが期待されます。
分析可視化ツールのアップデートにより、より多くの企業が手軽にデータ活用を進められるようになり、データドリブンな店舗運営の実現が加速すると考えられます。
出典元:ソニー株式会社













